プロローグ~転生~
頑張って投稿します!
よろしくお願いします!
いつかもわからない忘れ去られてしまった時代の話
すべての神を滅ぼした**神******は力を持っていた種族人間にこう言った。
「お前らは、どちらの技術を選ぶ?」
その時人間は、科学技術を優先して発展させるか、魔法技術を優先して発展させるかで争っていた。神はどちらかの滅びを望んだのか、勝ち残ったほうの技術を発展させるようにするといった。しかし、こうも言った。
「勝ち残れなかったほうの技術は、無くなる。世界を変えてやるんだ。そして俺はいなくなる。神のいない世界だ。これが神殺しの神の最後の戯れってことだ。」
力強くそして、どこか少しさみしげに人間に伝えた。
そして、人間は争った。その神のおもうがままに―
***
それから何年もたった現代のこと
恭介は、今日も今日とて堕落した生活を送っているのだが、それには理由がある。高校入学前の春休み期間なのだ。早々に課題を終わらせ自由な時間を手に入れたのだ。
そして、今日もまたお気に入りのストリーマーの動画を見るのであった。
「やっぱこのゲーム配信者の”これだからハゲハゲは……”っていうくだりがいつでもおもろいんよなー」
そして、今日投稿の動画をポチっとする
”今日もやっていきたいと思います!よろです。―これだからハゲハゲは― 何言ってんだお前*******”
彼がうまく聞き取れなかったことを言ったとき、
「*******だって――」
そして、彼は寝てしまった。目を覚ました時にはどこか懐かしい天井が目の前に広がっていたという。
***
「ふわ~あ」
寝落ちしちまったのか。
部屋の外から聞こえるかすかな物音で目を覚ます。
瞬間、彼は目を見開くとともに、理解した。ここが、異なる世界であることを。
そして、記憶が流れ込んできた。想像するに、自分と変わらない15歳くらいの「彼」の記憶が。
すると、何やら物音がしてきて
「リアー!!」
と言いながら部屋に入ってきたのは……
「姉さんなにさわいでるの?」
姉さんだった。しかし、俺の言葉が聞こえているのかいないのか。
「リアー、久しぶり元気にしてた?さみしくなかった?」
と、言い詰めてくる。
しかし、思い出したかのように。
「あ、パパとママが呼んでたよ~。朝ごはんだって。」
そういって、楽しげな足取りで階段を下りていく。
実際、恭介は両親が忙しく基本家にいなかったため、パパとママが呼んでいる発言には多少の違和感を感じていた。
しかし、階段を下りた先のリビングには、
確かにテーブルを囲んでいる家族の姿があった。