表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
263/617

「木太郎しかいない?」


 「うーん、残念だな!

おちた。

 あの芝居は、

 俺のアイデアで、

 誰からもアドバイスは貰っていない。

 まあ、

 信じて貰えないならしょうがないけどな。

 たしかに、

 おちたの推理のとおり、

 俺の発案がないと、

 ナイフのすり替えだけでは、

 もとこを殺せなかったよなあ。

 でも、

 俺はずっと木太郎といたし、

 誰とも相談はしていない。

 本当だ」

と、

 ホウセイは平然と答える。

 「じゃあ、

 ここに犯人がいるとしたら、

 木太郎くんしか残らないんじゃなーい?」

と、

 アユメが半分ふざけた言い方をする。

 「それなら意外性充分だな。

 探偵イコール犯人みたいで」

 ホウセイがそう言って苦笑いすると、

 「バレたか、俺だよ! 黒幕は」

 木太郎は、まったく、うろたえず、

 冗談を言う余裕がある。

 「何だ?

 また、フリダシ?

 あー、そうだ!

 犯人は、

 あんた、

 アユメじゃないの?」

 今度は、

 アスカがアユメの方を見ながら、

 突然変なことを言いだした。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ