昨日の続き♪
「ユウスケ!待ってたの」
私は、ユウスケを見つけて声をかけた。
「あれ?
今日も外で待ってたの?」
「うん♪この服で出かけたかったの♪」
…まぁ、それ以外にもあるけど…。
「ちょっと公園までデートしよ♪」
「え?
あ、うん、いいけど。
荷物だけ置いてくるね。」
ユウスケは玄関にカバンを置いて、戻ってくる。
「いいよ。行こう。」
「うん♪」
私はユウスケの手をとり、公園に向かう。
「ねぇねぇ、この服に合う?」
「うん、似合ってるよ?」
「本当に?」
「うん。」
…本当に見てくれてるのかな?
私はユウスケの前に立ち止まった。
「ちゃんと見てる?」
「見てるってば!」
「うそ!
目をそらしてるじゃない!」
「…いや、その…この体勢だと…。」
ん?
ユウスケ赤くなった~☆
私はなんとなく、ユウスケの視線を追う。
…!?
「…えっち…。」
「いっ、いや、その…。」
…動揺してる。
たたみかけてみよっと♪
「…ユウスケになら、見られも平気…だよ?」
「!?」
おもしろ~い♪
動揺しているユウスケを見るのも
楽しいなぁ…。
…って、遊んでる場合じゃないか…。
「いこ!
ユウスケ!」
「…うっ、うん…。」
私はユウスケの手を引っ張る。
…ユウスケの手、温かくて汗ばんでる…。
なんか、うれしい♪
「着いたね。」
「うん、ここに用事があったの?」
「そうなの♪
昨日の続きをしようと思ってね♪」
「…昨日の…続き?」
私はにやりと笑う。
「…来るよ…ユウスケ…。」
そして、世界が割れる。