「ずる賢いもとことピンチのおちた」
「えーそんな」
207号室行きのなくなっていたアスカたちが
文句を言うが、
「ルールは確かに今日だったもんね」と
ピンチのもとめがそう言うと、
207号室行きの可能性のある生徒たちも
「そうだ」
と言い、
「その方がおもろいじゃん」の
木太郎の一言で、
もとこの提案は了承された。
「じゃあ、気合いを入れないとね」
と
アスカがつぶやく。
「次、誰行く。アスカさん行く?」
「私行きます。
前のゲームから時間経ってますから
全部リセットでいいですよね。」
「いいわよ」
「じゃあ、マヌケ、
マヌケで可愛いヒトメ」
「何でよ。
私が強いの知ってるでしょ。
えー、
ヌリエでもとめ先生はやめてアユメ」
「私なの。リか?
リユウで、
にやけていた理由が今もわからないおちたくん」
おちたは、
何も言わずアユメをじろっと見る。
他方、
もとこともとめもおちたをじろっと見る。
「ユスリ、
何かユスリが得意そうなアユメさん」
「何でよ?
やっぱり何かあったんでしょう。
スケベ、
見かけによらず、
一番スケベはおちたくん」
「何でだよ。
スケベはホウセイか木太郎だろう」
と
おちたが言うと、
二人に羽交い締めにされる。
「いてー、わかった。
やめてくれ。
えー、
アユメさんは怖いので、
ケイジ、
推理力ならホウセイ、
これで俺を開放してくれ」
「甘いな。
おれをスケベと言っただろう。
イクジ、
子供を育てる方だよ。
でも、
違う意味でイクジのないおちたくん」
「また、
もう言わないから、勘弁。
クジラ、
クジラのようにでかいというのは嘘、
くそた」
「ふーん、ジコウ、
スケベにジコウはないよ、
おちたくん」
「またかよ。
もう勘弁。
コリス、
コリスのように可愛い、
ヒトメちゃん」
「ごますってもだめよ。
それに、
リね。
リコウ、
とてもリコウには見えないおちたくん」
「えー、何で」
おちたはバチがあたったのか、
この回は完全に狙われたようだった。