不思議なお・か・ま
悲鳴のするほうへかけてみるとそこには15人位の男女(女性はむっちゃ美人)と人ではない何か、そう、魔物のような奴がいた。
そしてそのうちの男性2人が死んでいて残りの何人かの男性は女性をかばいながら剣を出して戦っている。
魔物のような奴はクマのようなずんぐりとした体つきで、なぜか悪魔のような翼がついている。でもあの翼でとべんのかな。
お、飛んだ。すげえ。実は体重軽いのかな。まあいいや。捕まえてみて、中身見てみたいなあ。
ん?なんか空中にボタンがあるんだけど。なんだこれ。まあ、押してみるか。
ポチっと
ウィーン
あれ、まわりがうごいてない。
「ハアーイ、清光ちゃん。」
変な仮面のおかま(?)が出てきた。
「だれだお前。」
一応パンチをぶっこんどいておく。
「ひどいわぁん。パンチなんて。か弱きお・と・めに。」
「お前男だろ。てか、なんで俺の名前を知っている。」
パンチやキックしながら話す。だがきれいによけられる。
「男じゃないわよ。あとここにドアの向こうとつなげて押したの私だし。」
「え?」
思わずパンチを止めてしまった。駄目だ、こいつにパンチをぶっこまないと、気が済まなくなってしまった。
「何のために俺と琴音を誘拐してきた。」
「誘拐じゃないわよ。召喚よ。あと目的は魔王退治よ。」
「は?魔王退治?そんなのあんの?」
「あるわよ。あんたがさっき見た魔物は魔王の臣下の部下だし。」
「なんでそんな位が高いやつがいるんだよ。」
「まあ、とにかく、魔王を全員倒してきてね。そのためにプレゼントも用意したんだから。またボタンは押したら出てくるはずだから。まあ、私は出てこないケド。っていうことでよ・ろ・ピ・ク!」
そういっておかまは消えた。時間が進むようになる。あいつは何者だろう。
さて、プレゼントか、なんだろう。
ポチっとな。
ウィーン
これがプレゼント?
あ、あいつの名前聞くの忘れた。パンチ一発も当たらなかったし…