「平穏な合宿?」
もとめは207号室では、前日から何もなく終わったので、ほっとしていた。
そして、授業は不気味なくらいに普段どおり始まった。
もとこの最終授業が終わると生徒たちは拍手した。
「ありがとう!
最終試験は明日やりますが、
今日の夜は楽しくね!」
「料理の方は最終日なので
私達ががんばっておいしいの作ります」
ヒトメが調子よく言うと女子陣は頷くと
男子が拍手する。
すると、
アユメが手を挙げて、
「今日のコンテストで優勝者には
優しくて男らしい男子から
プレゼントくれると嬉しいんですけど」
とにっこりと笑いながら男子陣を見回して言うと、
「アユメちゃんの頼みだから、
俺はわかった。オタクらはどうする」
と
くそたが言うと
他の4人も
「俺も」
「僕も」とすぐ頷く。
「わーい、楽しみだなあ。
いいもの頂戴よ」
「どうせなら、まとめた方がいいよなあ、
オタクら俺の部屋に来い、審査の前に賞品決めようぜ」
と
くそたが言うと、
他の4人男子は頷く。
「先生が優勝してもくれるのよねえ」と
もとこが言うと、
「もちろんです」
木太郎がすぐ言う。
「木太郎くんは大金持ちだから期待してるわよ」
と
もとこが言うと、
女子たちも拍手をす。
すると、
木太郎は股間を掻きながら頭も掻く。
「じゃあ、一旦解散」
と
もとこが言うと、
もとこともとめは
自分の部屋に
女子はキッチンへ、
男子はくそたの部屋に
それぞれ別れていった。