2.依存という名の努力
あなたを支えることを人生の意味の一つにしてもいいかしら。
あなたのために料理をがんばったり、お掃除、お洗濯、家計のことを勉強して、
マッサージの仕方を学んだり、人とのコミュニケーションの輪を広げる。
結婚もしていないのに早計かもしれないけれど、
子供を育てる体力をつけたり、時には子供の疑問に答えるための勉強をしたり。
子供やあなたのために裁縫の腕をあげるの。
何か使えそうな資格の勉強をして、お金の苦労をしないようにもしたいわ。
管理栄養士だけじゃ心もとないもの。子供を育てる体力をつける。
たくさんの知識技術、考え方を学んで、この世界で楽しくいきていくのよ。とても素敵でしょう。
あなたに依存して尽くすわけじゃないわ。
あなたを支えるという目標を作ることで、いろいろなものを身に着けて、
最終的に自分の人生を豊かにするという目的を達成させるの。
……なんて言い訳に聞こえるかしら。
いろいろ言ったけれど、結局、わたしはあなたのそばで生きていきたいのよ。
これを依存と呼ぶのならばわたしはあなたに依存しているのでしょうね。
でも悪いことだとは思わないわ。
自分の幸せのためのものだもの。
安心して、もしあなたが居なくなってもわたしは同じことをするのだから
これはわたしの生き方なのよ。
あなたのそばにいたい。そんなわたしの思いを書いたものよ。ところどころ矛盾しているかもしれないわね。
そばにいたいから依存しないようにする。そう見せたい。
ずっと一緒にいたいという依存心のために依存しないよう努力する、複雑な思いを抱えているのよ。
ちなみにわたしは、管理栄養士の資格勉強をしている学生よ。