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神、守ります  作者: 比賀 彌
2/8

九月四日

土曜日。私たちはテストの開放感に浸る間もなく、部活動に励んでいる。剣道部は、まだ真夏のように暑い至誠館で文字通り汗を流している。新キャプテンの崇史の号令のもと、一・二年生合わせて十三名、男子六名と女子七名は、竹刀を振り続けている。本当に少人数の部活なのだ。先生達の会議で、廃部が検討されていると言う噂を耳にしたこともある。

顧問の白石澄玲しらいし すみれ先生には、練習の前に一昨日の遼君とのいきさつを簡単に耳に入れておいた。

「そう。是非、是非、入ってほしいものね」

 先生も期待をしているようだ。剣道部の存続がかかっているのだから当然と言えば当然のことだ。

一度目の休憩中、至誠館の外の日陰に避難した一年生のにぎやかな二人組、河津佳乃こうづ よしの笹本ささもと 未来みきが入り口から大きな声で呼びかけてくる。

「栞さん、なんか知らない男の人が呼んでます」

「なんかもじもじして、はっきりしない人です」

「はーい、ありがとう」

外に出てみると、予想通り遼君の姿があった。前に通っていた学校の校章の入った体操シャツを着て、恥ずかしそうに立っている。

「練習、来てくれたんだ。ありがとう」

「いや、まだ入るって決めた訳じゃないんだ。暇だったから、ちょっと練習見てみようと思っただけ」

 確かに、竹刀や防具は見当たらない。

「ま、とりあえず中に入って、見学してってよ」

 遼君を至誠館に案内した。遼君は入り口で一礼をすると、開口一番大きなうめき声を上げる。

「暑っつ!」 

 正直な感想だ。本当に夏の至誠館は地獄のようだ。東西に各四機ずつある換気扇はフル稼働。扉という扉は開放し、南側の天窓も全開にしてあってもこの気温なのである。

「見た目より広いんだな」

「今日は、板の間全面使っているからね。普段はこの半分しか使えないんだけどね」

 至誠館は剣道の競技なら三面とれる平屋の武道場だが、そこに卓球部と剣道部そして三分の一は畳を敷いて柔道部が使っている。

「こんにちは。入部、迷ってるんだって?」

顧問の白石先生が笑顔を見せて、遼君に近づくと声をかけてくる。

「顧問の白石先生」

「こ、こんにちは。はあ、は…、はい」

「落ち着いて考えて、決めてくれればいいからね」

白石先生はくりっとした目で遼君を正面から見て話しかける。誰に対しても、相手の目をしっかり見て話をする先生なのだ。あの瞳で見つめられると吸い込まれそうになる。今日は休日練習のため白の道着と黒っぽい緋色の袴を身に着けている。黒くて軽くウェーブのかかった髪を後ろで一つにまとめている姿は凛々しく見える。苗字の見合って色白で、しかもかなりの美人だ。剣道部は少人数部活だが、先生に憧れて部活動体験を希望してくる生徒も結構いる。だがそういう子のほとんどが正式入部しないのが残念なところだ。

「じゃあ、ゆっくり見学していって」

 笑顔で遼君に話しかけると、先生は至誠館の正面に向かって歩いて行く。

「はい。休憩終わり。面付けをしてー」

「はーい」

「はい」

 部員がそれぞれの休憩場所から、思い思いに返事をして戻ってくる。そして手拭いを頭に巻き、それぞれに面をつけ始める。

 練習再開。ここからは切り返しから始まり、それぞれの部位への正確に打つ練習、そして二段打ち、三段打ちへと進んでいく。一年生がようやく竹刀が振れるようになってきたので、基本練習に多くの時間を割いているのだ。

「ねえねえ、遼君」

「あ、遼でいいよ」

「えっ」

「君付けで呼ばれたことなんてずっとないから、なんか照れくさいんじゃ」

「そうなんだ。うん。わかった。じゃあ、遼」

「なんか?」

 遼は私たちになじみのない言葉で応える。

「うちの練習見てどう?前の学校はどんな練習してたの?強かったの?」

「えーっとー。どこから答えたらいいのか、わからんと」

 私の悪い癖がまた出てしまった。

「あっ、ごめん、ごめん。じゃぁーあー」

 私は頭を整理すると、改めて聞き始める。

「まず前の学校は、どんな練習をしてた?」

「同じようなことはやってたなあ。ただ、こんなやさしい打ち方じゃあなかった」

「もっと強い打突だったんだ…」

「ああ、ブンブン振り回してたなあ。それに数ももっとやってたな」

「ふーん。そっか」

 確かに全体的な打突の弱さは私も気になってはいたのだが、ほぼ初対面の子に指摘されるとちょっと面白くない。

「でもね。二か月ちょっと前から竹刀を振り出した初心者も多いからね」

「そうか…。それじゃあ仕方ないかもな。でも、あいつは物足りないだろうな」

 遼の視線の先には必死で竹刀を振る崇史の姿がある。

「君が噂の転校生か?」

 突然、後ろから声がかかる。振り向くと三年生の滝渕たきぶち 健介けんすけ先輩だ。

「あっ、こちらはこの間までキャプテンだった滝渕先輩」

 私は慌てて紹介をする。

「あっ、はい。雨宮 遼と言います。お願いします」

「オイーーッス」

軽い受け答えをした滝渕先輩は七月の中総体の大会後引退をしていたのだが、再来週に行われる段審査のために特別に許可を得て型の練習に来ているのだ。がっちりとした体形でいかにも大将という感じに見られる。剣道が大好きという点はキャプテンにふさわしいが、性格が優しすぎるのでここ一番に力を発揮できないのが玉に瑕だ。『あいつ、見かけ倒しだぞ』試合会場でその手の悪口を私も何度か耳にしたことがある。でもその優しさで剣道部を一年引っ張り続けた立派な先輩だ。そんな滝渕先輩に声をかける。

「キャプテン、練習はもういいんですか?」

「もう俺はキャプテンじゃねーよ。崇史がキャプテンだろ。しっかりしてくれよ、美人マネージャー」

「そうでした。すいません」

 私はつい癖で呼んでしまい、ぺこりと頭を下げる。

「なんでもかんでも根を詰めればいいってもんじゃないだろ。休憩もある程度は必要だよ」

 滝渕先輩がしたり顔で答える。そんな言葉を茶化すように後ろからまた別の声が届く。

「早く型の練習終わらせようよ、元キャプテン。俺だってみんなと同じ練習したいんだからさー」

同級生の葉鳥はとり 悠一郎ゆういちろうだ。悠一郎は中学校に入ってから剣道を始めたのだが、最近めきめきと実力をつけてきた部員で、副キャプテンを務めている。表現の仕方が独特な愉快な男子だ。崇史が真面目な分、二人でいいバランスをとっていると思う。崇史は生徒会もやっているので、時々部活を抜けることがあるのだが、そんな時は悠一郎がみんなを引っ張っている。今日は滝渕先輩の型の練習相手に選ばれ、別行動をとらされている。

「いつまでも先輩風を吹かせられちゃ、かなわないんだよなー」

 遠慮のないせりふを吐く悠一郎。でも決して嫌味にはならない。それが悠一郎の良いところだ。

「おお、悪りー、悪りー。じゃあ、もう一回だけ付き合ってくれよ」

「しょうがないな。じゃあ二回付き合いますよ。滝渕先輩今度の段審査がラストチャンスなんだろうから」

「ありがたいな―。っていうか、お前も段審査受けるんじゃないか。だったらお互い様だろ」

「あ、おれは必ず受かるんで心配ないって」

 後輩にからかわれても怒る様子も見せない滝渕先輩も素晴らしい。二人は仲よく至誠館の隅の方に行き、型の稽古を始める。

「楽しそうだな」

 遼が私を見ると独り言のようにつぶやく。

「でしょ」

「ずっとあんなふうに和気あいあいなのか?」

「うん。男子は去年からずっとね」

「羨ましいな」

 遼は何かを思い出すように遠くを見つめたままつぶやく。私は再度、剣道部入部の勧誘をしてみる。

「でしょ。だから剣道部入るの、前向きに考えてよ」

「それはまた別の話だ」

 遼はそっけなく答えた。


「蹲踞ー(そんきょー)。納め刀」

 崇史の号令で二度目の休憩に入る。この暑い時期は一年生の体力的なことを考えて約三十分練習したら、休憩を入れるスケジュールにしている。面を外した部員が頭に巻いていた手拭いで汗を拭いながら、逃げるように至誠館から飛び出していく。外の校舎の陰の方が、風が吹いている分涼しく感じられるのだ。これは神守中剣道部あるあるなのである。

「どう?練習を見て」

 休憩になったのでまた白石先生が話しかけてくる。

「いや、まあ普通です。練習の中身はあまり変わらないです」

「やってみたくなった?」

「えっ、…えー……。ち、近っ」

 笑顔で顔を近づけて話す先生に、顔を赤らめて戸惑っている遼。思わず吹き出しそうになる。そこに水分を補給した崇史がやって来る。普段とは違う剣道用のメガネをかけている。顔の汗が目に入りにくいよう眉毛のあたりのところに汗取りパッドがついているものだ。

「どうした?遼は入るって言ってくれたか?」

「ううん。まだ迷ってるんだって、遼は。白石先生がこんなに頼んでるのにさ」

「いや、あの、そんなんじゃなくて…」

「白石先生の頼みを断る人なんてめったにいないよな」

 崇史もにんまり笑って同調する。

「身体は剣道やりたいって、見えたけどなあ」

 先生は竹刀を振るしぐさを見せながら言う。一つに束ねた黒髪が左右に揺れる。

「え?そ、そんなこと…」

言いあぐねている遼に、白石先生が続ける。

「前の学校で何があったか知らないけど、やりたいことをやった方がいいんじゃない。新しいことに挑戦するのも悪くないけど、できることを伸ばすことも、とっても大切なことよ。…最後はあなたが決断すればいいけどね。みんな良い子たちばかりよ。うちの剣道部は」

「は…い…」

「そうだ!今から試合形式の練習するんだけど、やってみない?」

「いいですね」

 白石先生の提案に私も相槌を打つ。これで遼の力量も大方分かるというものだ。

「おお、やろうぜ!遼」

 たちまち崇史も賛同する。

「いや、でも、防具も竹刀も持っていないし」

「それなら学校のを貸すわよ」

「それに道着もないし」

「体操服だって剣道はできるでしょ。なんならそれも学校の予備を貸してもいいのよ」

「いや、今日はその…、見学のつもりだったし…」

 私と遼との応酬に、白石先生がぴしゃりと決定打を出す。

「いいから。つべこべ言ってないで一回だけ、一回だけやってみなさい」

 遼はもう言い返すことができなかった。


 十分後。遼は胴、垂れをつけて、竹刀を左手に携えて更衣室の扉の前にぽつんと立っている。話す相手もいないので淋しそうだ。道着は遼が遠慮したので体操服の上から防具を着けたが、ハーフパンツの長さを何度も気にしている。

遼と崇史が最後に試合を行うことになったようだ。赤いタスキを悠一郎につけてもらっている。何度もお辞儀を繰り返している姿は、とても遠慮がちだ。

 主審はほぼほぼ私の仕事だ。今日は滝渕先輩と雄一郎が副審につく。試合時間は五分間。正式な試合では、途中で時計を止めることもあるのだが、練習試合では、ストップウォッチを止めずにきっちり五分で行う。

「始め!」

 私の号令で二人は蹲踞の姿勢から立ち上がる。

「やーーーっ」

「おう!」

 互いが気合のある発声をする。遼が今まで私たちに見せてきたおどおどした様子は見られない。堂々とした姿勢だ。

「面、面」

 崇史が仕掛ける。崇史の動きも悪くない。遼は竹刀で受けながら反撃の機会を狙っている。一進一退の攻防が繰り広げられている。

 一分をたったころから遼の動きが変わる。竹刀の剣先を小刻みに揺らし、それに合わせるように足さばきも小刻みに動き始める。いわゆる速い竹刀さばきで相手に打突を入れる、対する崇史は、二段打ち、三段打ちを基本に打ち続け、相手に隙を作らせて仕留める剣道だ。互いに自分の得意な技を出してはいるが、なかなか決め手に欠ける状況だ

三分ほど過ぎた頃、正面寄りの場所でつばぜり合いになる。どちらも動けない膠着状態に入る。

「わかれ」

 私は両手の旗を前に突き出して二人を分ける。二人は素早く離れると、油断なく竹刀を構えなおす。

「始め」

 私は、伸ばした両手を素早く下ろす。 

 次の瞬間、遼の竹刀が崇史の小手を狙う。崇史は竹刀を下から上に持ち上げながら、遼の竹刀の軌道をずらす。その上げた竹刀を勢いのまま、遼のやや左側の面に向かって打ち込んでいく。小手すり上げ面だ。

 パンッ!乾いた音が響く。私は左手の白旗を上げる。二名の副審の白旗もほぼ同時にあがる。

「面有り!」

 遼は開始線に戻る前に

「なまりよるとー」とつぶやき、屈伸や軽くジャンプを繰り返す。また足を前後左右に何度か動かす動作を見せる。そして、開始線の後ろに足を置くと、正眼に構えなおす。崇史も油断なく構えている。

「始め!」

私が二本目の号令をかける。その瞬間だ。

「面」

充実した掛け声とともに、遼の竹刀が崇史の正面を叩く。スパーンッという小気味の良い音が試合場に鳴り渡った。

 私はすかさず赤旗を上げる。副審の二人は油断していたかもしれないし、唖然としたかもしれない。一瞬遅れたが、私が自信をもって勢いよく上げた旗につられるように赤旗を上げた。

「面有り!」

 二人は、最後の勝負に向けて、開始線を挟んで構える。

 ブーーーー。

 タイマーのデジタル音が試合終了を告げる。

「やめ」

「引き分け」

 紅白の旗を頭の上で交差させて、試合を終わらせた。

 試合場の外から「ナイスゲーム」という言葉と共に拍手が聞こえてくる。二人は互いに礼をして試合場から出る。

 ただでさえ暑いのに試合をすればさらに暑くなる。ましてやこんないい試合をすれば、心までヒートアップしてしまうのも当然だ。二人とも面を外すと玉のような汗をかいている。それを面タオルで拭っている。

「久しぶりに体を動かしてみて、どうだった?」

 白石先生が遼に近づいて問いかける。

「久々に体が動かせて、気持ちよかったです」

「そう、それはよかったわ。それで、剣道部に入る気になった?」

「えっ、まあ、それについては…」

 口ごもった遼は続ける。

「もう少し考えさせて下さい」

 先生は残念そうに一瞬、眉毛を寄せたが、すぐに笑顔に変わる。練習前にはしっかり整えられていた前髪も汗で額に張り付いている。

「そう、分かったわ」

そう言うと練習場の正面に向かい、全員に集合をかける。先生のうなじにも汗がにじんでいた。


練習終了後、部員のみんなが着替えや片付けをしている間、白石先生と話をして待つのが私の日課だ。遼は道着から体操服に着替える必要がないので、さっさと防具を片付けると、白石先生に一礼をして至誠館を後にしていった。

「遼のこと、どう思いました?」

「なかなか上手いよね」

「そうですね。あの飛び込み面はすごかったですもんね」

「うん、電光石火っていう言葉がぴったりの面だったね。是非、剣道部に入ってほしいわ」

「何に迷ってるんでしょうね?」

「私も詳しくは知らないんだけどね、前の学校の剣道部で何かあったらしいのよ」

「何かって、なんです?」

 白石先生の目をのぞき込む。本当に吸い込まれそうな瞳だ。

「人間関係でのことですか?」

「多分ね」

「いじめとか?」

「そこまではわからない。でもそれが理由でこっちに転校して来たんじゃないかって」

「そうなんですか…」

 先生は少ししゃべりすぎたことに気付いたのか、コホンと咳払いをする。

「とにかく、私もよく知らないのよ」

 先生はバツの悪そうな顔で言うと、話を打ち切った。


「――という話らしいのよ」

 帰り道、さっき白石先生から聞いた遼の話を崇史に聞かせる。

「ふーん、そうなんだ」

 崇史はあまり乗ってこない。

「どうでもよさそうね」

「いや。そんなことはない。でもあくまで噂なんだろ」

「そうだけど…。でも先生が知ってるってことは、向こうの学校から聞いたってことなんじゃないの」

「まあ、そうだけどな」

「事実ならやっぱり許せないよ」

「まあ。確かに。…でもなんでもかんでもいじめって、決めない方がいいんじゃないのか」

「どういうこと?」

「俺たちの周りにもいじめって言われてることも結構あって、多くはその通りのなんだけど…」

「そうでしょ」

「でも、互いに相手を傷つけるようなことを言ったり、SNSに書き込んだりしあっているのに、いざ自分が傷つくと、これはいじめですって言いだすやつもいたりするだろう」

「まあ、確かにあるね」

「そういうのは対人トラブルって言って、分けて考えた方がいいんじゃないか」

 私の身の回りでも、崇史が言うような話はいくつか耳にする。五月頃に私の親友の水落優愛みずおち ゆあも同じ部活の子にあらぬ流言を流されて、随分悲しい思いをしたことがあった。

「だから一方の話だけ聞いて、決めちゃあいけないんだよ。ましてや今の俺たちはどちらの話も聞いてない。いじめって判断するのはまずは当事者だからな。俺たち外野が変に騒ぎ立てるのもどうかって思うよ」

 崇史はいつも冷静に、そして公平に判断を下そうと心がけている。そこが崇史の良いところであり、みんなから信頼されている理由の一つだ。

「でもね、いじめかトラブルかわかんないけど…、そんなんで遼に剣道を嫌いなまま終わってほしくないな」

 崇史はおもむろに顔を私の方に向ける。

「良いこと言うねぇ。栞は」

「ほんとにそう思ってる?」

「もちろん。栞の正義感の強さには頭が下がるよ」

 私に対しては少々皮肉屋な面がある崇史にいぶかしげな視線を送る。

「当然じゃないか」

「そう。まあ一応、褒め言葉と受け取っておこう。じゃあ、今度もう一度、遼を剣道部に勧誘してみる」

「ああ。おれも一緒に話してみるよ」

 何としても遼を剣道部に勧誘したい。そんな気持ちでいっぱいのまま家に帰った。


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