優しく花咲く凛の花
(一人の女性が、数多くの者達が旅立つ姿を駅舎から見届けていました。その女性の姿は、決して乗客達からは見えないものでした。その女性は、家族が帰って来るのを駅舎で歌を歌いながら待ち続けていました。これはとある美しい一人の女神のお話です)
春の目覚めに感謝して…
夏の輝き感謝して…
秋の紅葉に感謝して
冬の寒空感謝して
春の目覚めに感謝して
夏の輝き感謝して
秋の紅葉に感謝して
冬の寒空感謝して
命芽吹き生を称えん…
(優しい歌声を響かせながら、その女神は家族の帰りを待ち続けていました)
この作品は、White season of Loveの息抜きがてら書いた作品です。気楽にお読みくださいませ