表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
141/617

「ラストコンテストの結果発表2」

 「えーまずは、優勝候補かもしれない、4番です。

おめでとう!」

 相変わらずのホウセイ流だ。

しかし、

ヒトメがしゃべれないので、

少し盛り上がりに欠ける。

 「次はこれも優勝候補かもしれない7番、

おめでとう」

 女子たちはまだ表情にでない。

 「さあて、次も優勝候補かもしれない3番、おめでとう、

ここまで大接戦まだ複

数票はありません」

 「では、行きます。これも優勝候補かもしれない6番。

おめでとう、見事に割れてますね」

 「ケツじゃないんだから」

 木太郎が冗談を言ったが、まったくうけない。

 どうやら女子陣は今度は無口かつポーカーフェイスで通すことで

決めてるみたいだ。

 「えー、ヒトメさんよだれがひどいですよ。

アユメさんふいてください。

あれ、ハナクソも見えますよ」

 ホウセイがチャカすと、

 ヒトメが耐えきれず動きだしたところで、

椅子から転げ落ちてしまった。

 そして、ヒトメは顔から転んだので、

鼻をぶつけてしまったらしく鼻血を出していたので、

その顔にみんなは大笑いしてしまった。

 すると、ヒトメの目から涙がこぼれ落ちた。

 「あー、ヒトメちゃん可愛そうに、

だから仮面にしておけばよかったのに」

 木太郎は笑いをすぐ抑えてそう言った。

 アユメは慌てて、ヒトメを抱き起こすと、

顔を拭き、ハンカチをはずすと、

 「ちょっと、ヒトメを部屋に。ごめん、ヒトメ」

といいながら、

泣いているヒトメをヒトメの部屋に連れて行ってしまった。

 「ヒトメ!」

アスカも何故かその後を追いかける。

 「とんだハプニングですね。

しばらく中止しましょうか。

そうだ、先生、その間、今呼ばれた番号を

もう一度再現してくれませんか」

 ホウセイが言うと、男子陣は拍手した。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ