表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
10/17

でびゅうです

こんにちは。


どこかの業界ではありませんが、私のあいさつはいつも「こんにちは。」です。


リルチェです。


この度、ようやく人間界に来ることが出来ました。


おじいちゃんの暴k……ゲフンゲフン………荒療治(?)により、封印を解かれたのですが、やっぱりというか、身体の大きさ(=魔素の量)が足んなくて、急激に大きくなってしまいました。


只今身長3m程あります。


でも普段は、魔素をギュッと凝縮させて、今まで通り30cmの大きさです。


大きくなったら、お父さんに泣かれました。


移動時の定位置が頭の上なのは、譲れないそうです。


でも、身体全体で(お父さんが)スリスリできるようになったので(それまでは顔でしかできなかった………潰しそうで……とのこと)、それはそれで喜んでいる気がしないでもなく………その時その時で、大きさを変えてます。


………便利だな………竜………



さて、人間界です。


……とは言っても、ここは人里から大きく離れた森の中です。


人間界と精霊界との壁は、世界樹の中にありました。


世界樹は二つを繋ぐ接点で、二つの世界にまたがって存在しています。


精霊界では、世界樹の回りには、精霊達がたくさんいましたが、人間界では、エルフと幻獣がいました。


30cmしかない私に、ものすごく敬意をはらってくれてます。


………非常にいたたまれないです………


まだ、生まれて一年経ってないですよ………私………赤ちゃんです………誉められるようなこと、何にもしてません。


魔素も貯め込むばかりで、還元してません。



人間界に来たからといっても、話しに進歩はありません………

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ