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神、守ります  作者: 比賀 彌
7/8

十月四日 午前

 神守中生徒が熱く打ち込んだ学校祭が数日前に終わり、ようやく暑さから少しずつ解放されつつある十月の第一日曜日。私たちは朝から津島神社にいる。神前大会に出場するためだ。もちろん今朝ここに来る前に穂歳神社にお参りも済ませてある。崇史は自分の優勝を、そして私は遼が大会に来ること、さらに部員のみんなにけがなどがないことをお願いした。

「遼、遅いね。来るかな」

「駐車場でやることが分かって、帰っちゃったんじゃないか」

 崇史も心配そうだ。遼はこの大会には参加申し込みをしたものの、白石先生に話した通り剣道部の練習には参加していない。

「あっ、来た、来た」

「おーい、遼。ここだよ」 

 私は大きく手を振って呼んだ。初めて見る遼の道着姿は、様になっている。でも、遼は仏頂面だ。遼は竹刀と防具袋を担いで、神社の南門から階段を下りてくる。

「おはよう。遼」

 私のあいさつにろくに返事もせずに、開口一番尋ねる。 

「試合場はホントにここなのか?」

 崇史と私は黙って頷く。

「神前じゃないぞ。ましてや境内でもない。ここは単なる駐車場だろ。普通に神社の外だぞ。せめて本殿のそばとか敷地内とかでやらないのか」

 泣き言を言う遼を見て、崇史も私も吹き出してしまった。

「黙ってたのは悪いけど、遼が勝手に思い込んでただけでしょ。まあ私達も以前はなんで柔道や相撲は境内でやるのに剣道だけは駐車場なのって思ってたけどね」

「なんで剣道だけ扱いが悪いのって、栞は毎年ブ~たれてたよな」

「踏み込んでも、すり足しても靴底をする音しかしないんだよ。この大会は」

 私は当たり前のことのように話す。

「おっ、ようやく来たね。がんばってね。良い結果出して、剣道部に入ってね」

 遼の姿を見つけた白石先生も近づいてきて笑顔で励ます。

「みんな向こうに集合してるよ」

私は右手でその場所を示す。遼はまだ納得いかない表情だ。崇史がせかすように場所に先導をしていく。

「さあ、ここまで来て棄権はないだろ。やるしかないんだよ。早く胴・垂れをつけろ。開会式が始まるぞ」

 遼は神守中のみんなが集まっている場所に移動すると、のろのろと垂れをつけ、胴紐を結ぶ。悠一郎を始め部員みんなが興味津々と視線を送っている。

「遼。はい、これ」

 そして、開会式の列に加わろうとする遼に、垂れネームを差し出す。白皮で『神守中 雨宮』と縫い付けられた濃紺の一般的なものだ。

「え?…ありが…とう」

 遼は驚いた顔を見せた。

「マネージャーなんだから当然でしょ。それに、うちは武具屋なの。こんなの簡単に準備できるんだから」

「え?うそ?」

「ホントだよ。さあ、早く整列だよ」

 あっけに取られている遼の背中を笑顔で送り出した。


 いよいよ試合開始だ。遼は一回戦からの出場だが、ブランクを感じさせず、速い竹刀さばきで勝ちを続ける。先日の至誠館の時より動きは良い。一方、崇史はシード枠に入り二回戦からの出場で順当に勝利を収める。二人とも準決勝まで進むことができた。

「栞、ちょっと対戦表、見せてくれ」

「はい。どうぞ」

 遼は今日の半日でずいぶんと馴染んでいる様子がうかがえる。要項を受け取ると対戦表をのぞき込む。

「遼の今度の対戦は石渡だ。遼とよく似たスピードの速い剣の持ち主だ」

「ほう、そうか。スピード勝負ってことだな。ところで崇史の方は…」

 遼はトーナメントを下にたどりながら崇史の相手の名前を見つける。

「むかいじま とらたろう?へんな名前だな」

「おい遼、その言い方はやめろ。声が大きいって」

 崇史が小声でたしなめる。

「だって、とらたろうっておかしな名前だろ」

「違うのよ、遼。それは『こたろう』って読むのよ。それに『むかいじま』じゃなくて『むこうじま』。向島虎太朗むこうじま こたろう君よ」

 崇史も私も昔からいろいろな大会で顔を合わせる顔なじみだ。特に崇史はしばしば対戦をしているが、かなり負け越している分の悪い相手だ。というよりは虎太朗君が強すぎるのだ。

「おおー。そうか。こたろうか」

 ようやく遼は納得した。だが、納得しない男が近くにいた。

「聞こえてるぞ」

「こたろう!」

「虎太朗君」

 崇史と私はハモるように声を上げる。

 坊主頭につり上がった目。強力な眼力。まさしく虎を思わせる威圧感のある眼だ。顔にはニキビが結構目立つため、やや赤く見える。大柄でしかもがっしりとした体型で、いかにも大将という雰囲気が感じられる虎太朗君がすぐ後ろに立っていた。

「見かけない顔だが、俺を知らないふざけたやつがいるようだな」

 崇史は言い訳をするように虎太朗君に説明している。

「虎太朗。あの、こいつは…ついこの間、転校してきたばかりで…」

「そ、そうなのよ。そう。何も知らなかったからで。悪気はないわけよ」

 私も何とか誤解を解こうと取りなす。

「ふん。いずれにしてもぶっ潰すだけだ」

 周りにが緊張感が張りつめる。虎太朗君はただでさえつり上がった目をさらにつり上げて遼を睨みつけると、自分の控え場所へすたすたと行ってしまう。

「あいつが虎太朗か」

「ああ。同じ津島の天王中の向島虎太朗。かなりできるぞ」

「それにかなりの根性曲がり」

 私がおおよその人となりを伝える。

「えっ、そうなのか?」

「ええ。あまり人を寄せ付けないタイプ」

「そして、気に入らない相手には厳しいぞ」

 崇史も虎太朗君のキャラについて追加で解説していく。

「特に今みたいに自分の名前を間違えられた時はね…」

「必ず相手を瞬殺してた」

「瞬殺って…、そんなに強いのか?」

 崇史も私も黙ってうなずく。

「名前が読めなかたって言う理由で、秒で打ちのめされた子も何人もいるわ」

「おおー」

「怒りっぽくて、強引な剣道をやってくる奴だ。みんなから恐れられている」

「おいおい。やばい奴じゃん、虎太朗って。でも元はといえば名前を間違えた奴が悪いんじゃなくて、そんな名前つけた親が悪いんじゃないか?」

「まあ、お門違いは確かに」

「そんな奴と崇史は対戦するんだ。大変だなー。まあガンバレ」

 遼は愉快そうににやにやとした笑顔を見せる。

「ああ、お前がやつに火をつけたからな」

「そうか、俺か。俺が原因だな、確かに」

 ようやく事の大事さが少し分かったようである。

「そろそろ時間だぞ」

悠一郎が時計を見て教えてくれる。

「よし。じゃあ、行ってくる」

 遼は、準決勝の試合へ向かう。

「遼の奴、虎太朗の話を聞いても、あんまり驚いてないって言うか、動じてない感じだな」

「確かにあんまり、ピーンと来ていない感じだったね」

「ああ」

「何となく、天然?」

「そんな匂いがする」

 私たちは顔を見合わせて笑う。また遼の印象が少し変わっていく。

「互いに天然危険人物」

 隣にいた悠一郎がぼそりとつぶやく。面白いことを言う。この一言で当たりの雰囲気が一気に和む。今もおそらくその一言で崇史はずいぶん気が楽になったことだろう。それが悠一郎の良いところだ。


 遼の準決勝の試合が始まる。

 開始早々からお互い、素早い竹刀の応酬が繰り広げられる。しかしどちらも決め手がない。動きの早い展開だ。かなりの手数を出し合っているため、どちらも息が乱れてきている。こういう展開では最近、練習をしていない遼の方が不利だ。あっという間に三分がたった。次第に遼の剣先が下がっていく。石渡君がここぞとばかりに遼の小手を狙ってくる。そこを上手くかわして、逆に小手を返す。赤旗が三本とも上がる。

「小手あり」

 主審の声が上がり、遼が一本を先取する。

「悠一郎、今のは遼が誘ったの?」

 崇史は次の試合のために試合場付近で待機をしているので、近くにいる悠一郎と二人の会話になる。

「さあ?栞に分かんないもんが、俺に分かるかよ」

悠一郎も著しく成長しているのでなんとなく分かっているのだろうが、こういうところではとても謙虚だ。それにしても遼がもし誘ったとしたらなかなかできる。

 続いて二本目。石渡君は相変わらず、攻め続けるが、遼の動きも素早くなかなか有効打が打てない。主審の声が響き、試合が終わる。遼の一本勝ちだ。会場から拍手が起こる。

入れ替わりに、崇史の準決勝。虎太朗君との対決だ。

 お互いにしっかり声を出し合い、向かい合っている。互いに剣先を取り合おうと牽制し合っている。

「面ーっ」

 崇史の打ち込みを虎太朗君は余裕をもって切りかえすと、今度は崇史めがけて強力な面を打ち込んでくる。崇史は体勢を入れ変えてこれをかわす。しかし、その瞬間から二の手、三の手が崇史を襲う。崇史はかわすのに文字通り手一杯である。虎太朗君はさらに攻撃を続ける。五の手目、崇史の面を力強く捉える。三人の審判が白旗を一斉に上げる。

「面あり」

 まず虎太朗君が一本を先取する。

「気を取り直して」

 周りの目も気にせず崇史に声をかけるが、崇史は聞こえているかどうかは分からない。

「二本目」

 主審の声と共に崇史が動き出す。じりじりと間合いを詰めて、接近戦に持ち込む。相手が大柄の虎太朗君と言うことでの作戦のようだ。崇史自身もあまり接近戦は得意ではないのだが、パワーの差を縮めるために思い切って懐に入ったと言うことだろう。

「小手」「小手」「面」

 案の定、虎太朗君はやりにくそうだ。崇史の攻撃が続く。

「小手」「面」 

 主審の白旗が上がる。一人の副審の旗は下で交差されている。これは判定の棄権を意味している。もう一方の副審は有効と認めていない。この判定では一本はない。惜しい。

 崇史は、チャンスと見て一気呵成に面を打とうとする。

「メー」

 その時だった。バチーンとプラスチックを叩く音が響く。虎太朗君が逆胴を切ってきたのだった。

普通、胴というのは相手の右脇腹を打つのが普通だが、逆胴は左側の胴を強く打つ技だ。きちんと入った場合でないと認められず、中学生ではめったに旗は上がらない。今回も旗は上がらなかったが、打たれた本人はかなりの動揺に襲われるはずだ。

「えっ」

「キツイな―」

私たちの会話が聞こえたように、これで崇史の勢いがそがれる。今までのように積極的に攻められなくなってしまった。

その後は、また虎太朗君のペースに戻り、猛攻が繰り返される。崇史は攻撃を何とかかわしているが、どんどん時間が経過してゆく。

「止め」

 主審が試合の終了を告げる。崇史は優勝本命の虎太朗君に負けてしまった。

 これで決勝は遼対虎太朗君の対戦になった。十分の休憩をはさんで決勝が始まる。遼は準備万端だ。

「がんばってね。遼」

 私は気合いを注入するように、白いたすきを背中で交差している胴紐に通した。

「絶対に勝てよ」

 試合から戻ってきてようやく呼吸も整った崇史も声をかける。

「なかなかの力強い剣だな」遼も試合を見て、虎太朗君の強さを感じている。

「でも、何とかなるんじゃないか。神様が守ってくれるんだから」

 こんな時も神様をもち出すなんて、遼は本当に神様の好きな子だ。

「よし。行ってくる」

 気合の入った声を上げると、背筋をピンと伸ばして遼は試合場へ向かって行く。

「残念だったね。崇史」

「相変わらず強いなぁ。虎太朗は」

「七対三くらい?」

「いや、八対二で俺の負け。完敗に近い」

「なかなか高い壁だねー」

「ああ、でもあと一年で何とか追いついて、追い越さないとな」

「虎太朗君と互角に勝負できるようにならないと、来年の中総体、苦しいよね」

「ホントに。県大会なんて夢のまた夢だ」

「がんばるしかないね」

「さあ、始まるわよ」

二人の会話を遮るように、後ろにいた白石先生が小声で教えてくれる。

「はい」

「がんばれー。遼」

 目一杯の声をかける。

「虎太朗君、名前を間違えられたこと怒ってるよね」

「虎太朗が怒ってないわけないだろう。きっと短時間で終わらせようとしてくるさ。はなっからエンジン全開で攻撃だろう」

「やっぱり、そうだよね」

二人が試合場に入っていく。決勝戦ということで、神社の神殿の方に向かって礼をする。その後互いに向き合い蹲踞の姿勢に入る。観衆の目がこの二人に集まっている。先程まで賑やかだったリンゴ飴売りの屋台にもお客がいない。店の人も暇そうに椅子に座ってこちらを眺めている。

「始め」

 主審の声で、二人は立ち上がる。と同時にパン、パン、パン、パン。アップテンポの八分音符のスピードで竹刀が打ち込まれる。虎太朗君の怒濤の先制攻撃だ。遼は辛うじて竹刀で防いでいるが、境界線近くまで押し込まれていく。しかしそこから、上手い足さばきで体勢を入れ替え、チャンスを窺っている。しかし、なかなか打ち込む隙が見当たらない。

「落ち着いて。間をとって」

 剣道の応援は、大きな声を出してはいけない。遼に届くように小声で念じてみる。

 パン、パン、パン、パン。また、虎太朗君の連続打ち込み。遼はまたも白線近くに押し込まれる。そこから体勢を入れ替えようとする。しかし、アスファルトと床板では勝手が違う。滑らかに足さばきが行えない。そこにさらに虎太朗君の打ち込み。受ける遼。その後、虎太朗君の強力な体当たり。バランスを崩した遼の左足が境界線を割る。

「やめ」

「反則一回」

 主審の声に、遼は開始線で竹刀を構えたまま会釈をする。

「始め」

 試合再開。虎太朗君の猛攻を意識して、遼は遠い間合いをとっている。そこから、遼は大きく跳躍をして面を打ちに行く。その遼の竹刀をかいくぐるように虎太朗君が前に進む。その瞬間、大きな発声とともに乾いた音が響く。同時に三本の赤い旗が力強く上がった。虎太朗君得意の胴だ。

「胴あり」

二人が開始線に戻り、二本目になっても、遼はなかなか反撃の手が出せない。竹刀を小刻みに動かしてみるものの、単発の攻撃が多くなっている。

 虎太朗君の連続攻撃がまた始まる。遼も何とかかわしている。つばぜり合いになっても押しの強さでは虎太朗君に分がある。遼が苦し紛れに引き面を打って間合いを取ろうと試みるが、それも虎太朗君の寄せが早いのでうまくいかない。それでも、遼は何度目かの引き面を打ち、その後残心をとる。しかし遼が体勢を立て直した場所は境界線のすぐそばだ。そこを虎太朗君は見逃さない。いや、これを狙っていたのかもしれない。素早く足を継いで打ち込むと見せかけて、体当たりを仕掛ける。

「あぶない」

「やばい」

「逃げて」

 ほぼ同時に崇史と悠一郎と私の三人の声が重なる。

 剣道では反則を二回取られると、自動的に一本取られたことになる。ここで遼が場外反則になると、二本負けとなり勝負が決してしまう。

遼は間一髪で身を翻し、虎太朗君の体当たりをぎりぎりのところで避ける。渾身の体当たりを外された虎太朗君は、つんのめるように場外へ転がる。審判の赤い旗が斜め下に出され、虎太朗君が場外反則を取られる。

「ふうー、危なかったなー」

「よく、かわしたわな」

安堵の声を上げるが、試合中の二人から視線が離せられない。今の転倒で虎太朗君の袴は破れ、そこからのぞく足には血がにじんでいる。

 試合が再開される。互いに相手に負けない発声で相手をけん制している。

「小手ー」

 遼の出小手が決まった。今日初めて虎太朗君が一本を取られたこともあり、周囲から『おおー』と言う歓声と拍手が広がっている。

「とりあえず、五分になったわね」

「ああ。追いついた分、こちらが有利か」

 時間はあと一分もないだろう。次の一本を取った方が勝ちとなる。我慢できず、私は大きな声で叫ぶ。

「遼、あと一本決めるよ」

「勝負!」

 主審の甲高い声が響く。ここから互いに有効な打突はなく、時間だけが過ぎてゆく。延長戦の気配も見えてきた中で偶然、遼の竹刀が虎太朗君の道着の袖に引っかかるアクシデントが起こる。

「待て」

 主審の声で、遼が竹刀を虎太朗君の袖から抜こうとする。しかしそれより早く、虎太朗君は竹刀の先端から道着を乱暴に引き離す。かなり苛立っている様子が見てとれる。二人は開始線に戻る。観客もこの間だけは、呼吸をすることができる時間になっている。まさに固唾を飲んで見ているという状態だ。

「始め」

 その声を待っていたように、二人の竹刀の剣先が上に動く。と同時に、腕と竹刀が一体となって相手の頭上めがけて伸びていく。面布を強く叩く音が同時に聞こえる。相面だ。

 赤旗一本、白旗二本。遼の勝ちだと思った瞬間、一人の副審の旗が白から赤に上げ直す。審判も時として上げる旗を間違えることもあるのだ。今日一番の歓声と溜息と拍手が遼と虎太朗君を包んでいる。

「勝負あり。赤」

主審の宣告の後も鳴りやまない拍手。

 遼は私たちのところに戻ってくる。まだ肩で息をしている。

「遼、すげえよ」

「残念だったな。遼」

「ナイスファイト」

それぞれ言葉は違ったけれど、口惜しい思いはみんな同じだ。

「あいつ、強かったな」

 遼はポツリとつぶやいた。



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