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破軍のヘルメシヤ  作者: 三重野 創


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38/53

富野節だよ、人生は

《この、俗物が!》


「ガンダムってスゴい人気よねぇ」

 ハローデン王国まで、その名が轟いている。


「俺らはどっちかって言うとドラゴンボールだけど、そっちの可能性もありえたな」

 三重野先生の次回作に、乞うご期待。


「非暴力とかみな平等とか別に新しい考えでもなくて昔からあるだろ? ただ、いまの世界の荒れっぷりを見ると、ちゃんと取り締まる組織が機能してないと大変なことになるぞ」

 それらをも機能不全にするような謀略が、入り乱れている。


 刺激の強い物を排除、無菌状態で育った子らが、どのように成長するか。


「善人の顔したやつが金の亡者だったりするから、タチが悪いな」

 こころざしが良ければ、矢は飛んでこないと踏んでいる。


「あたしが前から疑問だったのが、『無理してやらなくてもいいのよ』って同情するんじゃなくて、『どうやったら出来るか一緒に考えようか』ってのが、本当の教育のあり方だと思うのよね」

 ハローデン国王も、娘を甘やかさない。


「いじめもさ、当然いじめたやつが一番悪いんだけど、世界で活躍する一流スポーツ選手や有名芸能人ですら、いじめに遭ってたりする。だからもう、むちゃくちゃなこと言うみたいだけど、戦うしかないんだよ!」

 ススムにもちょっかいを出してくる同級生がいたのだろう。


「アーミー、あなたの手にかかったら相手が可哀想だわ」

 本当に強い者ほど、優しさがある。


 ご老人が虐げられ、男女間でとめどない疲弊戦が繰り広げられている。正しい者が馬鹿を見、悪いやつらが我が物顔でのさばっている。


「こういう世界が正常なんだ、我慢して生きるのが大人なんだって言うんなら、そんな世界、ぶっこわれちまえばいいんだよ!」

 ミドルが地球に拳を叩き付けた。滝の水が、勢いよくほとばしった。








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