「衝撃のラストコンテスト1」
なんと画面にはお尻だけしか写っていなかった。
「先生、冗談ですよね」
おちたがいきなりの画面に思わず、
質問する。
「ピンポーン、永久くんのお尻です、
って言ってもらいたいワケ?」
と
もとこは永久の方を見て笑う。
「えー、これ、こんなにでかくないよー」
と
永久は画面を見ながら自分のケツを触る。
「永久、ケツを出せ」
くそたが言う。
「何いってんだよ?」
永久が真に受けてとまどってる姿に、
女子達は大笑いする。
「早くしろよ。
じゃないと脱がすぞ」
とくそたはからかう。
「違うよ。見ればわかるだろうが」
と言った後、
永久が追いかけるくそたから逃げ回る。
「はい、お遊びはそこまで。
で、
他の男子はどういう意見なの?」
もとこは笑う。
「くそた、
これは永久のケツじゃないよ」
と
ホウセイが言うと、木太郎も頷く。
「そうだろう。はー」
と
永久がホウセイと木太郎の後ろに隠れながら、
ため息をついた。
「ピンポーン。
ホウセイくん、木太郎くん、正解。
プラス各1、
くそたくん、マイナス1。
次のゲームでとっておくわよ」
と
もとこは笑った。