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…とても…怖かった…。

泣きじゃくる私…。

ユウスケの両親が「少し落ち着いておいで…。」って、

優しく言ってくれて…。

今は、ユウスケの部屋。


「…怖かったよぉ…。」


ユウスケに抱き着く。

…本当に怖かった…。

こっちの世界にきて、居場所がなくなるんじゃないかって…。

あっちの世界を捨ててきた覚悟…。

でも…怖かった…。

けど、ユウスケの両親もわかってくれた…。


「…うれしかったよぉ…。」


…私は言葉が漏れるまま、ユウスケに伝える。

ユウスケは黙って、私の頭を撫でてくれる。

本当はずっと寂しかった…。

ユウスケと出会えたけど、また離れ離れになる…。


「…寂しかったよぉ…。」


また、声が漏れる。

涙が止まらない…。


「リノン…ありがとう…。」


ユウスケの優しい言葉…。

逆にたくさん流れる涙…。

もう止まらない…。


「ユウ…スケ、ユウ…ス…ケ…。」


…もう、声もまともに出せない…。

…このまま泣こう…。

ユウスケの腕の中…心地いい…。

ゆっくり…ゆっくり…。

ゆっく…り…。


「すぅ…。」


私はそのまま寝てしまった。

なんだか暖かい感触で持ち上げられて…。

…なんだか暖かい…気持ちいい…。


「大好きだよ…ユウスケ…。」


私は、夢見心地でつぶやいてた。


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