EP3.5 影くんのお誘い
俺は影。...ただいまお説教されている。
『ごべんなざい〜』
ー影の村にて。
「さて、私のシャドー「琴黒」経由で私を呼び出した理由を教えてもらおうか」
『御影 響、何を企んでいる?』
「何、とは?私はただ悠くんと仲良くs...」
『今はそうなんだろう。だがそれは今の話だ。最初は何か企んでいただろう?』
「ふっ、バレていたのか。そうだよ。最初はどういう奴か見極めるつもりだった。...だが、あの可愛さは反則だ。」
『そうだろう。うちの悠くんは可愛い..ってそうじゃなく‼︎』
……
『だ〜か〜ら!!』
「おお。怖い怖いw。って、もうこんな時間か。そろそろ悠くんが起きる時間じゃないか?」
『あ!...一時休戦だ、響。今夜も来いよ。』
「はいはい。」
ー現実世界にて
『おはよう!悠くん!』
「Zzz。おはよ。影くん。鏡くんもおはよう。」
『おはよう。ほら、早く顔洗いに行こう。』
「うん。...そういえば影くん。影の村で誰に会ってたの?」
『え?a、あ、会ってないよ?』
「嘘つかないで!!僕何と無くだけど能力を誰がどこで使ったかわかるもん。」
『うん。実は...響って奴が悠くんのこと狙ってたから...』
「まさか響お兄ちゃんと?」
『うん。』
「影くん...。お座り‼︎」
『ひぃ!はい!』
あれ?ここ現実世界なのに、実体化できた..?それより、滅多に怒らない悠くんだけど、怒ると,,めちゃくちゃ怖いんだよな
ー現在に至る。御影宅にて
ピンポーン
「はーい。」
「悠です。」
ガチャ。
「どうしたの?」
「ちょっといいですか?」
「『すみませんでした。』」
「ほんとうにどうしたの!?」
「影くんに聞きました。昨夜、本当にすみません!ほら!影くんも!」
『...すみませんでした。』
「いえいえ。大丈夫だよ。それより、それって実体化してる?」
「そうですけど..?」
『すごいよ。すごいすごい!第二覚醒もしているなんて!』
「第二覚醒??」
「そう。第一覚醒が、ピープたちとの会話の習得。第二覚醒がピープの実体化。第三覚醒はピープとの合体技獲得なんだ。」
「そうなんですか,,」
「第二覚醒するのも100年に一人に割合なのに...一体この子はどんだけすごい子なんだ...」
「へぇ。なんかすごいことはわかりました。」…
ー同時刻。近くの電灯の上にて。
「へぇ。俺が次の目的の嘉神 悠か。
...もうちょっと見張っておくか」
ー次回へ続くー