次は私の番…。
…やっと会えた…。
ユウスケに…。
私はユウスケに、抱き着いていた。
…頭も撫でてくれる…。
夢見てたの…こういうの…。
告白させちゃった日から…。
もう、ずっと…こうしてたいな…。
…ユウスケも好きって言ってくれた…。
私…日記とかじゃなくて…直に聞けてうれしかった…。
…また、涙が出ちゃうな…。
…今度は私から言ってみようかな…。
「ユウスケ…。」
「どうしたの?」
…ダメ!!
ユウスケの優しい声聞くだけで、涙が出ちゃう…。
…でも、私…こんなに会いたかったんだな…。
…。
「ねぇ、夢じゃないよね?」
「…僕も、夢見てるようだよ…。」
「…。」
「痛っ!
なにすんだよ!」
「夢じゃないか確かめた…。」
「そういうのって、自分をつねるんじゃないの?」
「…ユウスケ、夢覚めた?」
「…いや、痛かったよ…。」
…ユウスケ、消えないや…。
ううん。
頭、撫でてくれる感覚、伝わってくるし…。
「ユウスケ、暖かいね…。」
「うん…僕も…。」
…こんなに幸せ感じたことないなぁ…。
なんか、止まらない…。
…そうだ。
ちゃんと言わなきゃ…。
「ねぇ、ユウスケ…。」
「なあに、リノン…。」
「私たち…。」
「うん…。」
「私たちこれかも…。」
「うん…。」
…口が動かない…。
ユウスケもこんなんだったのかな…。
私も…勇気出さなきゃ。
「ねぇ、ユウスケ…。」
「うん…。」
「私たち、これからはずっと一緒だよね…。」
…言えた!
日記ではすんなり書いてたけど…。
言葉に出すって、難しいのね…。
「!?」
ユウスケが力ずよく抱きしめてくる…。
「うん、もうリノンのこと離さないよ…。」
…もう…だめ…。
涙がいっぱい出てくる…。
「ユウスケ、責任とってよね…。」
「もちろんだよ…。」
…私も、離さないよ…。
ユウスケ…。
…。
二人がいちゃついて、話しが先に進まない…( ;∀;)
よろしければ、生暖かく見守ってください…。