【北斎のAI見学】
【北斎のAI見学】
「えーあいってのが絵を描くってぇ?おもしれぇじゃねぇか!」
輪廻に戻ったはずの北斎。
創造神に頼んで再びアトランティスへと降り立った。
「おめぇが幸か?えーあい画像ってのを知ってるか?」
「あ!北斎さん?美術館よく行ってます!AIですね?地上ではかなりの勢いで普及してます。」
「ふきゅう?なんでぇ?まぁいい。俺ぁをAIに会わせてくれ!どんな風に絵を描いてるか見てみてぇ!」
「はい。いいですよ。先ずは竜に乗って地上へ行きましょうか?」
♢♢♢♢♢♢
【ジョージア州・データセンター】
「なんでぇ?この四角い建物は?でけぇ!でけぇ!」
「俺も初めて見ますよ!こんなに大きいんですね!」
「中に入れるのか?」
「はい、隠蔽の結界が貼ってあるので普通に入れると思います。」
【データセンター内部】
「寒いぜ。なんでこんなに寒いんでぃ?」
「あーこれはですね。膨大のデータをこの箱が処理していて、熱を発していて、それを冷やすため……。」
「おもしれぇ!これがこの箱が絵を描いてるのか?筆どうやって持つんだ?」
「筆……えーっと。見たものを数字に置き換えて。内部で……。」
「わかんねぇって!絵を描くところ見せてくんねぇのか?この箱は!!」
「それは無理ですね……。」
さらさら。
さらさら。
「出来たぜ!でーたせんたー図だ!」
「北斎さん、これ実体化出来ますかね?」
「出来ると思うぜ。やるか?」
「……やめときましょう(笑)地上のデータセンターは莫大な資金を投入して作られています。もし、北斎さんが実体化したデータセンターが同じ性能で動いたら……。」
「動いたら?」
「北斎さん、地球のAI企業に拉致監禁されて、データセンター作るだけの生活になっちゃうかもしれませんよ(笑)」
「なんだってぇえええ?そんなのまっぴらごめんだぜ。」
「帰りましょうか?アトランティスへ。」
「そうだなぁ。創造神からはもう少しこっちにいていいって言われてるからよぅ。そうだな、富士へ行かねぇか?」
「いいですね。北斎さんが目の前で富士山を描くのを見てみたいです!」
『富士へ行こう!』
~北斎のAI見学・完~




