公園の桜を追い越して…。
…すみません、スランプで時間が空きました…。
またお付き合いいただけると嬉しいです!
僕はリノンの手を引き、
大樹と待ち合わせをしている公園に向かう。
「ユウスケ、どこに行くの?」
「高台にある公園だよ。
そういえば、リノンとは始めていく公園かも?」
公園…と言えば、異世界のはざまデートを思い出す。
…あの時は僕が先走ってたからなぁ…。
情けない…。
「あれ?もしかしてお花見の花ってあの花?」
リノンは通り過ぎる公園の桜を指さす。
「そうだよ。
これから行くところは、もっと花が咲いてるところだよ。」
「あの公園も人たくさんだね。」
リノンが見る公園も人がたくさん居た。
これから行く公園は、桜でも有名なところなので、
僕は場所が取れるか心配になった。
「場所…取れるかな?」
「取れなかったら、さっきの公園でもよくない?」
「いや、せっかくだから、たくさん咲いてるところ
見せたいんだ。」
早く出たつもりだけど…。
近くの公園でもこの雰囲気だと、どうだろうか?
まぁ、行ってみてダメだったら、リノンの言う通り、
近くの公園にしようか…。
でも、せっかくだから、あの公園の桜を見せたい。
僕は足を速める。
「ユウスケ、早いよ?」
「ん…場所が取れるか心配になって…。」
「そう…じゃあ、急ぎましょ!」
リノンも少し駆け足をしてくれる。
「こうして歩いてるだけでも、お花いっぱいだね♪」
「このあたりは桜が多いんだよ。」
「…着く前に、お花見終わっちゃいそう…。」
「あはは…でも、先の公園はもっときれいだよ。」
時期的にはいい感じかな?
通り過ぎるところも、桜は満開だ。
まるで、リノンの合格を祝うかのように…。
「そういえば、公園で友達と待ち合わせしてるんだ。
是非リノンに紹介したい友達なんだ。」
「そうだったんだ?
もしかして、シーフさん?」
「…そうだよ…。
だから、エンカウントした理由とかも話さなきゃで…。」
「そっかぁ…。」
リノンは少し考えてから、僕に告げる。
「うん、そうじゃないかなぁ…って思って、
シルビィにシーフの装備準備してもらったよ?」
「ありがとう。」
…なかなかリノンも準備周到だな…。
「じゃあ、3人でモンスター狩る?」
「…いや、それは遠慮しとく…。」
でも、どうなんだろう?
僕一人でもエンカウントしてしまったし…。
大樹も鍛えるべきなんだろうか…?
「…大樹も…僕の友達も、一人でエンカウントしちゃうのかな…。」
「ん~、今は大丈夫だと思うよ。」
「…今は?」
「もし、ユウスケと同じレベルぐらいになったら、
引き寄せられちゃう可能性はあるかも?」
…そうなると、大樹を鍛えるべきか悩むなぁ…。
「リノンは…大樹…僕の友達を鍛えたほうがいいと思う?」
「念のため、そうしたほうがいいと思う。
ユウスケのお友達なら、私も一緒に戦ってくれると、
うれしいかも?」
「そうかぁ…。」
…すっかり大樹を巻き込んじゃったなぁ…。
今日話しをしてから、今後の事を考えようかな…。
「ユウスケ、もしかしてあの公園?」
「そうだよ。」
「すごい…いっぱいお花咲いてるね!」
リノンと僕は公園に入ると…。
「雄介!こっちこっち!!」
大樹は場所をとってくれてたらしく、僕たちを呼び止めてくれた。




