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さあ、出陣だ!
行く前に、食料、汚れた時のための衣服、あと何が必要かな・・・一応金も持っていっとくか。
ピンポーン
もう来たのか。時計を見るといつの間にか三時を指している。
ピンポンピンポン×20
「うるさーーーーーい!近所迷惑だ!」
「だって、なかなか出てこないから。」
「おまえな、一回目押してから全然時間たってないだろ。」
「いたずら~」
「もうすんなよもう・・・さっさと家に入れ!」
「おじゃまーす。」
ドタドタドタドタドタドタ
「これが・・・?」
「そう、どこへでもいけるドアさ!」
「早く使おうよう。」
「はいはい。」
さあ、ドアを開ける時が来た。いざ・・・
「出陣!」
「なにその『出陣』は。」
琴音が冷めた目で見つめてくる。
「あ、声に出てた?」
「早くドアを開けて。」
「ひっどいなぁ。」
では、改めて・・・いざ出陣!
ドアを開く
さあ、ウェルカムハワイ・・・
「「え・・・?」」
そこはハワイではなく、この世界どこを探しても使っていないような知らない服、不思議な魔法的なものを使っている人がいる、とにかくそこは知らないとある異世界だった・・・。