卒業しない宣言
幼い頃に好きになったものを
周りのみんなはもうとっくの前に卒業していて
新たな好きを見つけて年相応に楽しんでいる
だけど私は幼い頃に好きだったものから
ずっと卒業することが出来なくて
新たな好きなものを簡単に見つけることが出来ない
そんな卒業することが出来ない私は
親や友人から呆れられてしまうのだ
確かに卒業することは当たり前で
卒業することは格好良いのかもしれない
いつまでも固執することは異常で
固執することは格好悪いのかもしれない
だけどここまで大切に育て上げた
「好き」っていう気持ちを
捨てることに抵抗はないの?
ここまで大切に温めてきた
「好き」っていう気持ちを
捨てて解決されることなの?
私は決してそうとは思わない
「好きなものは好き」
それでいいじゃないの
好きなことは恥じることじゃない
寧ろ堂々と好きだと語って認めて
もっともっともっと大好きになりたい
この気持ちを育てていきたい
だから卒業するだなんて言わない
これからもずっと好きだと誓うの