表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
594/617

「最後の詰め?とオオシマ2」


 「いいかな。

 まず、

 アユメが

オオシマとみんなの前でもとこ先生を真似て話しをしたとき、

 オオシマはもとこ先生が生徒を皆殺しするのはやめて、

 せめて、

 もとめ先生だけにしたらどうかとか、

警察は甘くないとか言って、

 もとこ先生の計画を必死で止めようとしていたよな。

 だけど、

 生徒皆殺しというのが、

 もとこ先生、もとめ先生、オオシマによる単なるサプライズだとしたら、

 あのやりとりはオオシマからすると芝居のつもりだったということになるよな。

 さらに、

 オオシマからすると、

 あのやりとりが芝居である以上、 

 誰かがあのやりとりを聞いていると思って話しをしていたワケだよな」

と、

 永久がそこまで話すと、

 「そうか! 

 俺にもわかりかけてきたぞ」

と、

 急にホウセイが話しに割り込むように声を出したので、

 今の永久の話しを聞いても実は何もわからなかった木太郎が、

 鼻をほじりながら、

 「ホウセイ!

 俺だってわかってきたんだよ。

 だけど、今、永久が話している途中なんだから、

 話しに割り込むなよな」

と、

 見栄をはって、嘘を言って、ホウセイを制止してから、

 「永久、ホウセイは無視して、

 推理を続けろよ」

と、

 偉そうに言ったのだった。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ