表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
251/617

「ナイフ?」


 「ちょっと待って」

 アスカは、

 木太郎が持っていた方のナイフ、

 つまり、

 もとこが隠していたナイフを見て、

 「アレ?」

と言って、

 床に刺す。

 そして、

その場にいる人間みんな唖然とする。

 そのナイフこそが偽物だったからだ。

 「どういうこと?」

 アユメが首を傾げると、

 「こういうことよ」

と、

 アスカも首を捻りながら答える。

 「うえー、危なかった!

 俺、危うく」

 木太郎はツバを飲み込む。

 「これも犯人の罠か?」

 ホウセイも首を傾げる。

 「あのもとこが偽物隠すかよ。

 偽物だったら、

 もっと

わかりやすいところに置いてあったんじゃないの?」

 木太郎は言う。

 「犯人は、

 あたしが考えていたように、

 本当は、

 正当防衛で殺す気だったのかしら?

 だから、

 偽物に予めすりかえたのかしら?」

 アスカがそう言うと、

 「じゃあ、

 犯人は、

 途中で、

 俺たちの偽装殺人計画を知って、

 もとこの殺し方を変えたということか」

 ホウセイが言って考え込んだ。

 「だとすると、犯人は」

 アスカはそこまで言いかけた。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ