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私は悪くない

 今日も隣人の女子大学生のパンティを仁王立ちで食べ散らかしていると、隣の壁から声が聞こえる。


「は?またないんだけど…」


 壁が薄いため小声以外は概ね聞こえる。


「なんなん!まじ!」


 怒っている。それを聞きながら隣人のパンティを食べる。


「まじでふっざけんなよ!」


 怒っている。とても怒っている。少し怖気づき、目を泳がせながらパンティを食べる。


「殺すぞ!まじで!」


 私は机の下に隠れ、プルプル震えながらパンティを食べる。


 一人称を私と書いて(女性?)と勘違いし、如意棒を伸ばしてしまった読者に忠告。


 私は女ではない。一人称が私なだけの醜い男である。


 醜いと言ってもいろんな種類があるが、ハゲでチビで少しだけ太っている。


 これだけ言えばわかるだろう。簡単に言うとイケメンの逆である。


 もっと簡単に言えば魔物・妖・モンスターなどと言えるが、そんなん言われたらこちらの精神がもちませんので(醜め男子)とでも呼んで。


「殺すぞ!」


「ひぃ…」


 隣人が私のせいで怒っている。


 反省の色を見せるために口に含んでいたパンティを吐き出し、端を噛んで伸ばした。


「誰だよマジで!」


「ぴ!ぴぃ…」


 隣人の大学生は黒髪で目鼻立ちがはっきりとしていて、魅力的な見た目をしており、パンティを盗られるのは仕方がないと言っても過言ではなかった。


 あと隣人は引っ越してきた際の挨拶をおざなりにし、挨拶回りをしなかった。


「そりゃあ、パンティも食われるっすよ」


「あたりまえ体操」


「食われるために挨拶しなかったんじゃ…」


 などというなろう読者の声ありがとう。


「もう我慢の限界!」


「ゃ!」


 私は全てを棚に上げて言うが、大声や怒声があまり好きではない。


 大家に苦情を入れてやりたいくらいだが、原因が私であるから黙ってやっている。


「よく耐えられるね」


「えらいえらい」


「我慢強いジェントルマン」


 などというなろう読者の声ありがとう。


 毎日続く怒声に怯えストレスを溜めるため、またパンティを盗らなければならない。


「負の連鎖である」


「カメラ仕掛ける!」


 ぇ…

 

「もういい!毎日めんどい!被害額やばい!警察なんもしてくれない!見回り強化じゃねえんだよ!毎日盗られてんだよ!くそが!何の役にも立たない!」


「ゃばぃ…」


 どうやったらカメラ仕掛けられないか(推理)しなきゃ


 ミステリと言う勿れ

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