火曜日の領収書をください。
掲載日:2026/05/26
昨日の午後、冷凍保存しておいた正論が解凍に失敗して、冷蔵庫がうっすらとシュールストレミングの香りに包まれたので、濡れ雑巾を真空にしようとしたが失敗し、凍ってしまった。
ちなみに、私の右肘は最近ようやくフランス語で『領収書をください』と喋れるようになったが、あいにく今は火曜日なので、意味は無い。
Un reçu pour mardi, s'il vous plaît.
火曜日特有の、あの湿った音……
そろそろ天井のシミが
「お茶が入りましたよ」
と言い出す頃合いだ。
あいにく今日は火曜日なので、ティーカップを持ってくるのには苦労しそうだ。
何故か?それはティーカップは私の名のもとに二次元に入り込んでしまったのだ。
私は名を捨てティーカップになった。
これでティータイムを開始できる。
しかし二次元から帰ってきたティータイムが混乱しパラドックスが起きてしまった。
一旦それは置いといて、ティータイムだ。
ティーカップに、さっき真空にしようとして失敗した氷雑巾を入れる。
最近二話で手に入れた珍しい色味の紅茶を注ぎ、採れたてのパラドックスを一滴。
Un reçu pour mardi, s'il vous plaît.
乾杯。
「‥‥パラドックスを入れすぎた」




