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0章第4話 醜いアヒルの死

時は平成時代

「ねぇハルヤ君、君すごいよね!?」

「え?なにが・・・?」

「いやいやいやw言わなくてもわかるだろ?」

「いやっ、ほんとにわかんなくて。」

「はぁ、これだからバカは。よくそんな顔して外を歩いていられるねっていってんだy・・・」

俺はあの後の記憶がなかったんだ。

でもなぜかその子を街で見かけることはなかった。

――――――――――

俺はハルヤ

中学1年 12歳

そして今日は俺の13歳の誕生日!

でも当然誰も祝ってくれない。

なぜなら俺はこの街に合わないからだ。

いや、この街に嫌われていると言っても過言ではない。イケメンが多いこの街にブサイクは俺しかいない。

この前だってテレビ局から取材が来た。

「どうやったらこんなイケメンしかいない街にあなたのようなブスが生まれるんですか?とのコメントが多かったのですが・・・」

って言われたよ

でもその後の記憶は途切れて覚えていないんだ。

関係ないと思うけど何故かその後家が炎上していたんだ。


ほんと消化隊とか色々呼ぶので大変だったよ。

ま、そんなことはどうでもいいけどね。

だって俺には1人だけ守ってくれる人がいたんだから

それはたった1人の僕のお母さんだ。

お父さんに顔のことで暴力を振られてもずっと守ってくれたし、友達にいじめられてもしっかりと俺と向き合って助けてくれた。

・・・それなのになんであなたは。

――――――――――――――

「無事クロを狐神にできたみたいだな。それもBランク」

「はい。初めてみた時はビビりなやつで大丈夫か不安になりましたね。」

「あぁ。ところでサク、お前は何か用があって来たんだろう?要件はなんだ?」

「はい、次はここにクライトを出動させてもいいんじゃないかと。面白いことが起きると思いますよ。」

「・・・?あぁ、ほんとだこいつからも狐神の気配がするよ」

「しかもこいつ二重人格か」

「よし、決まった。ここにしよう。」

「わかりました。」

―――――――――――

「・・・あれ?俺は、何を?」

俺は家の前の地面に座っていた

目の前には得体の知れない何かが消えていっている最中だった

「こいつは・・・なんだ?」

そいつに触った時、体が痺れた。

そして電撃が走り、脳に直接、「こいつは母だ」と伝わった。

「え?」

よく見れば目の前の化け物は女性のようにも思えた。

「お母さん、なんで・・・?」

だが、答える間もなく完全に母は消えていった。

「お母さんっっ!」

たくさん泣いた。なぜかその日は人の声が一切聞こえず、会いもしなかったから堂々と泣けた。

その瞬間、5歳くらいの見た目の子供がやってきた。

その子はこう言った。

「やぁ。こんにちは。僕はサク どんな謎もサクッと解決する神の探偵さ。」

「何のために来た?」

「いゃ〜。君、さっきまで気絶してたでしょ?だから何があったのか教えてあげようと思って。」

「・・・何があったんだ?」

「単刀直入に言うと、君がお母さんを殺したんだ。」

「!?」

「ははっ。まぁいきなりそう言われても驚くよね。じゃあゆっくりと説明するね」

「黙れ」

「君は二重人格なんだ。君のもう一つの人格はまるで"狐"のようだったよ。狙った獲物は絶対に逃がさないってね」

「は?」俺が二重人格?俺がお母さんを殺した?

そんなことあるはずがない!

「君はひどいいじめに遭っていて、家に引きこもっていたよね。お昼頃にお母さんが買い物に出かけていった。だけどその時、事件が起きた。」

「それ以上言わないで!」

「黒い化け物・・・クライトがやって来たんだ。何万匹とのね。そいつらが街のみんなを殺したんだ。でも一人だけクライトの血に適合する者がいたんだ。それは君のお母さんだ。君のお母さん、クライトに噛まれた時、ずっと涙を流して呼んでたよ。君の名前を。」

「お母さん・・・。」

「一方その頃、君はお母さんの帰りが遅くて心配になり、勇気を出して外に出たよね?そして、街がクライトで溢れている光景を見て、君は気絶し、二つ目の人格が目覚めたんだ。」

「そして、俺が1匹ずつクライトを殺していった?」

「そうだね。少なくとも僕がそっちについてから一万匹は殺していたよ。普通の人間じゃ考えられないことだ。僕が着いてから暴れる君をロープで固定してたんだけど結局自分でロープをちぎって最後の1匹の君のお母さんを殺したんだ」

「そんな!?なんでもっと俺を止めてくれなかったんだよ!?てかクライトってなんなんだよ!おい!」

「そうなる気持ちはわかるよ。でも一旦落ち着いて。そう、その調子。そして横になって、ゆっくりと目を閉じるそしたら君の行くべき場所に行けるから」

「行くべき場所っt」

その瞬間、俺は意識が途絶えた

――――――――――

「マスター神、ただいま戻りました」

「狐神の素質があった少年はどうだ?」

「はい。ちゃんと殺してあげましたよ」

「そうか。あいつはかなり良さそうだったから今後の成長に期待だな。」

「そうだ、マスター神。次は平安時代にクライトを送り込むのはいかがでしょうか?」

「平安か。面白そうなやつがいそうだな。」

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