表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
166/617

「ゲーム再開前の出来事」


 「お待たせね」

 もとこが言うと、

 「ずいぶん長かったわね」

 もとめが言うと、

 「やっぱり大か」

 木太郎が言うと、

 「あんたじゃないんだから、

余計なこと言うと、あのことバラすわよ」

 もとこが木太郎ではなく、

 もとめの方を見ると、

 もとめはうつむく。

 「あのことって何ですか?

 おちたがにやけて戻ってきたことと

関係あるんですか」

 木太郎が言うと、

 「おちたくんにやけてたの」

 もとめがおちたを睨む。

 「何、いってんだよ。

 食堂に戻れたから安心したんだよ」

 「もとめ、

あのことバレたんじゃない」

 「もう、やめてよ」

 「あのことって」

 「やめてってば」

 もとめは

真っ赤な顔でもとこにきつい口調で頼む。

 「さあ、お遊びはここまで、

木太郎くんも余計なこと言わないこと」

 もとこはそう言うと、

 木太郎にウインクする。

 「はい」

 「じゃあ、続き始まるわよ。

誰からにしようかな」

 もとこは嬉しそうに

もとめと生徒たちの顔を見回した。




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ