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ゼルダのりょーごの詩集  作者: ゼルダのりょーご
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夜明けに羽ばたいて

キミはいつまでも

種のままじゃない


生まれ出でたその日から

だれもが幹をもっている

種は内包された可能性の元

そこから芽吹いたことに

まだ気付いてないだけだ


それは青々とした若葉なのだ

瑞々(みずみず)しき始まりにして

止むことのない宿命の営みなのだ


産声は繊細だった

気をつけてそっと耳を傾けてあげてね

知らずに摘み取ってしまいかねないほど

赤裸々で初々しくも

偉大で尊貴なるつぼみをすでに

身に付けているかもしれないのだ


ほら キミのとなりにも

ほら キミのこころにも

それはあるかもしれない


その萌芽は

いかなる未来に向かって伸び

いかなる花と開き

いかなる香味を人の世へ届けてくれるのか


キミ自身もまだ知らない


まだ解き明かせない種の秘力

だめにしてきた苦い涙

溜めること許してきた

弱い心……

解き放つカギ それは


いかなる友と結ばれるかにある

キミが探しているのは友なのだ

キミの芽が向かう未来とは友と羽ばたく

夜明けの舞台なのだ

最後まで読んで下さって、ありがとう。

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