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カタルシス

作者: Lilieen

濃い霧のなかで

涙が落ちるとき

道の終わりで

絶望の果てに

叫び


詩を書き終える前に


目を閉じているとき

耳をふさぐとき

世界の暗闇の中で

迷い、疲れた魂

呼びかける


詩を書き終える前に


あなたは誰ですか

魂は問う


詩を書き終える前に


鏡は影を映す

紅の色の花

形のない希望の光

手が亡霊をつかんでいる


詩を書き終える前に


影は魂を飲み込む

地平線の向こうの光

山の記憶に

水の反射で

隠れる


詩を書き終える前に


不安は心のうちにある

虚無は心事に響く

無力感が神髄を包む

持続しない


詩を書き終えるまでに


終わりのない響き

瞳の中淡い光

ただ記憶の蜃気楼

存在しないであろう物語


詩を書き終えるまでに

。。。

。。。

しかし、詩は関係させることができない

。。。

。。。

震える星明かりの中で

永遠の砂時計の中で

明るい朝が来た


未知なる感覚

聞き取れない音

見えないサイン

不滅の愛

途切れない明日

。。。

永遠の絆


沈まぬ太陽

そして、決して失わない希望

そして、漆黒の闇を切り裂く光

そして、明るい光線の流れ


日の出が故郷を呼ぶとき

空間と時間を離れる

物語が生まれ出た

持ち込むことで

最後のはかない言葉


生活


この詩が忘れ去られる前に

この詩がちりになる前に

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