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破軍のヘルメシヤ  作者: 三重野 創


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水平思考で垂直歩行

「ちょっくらバイトに行ってくるぜ」

 ミドルはふところが寂しくなると、小遣い稼ぎに勤しむ。

「へえ、どんなバイトだ?」

 ススムも興味深く聞く。


「ああ、現場仕事だよ。いま建設ラッシュだし、肉体労働はなり手が減ってきたから銭になるんだよ」

「それはいいな! オレも行くぜ!」


 その頃、北伊勢タワーの着工が始まっていた。このあたり一帯には超高層建築物が無かったのだが、近年の首都移転により、畿央地区は活況を呈していた。これはそのシンボルタワーである。


 現場内での割り振りが決められた。ススムは地上での力仕事、これは適任である。一方ミドルはと言うと、すでに骨組みが出来つつあるタワーを上り下りして、細かい資材や道具を運ぶ仕事であった。


「お前大丈夫か?」

「平気です、親方! 高いところは得意です!」

 そう言うと、ミドルは、まだ骨組みしか出来ていないタワーを垂直に昇り始めた。

親方が目を白黒させている。


「ミドル、またレベルが上がったな! どういう原理なんだ?」

 ススムが駆け寄って声を掛ける。


「へへっ、帯電付着ってやつだよ。これはウィルの発明なんだ」

 ミドルは得意げだ。


「ふたりともがんばってるわね!」

 ウィルが冷たいスマックとアイス饅頭を差し入れにやって来た。






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