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鈴木一族の陰謀  作者: 仲山凜太郎
13/13

【13・素晴らしき学園生活】

 鈴木家の庭。田中一族と鈴木一族の見守る中、距離を置いて鈴木真と鈴木喬太が向かい合っていた。

「喬太さん、真。準備はいい?」

 紅葉の声に、量産型戦闘電動自転車に跨った二人が手を挙げる。二人とも傷だらけで、先日、ようやくベッド生活から解放されたばかりだ。車体の横には、それぞれぐるぐる巻きで固定された鈴木弦間と田中直線の姿。バランスを取るため、反対側には重りをつけている。

「でも、本当にこれで元に戻るの?」

「わしの計算では成功するはずじゃ。ひゃはひゃは」

 胸を張り笑う田中秀和の姿に、

「秀和の計算なら間違いない!」

「田中一族の計算など信用できるか!」

 縛られたまま直線と弦間が叫ぶ。この二人、未だ中身は入れ替わったままだ。あの後、ようやく事態を理解した二人はどうしたら元に戻れるかを考えた。さすがの弦間も、この入れ替わりを直すのが最優先だと認めざるを得なかった。

 それからいろいろ研究した結果、田中秀和がもう一度二人を同じ角度で頭をぶつけ、もう一度入れ替わりを起こす方法を提案した。一度入れ替わりをしているだけに、前回よりも少ない衝撃で入れ替わりが起こるはずだ。そして彼の計算では、ちょうど時速100.46495963キロで激突させれば綺麗に入れかわる。

 かくして、その実践がこれから行われるのである。

「スタート!」

 二人が全力で戦闘電動自転車をこぐ。加速力に特化した、この実験用に改造されたものだ。一度時速100.46495963キロになると、それで三十秒間固定されるようになっている。この間に両者の頭をぶつけようというのだ。

「マコト、ガンバレーッ!」

 田中セレナーデが大きく手を振る。先の戦いから、真はすっかり彼女に気に入られてしまった。

「指定速度に到達。固定時間カウントダウン開始」

 固定された速さで、二台の戦闘電動自転車がすれ違う。ちょうど縛り付けられた弦間と直線の脳天をぶつける形で。

 鈴木家に空っぽの鍋をぶつけ合うような音が響く。

 こうして、二人はめでたく元に戻った。投票日当日の朝だった。


 討論会の騒ぎから一週間、生徒会選挙は無事投票が行われた。式典実行委員会を始め、新聞部、放送部など選挙に何らかの形で関わる生徒にとって、この一週間は学園生活一年分にも匹敵するような忙しさだった。

 この一週間の選挙活動は高橋一族と渡辺一族の争いと言って良かった。何しろ、鈴木弦間、山田軍平、田中直線と他の一族代表を含む候補者のほとんどが戦いにおける負傷(約二名は精神交換)のため、選挙活動ができなかったのだ。さすがに原因が原因だけに、一佐も舞華もそれを無責任と責めるようなことはしなかった。

 もっとも、争いと言っても終始高橋一佐がリードした。山田一族の協力が大きかったのだ。両一族の協力に渡辺舞華が気づいた時にはもう遅かった。

 今まで選挙に興味の無かった生徒も目を向け、九十八.九%という御代氏学園史上最高投票率を記録した。

 開票の間、立候補者たちは一族ごとに別れて式典実行委員会からの当選確実の使者を待つことになる。

「確定でました」

 佐藤花崗が山田一族の控え室に入り、メモを開いて読み上げる。

「山田軍平、書記の当選確実です!」

 拍手の中、包帯が完全にとれていない軍平が立ち上がって周囲の山田一族に礼をする。

「おめでとうございます」

 花崗が彼に歩み寄る。本来ならここで握手を交わすのだが、代わりに軽くキスをした。途端、周囲に歓声が上がる。その映像は校内放送で流れ、二人は学園公認の仲になった。


 鈴木一族の控え室では、弦間が腕を組み、いらだちのオーラを巻き散らかしていた。既に落選となった聖人は却って楽になったのか、のんびりコーヒーをすすり、タブレットで成人漫画を読んでいる。

「これは式典実行委員会の陰謀だ。喬太も花崗もあそこのメンバーだからな」

「無茶言わない」

 紅葉がソロバンを弾きながら答える。

「場の空気発生マシンの件で選挙失格にならなかっただけでもありがたいと思うべきです」

 場の空気発生マシン計画の全容が紅葉や真の口から明らかにされると、鈴木一族の支持率は急降下した。その上、弦間と直線の精神を戻すことを優先したために、それに対する対抗策を何も打ち出せなかったのだ。

 鈴木弦間たちの立候補資格が剥奪されなかったのは、当事者が精神入れ替わりのため事情聴取どころではなかった上、討論会とスーパー鈴木ロボとの戦いの後始末を優先させたためだ。もちろん、関係者が弦間たちの当選確率ほぼ0%と判断したことも理由にある。

 弦間たちの処分はまだ検討中だ。生徒たちがこぞって「自分は場の空気なんかに影響されていない。他の奴らはともかく、自分はそんないい加減な人間じゃない」とこぞって主張したため、選挙工作の立証は難しいとされている。その上、大洋が裏で動いており、処分はみんなが思っているほど重くはならないだろうと予測された。

 ドアがノックされ、喬太が入ってきた。

「怪我人が何の用だ?」

「俺を誰だと思っている。式典実行委員会だぞ。当確の報告に決まっているだろう」

 まさかとばかりに弦間が立ち上がる。

「それでは」

「そういうことだ。鈴木弦間」

 控え室に、弦間の勝利の笑いが轟いた。

「落選確実だ」

 ガーン! 弦間がずっこけた。

 ちなみにこのガーンは弦間のショックを表した効果音ではない。後ろの女子がうっかりアルミ製のお盆を床に落としてしまった音だ。

「なんだそれは!」

「未開票分が全てお前の票だとしても、二位には届かないことが明らかになったからな。落選確実だ。単純計算でも、鈴木一族でお前に入れたのは一割以下だな」

「そんなもの、わざわざ報告に来るな!」

「気にするな、ただの嫌がらせだ。それに、当確の報告というのも本当だ」

 喬太はポケットからメモを取り出し、広げた。

「鈴木紅葉、会計の当選確実です」

 紅葉の珠を弾く指が止まった。

 その後、会長への投票結果が明らかになった。


●御代氏学園生徒会選挙最終結果

 会長  高橋一佐(二年・男)

 副会長 渡辺舞華(二年・女)

 会計  鈴木紅葉(一年・女)

 書記  山田軍平(二年・男)


「あれだけ騒ぎがあったにしては、見事なまでに面白みのない結果になったな。各一族で一人ずつ。しかもみんな本命が当選。選挙中が波乱ずくめだったから、結果ぐらいは落ち着きたかったのかもな」

 夕方、喬太は式典実行委員会として、あちこちに設置されていた選挙用ポスターなどの撤去をしていた。

 委員会の一人が木製の掲示板を壊そうとすると

「出来るだけ丁寧に撤去してください。ポスターを綺麗に剥がせば使い回し出来ます。角材と板とに分解して」

 紅葉の注意が飛ぶ。会計として当選した彼女は、さっそくその手腕を発揮し始めていた。

「せこいですよ。こんなのゴミ扱いで良いでしょう」

 思わず愚痴を言う委員にも

「これから体育祭や文化祭があるんです。使い道はいくらでもあります」

「ポスターを剥がした後が汚いですよ」

「裏は綺麗ですし、色を塗れば良いんです。見えないところの補強に使うのならば多少の汚れは気になりません。何ヶ月も置いておくわけじゃありませんし、廃棄処分は秋のイベントが終わった後でも遅くないです。

 各候補の選挙時の公約を忘れたわけではありませんよね」

 それは喬太もハッキリ覚えている。どの候補も生徒受けを狙ったのか、実行となるとやたら金がかかりそうな企画を立てていた。

「せっかくのイベントですから、使うところは使います。けれど、節約すべきところは節約します」

 他の委員達と顔を見合わせ、喬太は苦笑いした。

「さっそく始めてるね」

 山田軍平が花崗と共にやってきた。

「派手にするのは良いですけれど、予算オーバー、学園債発行前提の企画は通しませんから」

「一佐と舞華の困る顔が目に浮かぶよ。生徒会役員には君が最初で最大の障害になりそうだ」

「会計は生徒会のATMじゃありませんから。あたしは兄様以上に手強いですよ」

 笑う喬太に、花崗がそっと寄ると

「良い顔するようになったわね。彼女も君も」

「そうですか?」

 花崗は笑って式典実行委員の顔になり、今後の撤去作業について指示を出し始めた。

 次の現場に行くため喬太達と別れる軍平と花崗。寄り添って歩く二人の後ろ姿は完全に恋人だ。

「先輩達、すっかりよりを戻しちゃったな」

「いいなぁ」

 紅葉はそっと指を自分の唇に当て

「喬太さんも、当確連絡の時にキスしてくれたら良かったのに」

「あいにく、俺にそんな度胸はない」

「意気地なし」

 むくれる紅葉がそっと喬太に身を寄せた。作業をしていた一般委員達がこの様子に

「やってらんね」

 とばかりにげんなりとなった。


 やっと作業を終えた時には、あたりはすっかり暗くなっていた。

「お疲れ様です」

 校舎から出てきた喬太を紅葉が出迎える。

「待っていることはなかったのに。明日から忙しくなるんだろう」

「だからです。喬太さんと過ごす時間が取りにくいから」

 少しむくれた顔を見せる。学園に来たばかりの喬太なら、その背後に恐怖も感じたろうが、今はただ愛しく思えた。

「そんなことはないぞ。学校のイベントで何かあれば言え」

「何かって?」

「式典実行委員会は、選挙中は立候補者とは距離を置かなければ駄目だけど、それが終われば、今度は式典成功のため、生徒会の手駒になって働くもんだ」

「でも、喬太さんは人手不足だからの臨時委員でしょ」

「昨日、正規の委員と連絡して交代してもらった。次の体育祭から、正式に式典実行委員として生徒会のサポート役だ。体育祭、文化祭、球技大会に学園クリスマスパーティ、やることは山ほどある」

 笑みを向ける彼に、紅葉が潤んだ瞳を向けてくる。

「喬太さん」

 抱きついてくるのかと、反射的に喬太は手を広げたとき

「誰か助けて!」

 上の階から助けを求める声。

「この声は、真?」

 何だとばかりに階段を見ると、ちょうど田中セレナーデが鈴木真をひっぱって降りてきたところだった。

 喬太達に気がついたセレナーデが

「良いところへ。二人も来まスカ?」

「どこへ?」

「田中一族の打ち上げパーティデス。団長が戻ったのと選挙の慰労パーティとその他いろいろデス。マコトの紹介もありマス」

「真の紹介?」

「決めました。マコトはセレナのダーリンです!」

 幸せ一杯の笑顔で、セレナーデは真の顔を自分の胸に押しつけた。

「いや、いきなりそんなこと。セレナーデ、落ち着いて話を」

「落ち着いて考えた結果デス。さぁマコト、行きまショウ」

「いきなりダーリンなんて言われても」

「嫌ですか。だったら真がセレナのダーリンになるんじゃなくて、セレナが真の嫁になりマス」

「同じだーっ!」

 大柄な真の体が全力で反対側に走ろうとしても、セレナーデは苦も無く彼を引きずっていく。この力は紛れもない田中一族だ。

 二人の後ろ姿を見ながら、喬太は

「真……災難なのか幸せなのか……」

 つぶやいた。どうも彼の姿は、学園に来たばかりの自分と重なってしまう。

「幸せですよ。ほら、好きな人を手に入れようとする女性の姿って、素敵だと思いませんか。前のあたしみたいに」

 紅葉がセレナーデの後ろ姿を指さすと

「真……成仏しろ」

 そっと喬太は手を合わせた。


 校舎を出ると、正門に向かって歩く喬太は、そっと周囲を伺い、辺りに誰もいないのを確かめる。

「どうしたの?」

「ちょっと」

 紅葉の手を取り、森の小道に入っていく。

「このルート、覚えているか?」

「え?」

「俺が初めてここに来た時、お前が案内してくれた道だ」

 言われて紅葉も気がついた。

 二人はちょうどあの時の道をたどるように、校舎脇に出る。違うところは、あの時は昼間だったが、今は夜ということだ。

 校舎に寄り添うように立って、紅葉は頬を赤らめた。ちょうどここで、彼女は喬太にキスをせがんだのだ。

「紅葉……」

 喬太はいきなり彼女を抱き寄せた。

「……ちょっと……あの続き、していくか……」

 彼にとっても一大決心のセリフなのだろう。かなり音程のおかしなセリフだったが、その意味はしっかり彼女に伝わった。

 喬太に寄り添い、紅葉は彼の顔を見たままそっと唇を半開きにして目を閉じた。

 その肩を不器用に抱きしめ、喬太は若干強張った表情で自分の唇を彼女のそれに近づけていく。

 と、いきなり二人を眩しい光が照らした。

「貴様らぁ、そんなところで何をしている!」

「弦間!?」

 屋上から強力なライトで二人を照らしているのは、逆光でよく見えないが紛れない鈴木弦間だった。

「ここまで再現しなくて良いのに」

「兄様、せっかく良いところだったのに、邪魔しないでください! どうしてそんなところにいるんです!?」

「決まっている。学園を見下ろしながら次の野望を考えていたのだ! 紅葉、お前こそ何だ。仮にも生徒会役員が、こんなところで破廉恥な……お前が悪い!」

 喬太を指さし

「鈴木一族の天罰を食らえ!」

 一抱えもある黒い球を掲げ、二人に向かって放り投げた。よく見ると玉には導火線がついていて、それがバチバチ火花を上げて燃えている。

 たまらず喬太は紅葉を抱えて逃げ出した。

 落下した玉が爆発! 周囲に爆音と七の光の花を描き出した。

「また花火かよ?」

「イベントの締めくくりは花火と決まっている!」

 弦間は屋上から飛び降りると、そのまま二人の前に着地した。彼の全身は、見覚えのある戦闘電動自転車の装甲で覆われていた。さきほど二人を照らしたのも、装備のライトだ。

「ちょうどいい、先ほど強化改造を終えて出来上がった、この弦間専用戦闘電動自転車Ⅱのテストをしてやる」

「テストだったら準備期間をくれ。中間試験にも期末試験にもあるだろう」

「これは抜き打ちテストだ!」

 弦間が身構えた時、どこからともなく笑い声が聞こえてきた。

「むぅ、この偉そうな上から目線の笑い声は」

「佐藤の名字は正義の証!」

 月をバックに宙を舞い、弦間の前に降り立ったのは

「佐藤一族学園部隊長、ジャスティス佐藤! この前は戦えずに失礼した。その分ここで決着を付けよう」

 ジャスティスにつづいて佐藤装甲を身につけた花崗も登場、喬太達を守るように降り立つ。

「待ちたまえ。僕が生徒会長になったからには、無用な争いはさせない!」

 いつの間に来たのか、高橋一佐が十兵衛や翔子、幸助らをつれて立っていた。

「着任早々の不始末など、渡辺一族の美に反します!」

 渡辺一族もいた。渡辺舞華を守るように推香留がサーベルを構える。

「何やら面白そうだな。我々も混ぜろ」

 田中一族達が仁王立ちしている。セレナーデや秀和もいた。その後ろで真が頭を抱えてうずくまっていた。

「ちょうどいい。鈴木の名字を恐れぬ輩、みんなまとめてかかってこい!」

 意気込む弦間が大暴れを始める。各一族相手の大乱闘だ。喬太はそっと花崗の肩を叩き

「先輩、ここはまかせて良いですか」

「良いわよ」

 それを聞くと、喬太は紅葉をお姫様抱っこして

「逃げるぞ!」

 一目散に走り出した。

「こら逃げるな!」

「弦間、お前の相手はこっちだ!」

 背後の戦いには目もくれず、ひたすら喬太は紅葉を抱えて走る。

 途中、山田忍者隊とすれ違う。先頭を走る軍平らしき男が軽く手を振ると、紅葉も喬太に抱かれたまま手を振り返した。


 校舎の上に花火が上がった。弦間の花火らしい。

「きれい」

 紅葉が呟き喬太は走るのをやめ、彼女をおろす。すでに正門近くまで来たので、戦いの様子は見えない。ただ、校舎の上で大輪を咲かせる花火が見えるだけだ。

「まったく、にぎやかすぎる学園だ」

「喬太さんはここは嫌い?」

「……いや、面白い」

 紅葉も笑顔で返した。

 彼女はちょっと照れくさそうに鼻眼鏡を外すと、喬太を見上げて自分の唇を指さした。

「さっきの続き」

 夜風に流れて花火の音と高笑いが聞こえてくる。あの笑いは田中一族だ。

 喬太は息を飲み、一度拳を堅く握りしめるとそっと紅葉の顔に自分の顔を近づけた。

 彼女の肌は石けんとも香水とも違う、とても良い匂いがした。

 そして彼女の唇は


(……すっげぇよかった……)


 鈴木一族の陰謀、こんな疲れる物語に最後までお付き合いいただきありがとうございました。

 この作品、落ち着くまで二転三転しまくりました。

 今回発表したのは三度目に書いたものなのですが、一番最初は鈴木一族と佐藤一族しかおらず、しかも最後、喬太は紅葉ではなく花崗とくっつきました。さらに、喬太の名字は鈴木ではありませんでした。

 書き終えた後、何かこぢんまりしていると感じ、二度目は開き直って一族を出しまくりました。発表作の一族に加え、伊藤一族、木村一族、小林一族、山崎一族などがいましたが、今度は多すぎて……。

 で、再度整理したものが今回発表した作品です。鈴木喬太、紅葉、弦間を軸にして、三人に絡まない設定や人間関係はかなり削りました。真などはセレナーデとのなれそめを含めてもう少し書き込みたかったのですけど。高橋一族や渡辺一族も、この整理で割を食った一族ですね。

 ちなみに、書いてて一番楽しかったのは田中一族。あのD筋(DNAが筋肉で出来ている)どもは愛すべきバカです。

 正直、この作品は書くのにすごく疲れるので次があるのか正直わかりません。そもそも基本設定が一発ネタみたいなものですし。

 それではみなさん、自分の名前に胸を張り、今日も元気に行きましょう。

「自分の名前は自分の証!」

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