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第143話 計画実行の朝

お待たせいたしました。言い訳は後書きで致します。

 さぁ!約束の3日が経ちましたっ!皆さん、お元気ですか?


「今日の仕上がり次第では久々に皆の元に遊びに行けるっ!頑張るとするか!」


 朝の時間としては少し早いがまぁ待っている分には問題ないだろう。という判断の元で王城の前で待機する事にしたのだが……おや?何やら複数の人影を確認した。人影の正体を確認するべく近づいてみると……。


「あら?おはよう御座いますユーラさん。予想より早かったですね?」


「あれ?レナリアさんこそかなり早いですね。それとおはよう御座います。まさかの全員集合ですか……もしかしてかなりお待たせしました?」


 人影の正体はレナリアさんを含む王族一家だった。こんな所でわざわざ待っているなんて危ないなぁ。


「ユーラ殿今日はよろしく頼む。それと着いて早々に悪いが出来るなら工事の日数の予定を教えてもらいたい。それ次第では我々は安全を確保する為に別の屋敷へ移動しなければならない」


「作業は今日中に終わります。ですが、見ていて楽しい物でもないでしょうから、安全を確保できる場所がお有りなら其処でお待ちいただければと」


 遠回しに何処か行け、という言葉を聞いた王様は顎に手を当て何かを考えていたが、閃いたとでも言わんばかりの表情で俺を見て言ってきた。


「もしよければここで見ていても構わないかね?城を今日中に立て直すという常人には理解しがたい偉業を目の前で見せてもらえたら嬉しいのだがね?」


 や~だぁ~めんどくさ~いとは思っていても口には出せない己の小市民ぶりよ。表情は笑って見せて内心ではどうしようかとスキルを使って頭をフル回転させた後出した答えは。


「それは構わないのですが、自分が作業してる間は皆さんの安全を確保することはできません。ですので安全が確保できないのであれば別の場所でお待ちいただきたいのですが……」


 こう言えば諦めて移動するのではと思っての発言だったのだが、それを言われた王様はキラン!と目を光らせて――。


「レナリアから聞いたのだが、君の側ほど世界で一番安全な場所はないと聞いたのだが――違うのかね?娘が、レナリアが私達に嘘をついたと?」


 なん……だとっ!それを聞いた瞬間俺はレナリアさんを見た。だが、当の本人であるレナリアさんは俺と目が合った瞬間グリンッ!と素早く目を逸らしたっ!おのれレナリアさんめっ!俺に説明を押し付ける気かっ!


「して?どうなんだ?娘が嘘をついているのか?それとも君の側にいるのが安全だというのが本当なのか……どっちなんだい?」


 何やら聞いた事があるようなセリフを聞き流しながら必死にどうしようかと思案して――やめた。まぁ別にそこまで抵抗する必要もない気がした。よくよく考えたら以前にゴリr……ゴリニテ侯爵邸でかなりの人に見られた気がするし……まぁいいや。


「わかりました。しかし、万が一を考えて危険がないように離れた場所での待機をお願いします」


「では、その様にお願いしよう。ちなみにだが護衛も兼ねる事ができるのかね?」


 護衛か……まぁそれも特に問題はないだろう。先程からチラチラと鬱陶しいのが見え隠れしているから念を入れておく必要はあるかもだけど……それにしても気づかれてないとでも思ってるのかねぇ?


「可能です。早速ではありますが場所を確保しましょう。そちらでご覧になっていただければと思います」


「うむ面倒を掛けるがよろしく頼む。それでどうすればいいかね?」


「少し時間をいただきます。お待ち下さい」


 王城から付かず離れずの場所にゆっくりと寛げるスペースを確保し、そこへゆったりふっくら柔らかソファーやティータイム用のテーブルと椅子をセット、使うかどうかわからないが念の為に柔らかベッドも設置しあとはこれから設置する王城の内部にも作った現代版トイレも仮設で設置した上で、そこを囲うように結界を張っておく。俺が許可した者以外は内部に入れない使用だ。


 ちなみにこの結界だが物理・魔法を100%ブロックする使用だ。レナリアさんの家族が俺を信用して一時的にであれその場に滞在するのだ。万全を期しておくに越した事はない。


 さぁ完成だ!と王族の皆さんを案内しようと思い振り返ると……レナリアさんを除く全ての人が呆然としていた。顎が外れんばかりに口を開けているのを見てリアルでこんな事する人達っているんだなぁと人事の様に思ってみていたら。


「な、なんという……なんという事か。これだけでも異常だ。君は……君は本当に人間かね?いや、そういえば君は使徒だったね……ハハハ!これなら私達、いやレナリアが危険に晒されてしまう事もないだろう……よかった」


 最後は聞き取り辛かったがギリ聞こえたな。よかったってどういう事だろう?まぁ後でそれとなく聞き出せばいいか。今は目の前の事に集中しよう。


投稿が遅くなった理由はぶっちゃると熱中症です。

しんどかったので見送っていました。途中まで書いてましたがフラフラとした頭では何を書いてるのかよくわからなかったので見直しをしての投稿となりました。(;´∀`)

お詫びなるかわかりませんがこの後もう一本投稿させてもらいますので平にご容赦を。

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