行く前に・・・
よし、昼食も食べ終わったし・・・「どこへでもいけるドア」でハワイにでも行ってみるか!
あっ、忘れてた!「どこへでも行けるドア」ができたら使わせてあげるって言っていたやつがいた・・・
早く呼びにいかなきゃ。
ドンドンドンドン
ドアを勢いよくの叩く。
「はーい、うるさいなー、誰だ?」
ドアの向こうから顔がぴょこっと出てくる。
「俺だ。」
「あーあんたか、急いで出てきた意味ねー」
そういったのは俺の幼馴染の女の子、土方琴音だ。
俺と同じニートだが、ガチのゲーマーで、俺が本気でかかったところで負けるのは今まで何度も思い知っている。(力も強いが、俺がギリ勝っている)そして、琴音というかわいらしい名前のくせに男らしい性格の女の子だ。
「おい、今失礼なことを思わなかったか?」
「い、いや、なんにも。」
「あやしーなぁ」
琴音が顔を覗いてくる。顔が近い。
「ま、いっか。早く上がってきな。」
そういって琴音は家の中に入っていく。その前に、
「ねえ、どこへでも行けるドアが完成したんだ。」
ドタドタドタドタ
「それ本当か?!」
琴音は顔をキラキラさせながら家の中から出てくる。
「ああ、ほんとさ。ハワイにでも行こうと思うから、一緒に行く?」
「うん!でもその前に用意してきていい?服とか・・・」
服を見ると、ボロボロの服だ。
「いいよ。じゃあ、今二時だから、三時に家来て。」
「りょ!」
そういって二人はそれぞれ家にもどっていった。
一週間投稿できなくてすみませんでした。