1章第2話 変えろ!あの時のバッドをハッピーに!
前回のあらすじ
サクからレイドガンを受け取ったクロ達はクライト退治とレイドバッジの回収に25xx年に向かった!
クロが「ハンマーパワーバッジ」を見つけ、もう一つのレイドバッジを回収しようとしていたが、
すでに謎の狐神が「ワープマジックバッジ」を回収していた!?
クロ達は謎の狐神の攻撃を受け、ハンマーパワーバッジを取られてしまった!
どうなる!?第2話!
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「・・・あっ!そうだ。まだ僕たちの任務は終わってないよ!」
「?あぁ。クライト退治か。バッジに気を取られすぎていたよ。」
「クライトが来るまであと何時間?」
「あと5時間だな」
「それならまだ時間はたくさんあるね!」
「そうだな・・・?」
「シロ君、どうしたの?」
「いや、これが落ちてて。」
「これは!・・・さっきの狐神が持っていた「クライトパワーバッジ」!?」
「なぜだ?」
「いや、あの狐神が落としたんじゃないの?」
「いや、そうではない。レイドバッジは狐神の能力をコピーしたものだとサクは言っていたが、わらわの知っているかぎり、クライトの力を持っている狐神はフェードくらいしか知らぬ。でもCTがフェードと繋がらない限りクライトパワーレイドバッジを作れるはずがない。どう言うことじゃ?」
「確かに・・・。」
「そういえば、レイドバッジとレイドガンの設計図をあの狐神に盗まれたってサク君は言っていた。じゃあクライトパワーバッジはあの狐神によって作られたものなんじゃないかな?」
「なるほど!流石リクト君!」
「とりあえず、このレイドバッジは本部に提出しておこう。どういう力なのか、誰によって作られたのかがわかると思う。」
「そうだね!」
「それなら・・・。」
ソフィアさんが指をパチンと鳴らした。
「ソフィア様、リクト様、シロ様、クロ様。お呼びでしょうか?」
「このバッジを本部に届けてほしいのじゃ。本部へのメールはわらわが後で書いて送る。心配するでない。」
「はっ。かしこまりました。」
「ありがとう」
「失礼しました。」
「やっぱりSランク帯のサポーターは優秀だね!なんか可哀想な気もするけど・・・」
「そうか?」
「うん。」
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「サク、レイドバッジの回収は順調か?」
「はい。マスター神。ハンマーパワーバッジ、ワープマジックバッジ、サイクロングリーンバッジ、シザーパワーバッジを回収しました。」
「いくつの世界を渡った?」
「3つです。最初の2つのバッジは同じ世界にありました。そしてあとの2つはそれぞれ1つずつのバッジがありました。」
「ちゃんとクライトを放出させたか?」
「はい。もちろん。」
「それはよかった。ところでクライトパワーバッジはどうだ?」
「はい。戦闘でとても役に立ちます。なにせマスター神の力ですから。」
「これからも期待しているぞ?」
「はい。」
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5時間後
「来たよ!」
「なんじゃ、この数じゃ4人で来た意味がないではないか」
「いいじゃん!レイドガンを使う機会が増えたと思えば!」
「・・・それもそうじゃな」
バン バン バン バン
「すごい!この銃!クライトを2体同時に倒せるよ!」
「本当だな。これはすごい。とても便利だ」
バン バン バン バン
5分も経たないうちに終わった。
「よし!終わった!これで帰れるー!」
「あぁ!そうじゃな!」
その時、クロのサポーターが現れた。
「コードネーム クロ 貴方達に新たな任務を与えます 20xx年のxxx、つつみ中学校におよそ3000体のクライトが発生しました。また、周辺でレイドバッジの反応もありました。直ちに向かいなさい。」
「え・・・?」
「たしかつつみ中学校ってシロが前に向かった場所じゃないか?それに年代も同じ・・・。」
「否定 今回の目的地は同じですが、世界が違います。」
「あ、そうか。前にシロ君が行った世界のパラレルワールドか。」
「今回こそは、被害者を1人も出すなよ、と言うことか・・・。」
「ごめん。ちょっと今混乱してる。クライト退治は3人に任せてもいい?」
「なぜじゃ?狐神はクライトから人を守る義務がある。それなのに個人の理由でそれを放棄するなど言語道断じゃ。わらわは絶対そんなの許さんぞ」
「ソフィア。でもクロには辛い過去があるんだ。それを思い出させるようなことを強制したら1人の奏太郎という人間を苦しめているのと同じだぞ?」
「だが!」
「大丈夫。シロ君。僕はもう奏太郎じゃない、狐神のクロだ。僕には、あの時守れなかった仲間たちを救わなきゃ。だって僕には新しい選択肢が増えたんだから。」
「クロ・・・」
「では、皆の目的が一致したところで、先にバッジを回収しに行こうではないか!」




