暇なので
僕は暇、暇、暇、暇~。
なんて始まり方をしてしまったのだけれど。
そう、タイトルを見ていただければわかるだろう。
――暇なのだ。いや、厳密には、暇ではないのだけれど。
自分さえ、夢を見させてくれない。
せめて、何か暇つぶしになるようなことがあってもいいと思う。
勉強もする気が起きない。最近の個人的なニュースもない。
なーんにもない。今日この頃。
どうせこんな小説では、何も得られないのだろう。
暇つぶしにはなるだろうけど。
世界にこんな小説があってもいいと思う。
何も得られない。けれど支持される、暇つぶしに読んでもらえる、そんな小説があっても、いいと思う。
読まれるだけで、創っている側、つまり作者はうれしく思うものだから。
さて、この話も例外ではない。
酒の肴にでもしてくれるなら、それ以上の喜びはない。