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第18話:新たな出会いと別れを越えて

後書きと本文は

つながっていたり

つながっていなかったりします。

見てくださいね

「由来君、

それで罹依さんたちはどうしたんですか?」

「病院に行って

検査を受けたあと、今日は様子見で休みだ」

「…そしてこの人が‥」

「仙里だ」

「演劇部入部を‥」

「はい。

したいです!」

「私なんかが勝手に決めていいんでしょうか?」

「部長はお前だ」

「‥ええと。

仙里君もいいんですね?」

「はい。

よろしくお願いします」

「わかりました!

これで演劇部再興ですね!」

「あと顧問な」

「あ…忘れてました」

「ったく、本当に天然だな」

「天然…ですか?」

「ああ、天然だ」

「真顔でそう言われると少し落ち込みます‥

由来君、酷いです」

「‥俺も真顔でそう言われると少し落ち込むぞ」

「え、あ、

ごめんなさい!

私、本当は全然傷ついてませんから!」

「本当天然だよな」

「…やっぱり傷つきました」


「ところで、

知美も休みか?」

「さあ?

図書室でしょうか」

「ちょっと行ってみるか」

「あ、じゃあ私も行きます!」

「お前は仙里とここで待ってろ」

「え、でも‥」

「心配すんなよ。

すぐ戻るから」

「そうじゃなくて」

「ん、

じゃあ何だよ」

「仙里君いません」

「いない?

あ、確かに‥」

教室を見渡したが

確かにあの少し小さな姿は見えなかった

「‥まあ、待ってろ。

すぐ戻るから!」


図書室前

「ガチャガチャ。

あれ、開かないな」

「…どうかしましたか?」

「お前は?」

「あ、別に気にしなくていいですよ。

ただの通りすがりですから」

「そうか…

で、今日は図書室は

開いてないのか?」

「はい。

今日はなんでも、

ここのカギを持っている生徒さんが

休みみたいなんです」

「持って帰ったのか?、そいつ」

「詳しくは私も知らないんですが、

そうみたいです」

「ったく、

あきれたやつだな」

「フフッ!

人のことも言ってられませんよ、

3-Dの由来さん」

「何で俺の名前を!?」

「結構有名ですよ。

ただ、あまり近寄らない方がいいと聞いていたので、

良い噂ではないようですね。

でも会って思いました。噂とは違う人だということを」

「何でだ?」

「ん〜

なんででしょうか。

よくわかりません」

「ガクッ‥

…まあ、ありがとな」

「どういたしまして」


(図書室にいないってことは、

自分のクラスにもどったのか?)

そんなことを考えながら廊下を歩いていると、

向こうから古今がやってきた

「オッス!由来」

「……」

「無視すんなよ!」

渚:仙里君は一体

どこに行ったのでしょうか…

仙里:どうかしましたか?如月さん

渚:あ!

どこに行ってたんですか?

仙里:あ、購買の方

まで行ってました。

渚:購買ってそういえば、

行ったことがないです

仙里:じゃあ一緒に

行きますか?

おいしいものありますよ

例えば…

カレーパンとか

フライドポテトとか

あんパンですね

渚:あんパン!

好きなんです、あれ

仙里:ところでさっき

僕のこと捜してました?

渚:ん〜‥

忘れました!

それより早く

行きましょう!

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