クロリス-4
「液体窒素、投下。」
「問題ないように見えるが。」
「胞子の散布、停止しました。」
「まあ、見ててください。」
「テアを出動させろ。」
「いえ。待ってください。まだです。」
「何を言っている。」
「もう少し待ってから。です。」
『コイツ…。』
「!異常事態発生。クロリスの構造が変化してます。」
「なに?!」
「どういうことだ。」
「クロリスの花の部分が枯れて、ツタが腐り始めました。」
「そして、コケ植物に似たツタを再度展開!家々を吸収しようとしている?!」
「おい、まさか、植生を変えて液体窒素に適応し始めているってことか。」
「田辺!」
「焦らないでください。これからです。」
「はあ?」
「説明いたします。
整理すると、クロリスがこの土壇場で植生を変化させ、液体窒素を無効化しています。」
「まずいじゃないか。」
「しかし!植生の変化には多量のエネルギーを消費します。つまり、胞子内のplcを全て使います。そして植生が変わればさらなる胞子は降ってきません。
つまり、今ツタが機能しなくなっている間に、テアを出動させ、コアの位置を把握。そこに『シャワー』で高温の鉄を流します。植生が変わっているため、熱には対応できずに活動停止になるでしょう。」
「胞子が風で飛ばされていく。」
「胞子内のplcがなくなって軽くなったからか。」
「ツタが凍って脆くなりました。」
「さあ、今です。テアを。」
「テア、出動!」




