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「のんきな奴らと露店風呂」



 木太郎、ホウセイ、おちたの3人は、

露天風呂から上がると、食堂で、コーラを飲み、

オオシマに作ってもらったアイスクリームで

できたデザートをほおばっていた。

 「いやー、ここは天国だ。風呂はあるし

おいしい食べ物はある。それに」

 3人はそれぞれ姉妹の顔を浮かべ、

にやつく。

 もとこの話では、

授業に差し支えなければ自由に

この食堂やリビングを使っていいという。

 さっきのように、

オオシマさんが声をかけてデザートももって来てくれる。

 キッチンの冷蔵庫や棚には、

他にも飲み物もお菓子も大量にあり食べ放題だという。

 カップラーメンなら自分でお湯を沸かして食べてもいいという。

 試験も思った以上に簡単だし、

楽しくてたまらない。

 しかも、

時折、妹のもとめがやさしく声をかけてくれる。

 3人は

アスカが地獄に落ちるかもしれない

というのにデザートを食べながらのんきに笑っていた。

 「ねえ、露店風呂どうだった?」

 ヒトメたちが入浴の準備をして、

くつろぐ木太郎たちに訊く。

 「もう最高。

 これからもう一回入りたいくらいだよ。

 マッサージ機もおいてあるよ。

 それから、

風呂上がりのオオシマさんのデザートも最高。

 ここは天国だよ」

 木太郎は呑気そうにいう。

 「じゃあ、早く行こう」

 アユメが言うと、

 「じゃあ、レイカもチウメも誘って来ようよ」

とヒトメが言うと、

 「うん、みんなで入ると楽しいよ、

風呂も凄く広いしね」

 おちたが言う。

 しばらくして、

アユメ、チウメ、ヒトメの三人が戻ってくる。

 「チウメちゃんは」

とおちた訊くと、

 「今日はやめておくだって、

付き合い悪いよね」

とヒトメが言うと、

 「じゃあ、私付き合おうか」

と後からもとこが顔を出した。


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