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あおとあかのきせき 下書き  作者: 世渡 繋
物語の紹介
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現代のキャラクター(神、霊、妖)

吾生(あお)…約1000歳 身長180cm 本名「天御霊吾生尊(あめのみたまのあおのみこと)


狗護神社に住まう、雪光村の守り神。通称「狗神様(いぬがみさま)」。

強大な霊力を持ち、様々な霊術を操る。

愛嘉理の前では人に化身している場合が多く、その時は銀毛(髪、耳、尾等)に深い青の瞳の青年の姿。

真の姿は狐と狼を足して二で割ったような、全身が銀毛に覆われた深い青の瞳を持つ不思議な獣の姿である。

澄風とは親しく、お互いに良き話し相手。

かつて想像上の自分を模して人が作った狗面を気に入り肌身離さず持っており、また土地神の務めを果たす際には三日月の剣や弓矢(破魔矢)を携える。

無邪気で天真爛漫であり、思慮深く理知的で穏やかな性格。


澄風(すみかぜ)…約5000歳 体長約10m


雪光村を流れる澄風河の主で、吾生とは長い付き合いで良き話し相手。

澄風河は長いので他の土地の様子もよく知っており、それを土産話として村の外に出られない吾生に語っていた。

透き通るような翡翠の鱗を持ち、日光を浴びると七色に輝く。

大きく曲がった立派な角と靡く美しい尾鰭、そして高貴な紫紺の瞳が自慢。

かなり身体が大きいので、愛嘉理はまずその凄まじい迫力に圧倒された。

雨上がりに空を駆けるのが好きで、その時の姿は超常の存在が見えない人にも虹として見える。

風と共に現れ、風と共に去る。

尊大な自信家でナルシストだが、世話好きで気が良く何だかんだと温かい眼差しで優しく二人を見守っている。

かなり人間らしく感情豊かであり、気さくで博識な話好き。

ちなみに人間については愚かだと思いながらも嫌いではないらしく、自身の流域内であればその歴史等にもかなり詳しい。


人見(ひとみ) 飛火里(ひかり)…女性 12歳(外見年齢7歳) 身長120cm


五年前に亡くなった愛嘉理の妹。

唯一愛嘉理を恐れず慕った人間であり、彼女の“美味しい”の一言で愛嘉理は料理に傾倒した。

自分の死が愛嘉理を傷付け自責の念に駆られているのではと成仏出来ずにいたが、自身が現れることで再び傷付けてしまうのではと思い姿を見せることも出来ずにいた。

繋の説得で、愛嘉理に思いを伝える決心をする。


(まち)…男性 約100歳(外見年齢約15歳) 身長170cm


約100年間、何かを待ち続けている幽霊の少年。黒髪黒眼で、一人称は俺。

自分の名前を知らず、必要ない、好きなように呼んで欲しいと紡には言っていた。

紡には見えており触れることもできるが、それ以外の人間には超常の存在を見る力のある者を除いて見えない。


(そい)…15歳(外見年齢は生まれた時から15歳程) 身長170cm


不知火家に住み着いている座敷童子。

白髪白眼で、一人称は俺。着物姿で、物静かな性格。

触の笑顔が好きで思いを寄せているが、その立場故にどうすることもできずに苦悩している。


触の母…女性 身長155cm


心優しい触の母。

家族のことが心配で、成仏できずに幽霊となってしまっていた。

愛嘉理に乞われ、家族の大好きな特製肉じゃがの作り方を伝授する。


(いだき)…身長170cm


気が強く、意地っ張りで頑固な雪女。

徹とは自称腐れ縁で、よく一緒にいる。

昔関わりを持った人間の男性に貰った簪を大切にしていたがある時失くしてしまい、それ以来ずっと探している。


(とおる)…身長185cm


真面目で思いやりのある烏天狗。

自慢の団扇で起こした風が抱の大切にしていた簪を吹き飛ばしてしまい、それ以来責任を感じて自慢の団扇を使うのをやめるようになり、ずっと簪を探し続けていた。

付けている面は、自身の手製。


(きずき)…体長約2.5m(尾鰭まで)


人間を憎む、誇り高き人魚。

かつて人魚は不老不死を求めた人間に乱獲され数が激減した歴史を持ち、築の群れは最後の生き残りであった。

しかし人間の環境汚染により住処と家族を失い、以上の経緯から人間を弱き者と憎んでいる。

亡くなった母と姉をとても尊敬している。


(もと)…身長165cm


お調子者で空気が読めないが、どこか憎めないところのある河童。

己の欲望に忠実だが、吾生と澄風のことは尊敬しており言うことを聞く。

忍とは相棒。


(しのぶ)…身長2m


おおらかで落ち着きのある、苦労性の蛙の妖。

相棒である素の暴走にいつも頭を悩ませている。

素と同じく吾生と澄風を尊敬している。


(まなぶ)…身長130cm


いつも猫又に馬鹿にされている狸の妖。

大蛇に教えられ、強くなりたいと吾生に弟子入りを志願して来る。


猫又…身長2m


いつも学を馬鹿にしている二又の尾を持つ猫の妖。

化かすのが得意で、学に恐ろしい幻を見せてはその反応を楽しんでいる根っからのいじめっ子体質。

暑さが苦手で、いつも日陰にいる。気紛れな性格。


大蛇…体長約5m


学に吾生の存在を教えた、白くて大きな蛇の妖。

猫又に苛められている学を気に掛けている。


一反木綿…体長約3m


道に迷った学を狗護神社まで運んだ。

その後、抱が徹の団扇を使って起こした風に飛ばされて木に引っ掛かり動けなくなっていたところを学に助けられる。


塗壁…体長約5m


学の行く手を阻んだ大きな壁の妖。

百鬼夜行の際は築達と共に戦った。

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