『深海の、深い闇の、世界観』・・・『詩の群れ』から
『深海の、深い闇の、世界観』・・・『詩の群れ』から
㈠
深海の遺跡に眠っているとされる、或る観念を探索する夢を見ていたんだ。
其れは確かに、深海は、無意識のイメージで、フロイトの無意識だろう、だろうだ。
㈡
つまりさ、深海の深ーい世界に置いて、俺たちは置いてきぼりなんだよ、世界観が。
え?
㈢
其処には深い闇があり、また、光によって、照らされる中で、水泡が溢れ、俺もお前も、明光に与るんだ。
確かにな、其処に、フロイトを見るならば、陸地は、一体全体天国確定だな、だろうだ。
㈣
深海の、深い闇の、世界観については、詩で述べた処さ、処遇としては、俺は陸地へと進む。
そうか、だから、深海を持ち出したんだな、対峙される陸地は、まさに、この世の天国だろ。