表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
525/617

「フォルダとホウセイ宛の文書ファイル」


 解凍したtestフォルダを開くと、

 その中には、

 houseikunheというタイトルの、

ひとつのワード形式のファイルと、

 maruhi1から3

というタイトルの3つのフォルダが入っていた。

 「やっぱり、

 ホウセイにあげる予定のSDカードだったのか」

 木太郎は後ろから覗き込みながら、

鼻をひくひくさせてつぶやくと、

 ホウセイは、

 ふーと一呼吸おいてから、

 まず、

 自分宛のワード形式のファイルを開いたのだった。

早速、

 ホウセイはそのファイルの中の文書を読み始めた。

 そんなに長い文章ではなかったので、

 後ろから覗き込んでいた、

 木太郎も、

 永久も、

 すぐ読めた。

 そして、

 文章を読み終えたホウセイは他の3つのフォルダを開こうともせず、

黙り込んだまま俯いていた。

 後ろにいた木太郎も、

 「いったい、

 これは...」

と言って口籠もった。

 そして、

 永久は、

 「まさか、本当の悪魔は...。

 おい、気落ちしないで、フォルダの中身を見るんだ。

 おい、

 ホウセイ!」

と、

 永久にしては珍しく大きな声を出したのだった。





評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ