前回までのあらすじ
悟空たちはセンズ(り)という、一粒百万倍の豆を手に入れた。世間ではバイアグラと呼ばれているらしい。しかし試す相手は居なかった。それでは意味がないじゃないか。彼らは口々に夢を語った。
悟空「オラ、わくわくしてきたー」
クリ(と)リン「俺も勃つかな?」
紫明「何回も、出来るのかな?」
しかし彼らには相手が居なかった。中でも性欲が強いのに好きな相手にけんもほろろじょうたいだったしめいくんは、おもいたちました。ちんこもたちました。
「おら、ほろろじゃなくて、はわわしてくる!」
そこでまず始めた事は、女を見る事だった。彼はほろろな彼女をしか、今まで見て居なかったのである。
金が足りずに即金目当てに入った昼間のバイト。そのバイト先は女で溢れていた。
まず年配の水田さんをジュリアロバーツに仕立て上げた。その辺りカクヨムアカBANで喪われた「五十嵐」に書いたがもう読む事は出来ない。
しかし彼が赴く部署にはおばあちゃんばかりしか居なかった。社内はもっと若い女で溢れてるってのに何だこのザマは。
彼の貧しさと根気がグッドラックを呼び寄せた。初めての部署。
「おはようございます。今日はよろしくお願いします」
「あ、おにゃがいしまあす(あ、お願いします)」
「はわわ(はい)」
その後の顛末はまた後ほど詳らかにしようと思う。
そして僕が得たはわわゾーンから眺める社内の気になるお前たち。
専らはわつき対象となっていたかわうそちゃん、別の部署の時から元奥さんに色々がそっくりなラクスルちゃん。そして配置上目に付くマスクする派だからなぞに包まれてるけど、目が近く見えるからメジカちゃん。
そして遠くに眺めやる私語を仕事と取り違えて死後まで行っちまえな田舎アヴリルとイケメンインド人。こことの対立軸に於いて僕はしょぼくれイラン人という事になった。
カクヨムに書き始めてた「はわわの過日」には、インドvsイランdoesn't matterみたいな流れになってたけど、もう読んでもらうことは出来ない。
インドとイランの対立、そして邂逅。
唐突なアカBAN、唐突なはわわ禁止令。
そこからあたらしい「はわわな過日」は始まるのデスマスク。
よろしく。