はわわ
始まったばかりのこの物語は、唐突みたいけどこれで終わり。
もう何を書いたのかだいぶ忘れてしまったけれど、前回僕がそこらの女にはわつく理由を述べた気がする。
その主犯格である元奥さんが、僕に会いたい、僕が好きだと言って来たのである。
僕にはもう、はわつく理由がなくなった。またすぐに出来るかもしれないけれど。
そこでこの広げた風呂敷をどう畳むべきか、馬鹿な頭で考えたら。
結論として、ひとりの女にしか恋出来ない僕が自暴自棄になったとき、はわわしやすい女の特徴をまとめるべく、彼女らに持った所感をつらつらと書いてみようかなと思った。
僕がはわわするくらいだから、彼女たちは相当魅力的だ。
それくらい、僕は人間が、女がこわい。だからこそ少子化まっしぐらな今、彼女たちの魅力をまっすぐに捉えた僕のはわわレーダーの解析結果を世に出すのは有意義に感じるのである。
さあ、最初のはわわちゃんは、はわわ界のラスボス、僕が見境なくはわわして行こうとそれこそ世界中の女たちに熱視線を送り始めた矢先、そのアイビームを固定してしまったはわわ界の逸材、はわわクイーンである。
彼女は全盛期の広末涼子の雰囲気を纏った白いカワウソだから、便宜上「カワウソちゃん」と表記する。
僕のゾーンの広さの中、ど真ん中はボール一個より小さい。そこを元奥さんが占拠して出て行ってくれない。
しかし、そこを掠めたカワウソちゃんのはわわ力は凄い。
きっと僕以外のたくさんの男達をはわつかせてるに決まってる。
そんな彼女のはわわ力の秘密に迫っていきたいと思う。
タイトル通り、僕にははわわは過日の事となった。今僕がはわつけるのは元奥さんだけだ。
しかし世界ははわわを待っている。
是非ともはわついて欲しい。