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大樹との約束

・・・・・

彼女、うちの学校に合格したよ。

春から同級生になるから、

その前に紹介するよ。

これから花見なんてどうだい?

・・・・・


僕は大樹に向けて、メッセージを送っていた。


・・・・・

そうか、昨日学校に来てたのは、

編入試験を受けてたんだな?

って、異世界から転入するのか?

花見OKだよ~。

・・・・・


・・・・・

父さんが色々取り計らってくれてね。

今日ちゃんと紹介するよ。

・・・・・


・・・・・

楽しみにしてるからな!

そうだ、お祝いに俺がおごるよ!

・・・・・


大樹も優しいところがある。

いい友達に恵まれたと思う。

…そうだ、昨日あまり事情話せなかったよな…。


・・・・・

…昨日はあまり話せなくてゴメン…。

・・・・・


・・・・・

いいよ。

今日も話せるところまで話してくれれば。

・・・・・


そう、大樹も巻き込んでしまったから…。

ちゃんと話しをしないと…。

なんていえばいいのかな…。


・・・・・

ありがとう。

じゃあ、待ち合わせはいつもの公園で。

・・・・・


僕は大樹と約束を取り付けると、リビングに向かう。


「母さん、これからリノンと花見行きたいんだけど、

いいかな?」

「いいわよ~。

制服とかは明日でもよさそうだから、

合格祝いに行ってらっしゃい!」

「ありがとう。」

「せっかくだから、これ、お小遣い。

それと、シートも持って行った方がいいわよ。」


僕は小遣いとピクニックシートを母さんからもらい、

準備を始める。


「そういえば、リノンは?」

「今日着ていく服を考えてるみたいよ?」


そんなにこだわらなくてもいいのに…と、思いながら

僕はリノンの部屋を見やった。


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