La luna piena
干き潮が悲しみを連れ去って
淋し気にさざめく波も もう君の足を濡らせない
頬に残る痛みの跡さえ
伏せた瞳の赤みと共に消えていく
君は顔を上げて星々を見つめる
次の一歩を踏み出す為に
満ち潮が喜びを運び込み
穏やかにさざめく波は今 君の胸を満たしていく
指に残るワルツの熱さえ
潤む瞳の赤みと共に渦巻いて
君は顔を上げて星々を見つめる
この新しい恋の為に
潮騒が遠くに聞こえる
柔らかに満ち干く波は あの頃と違い温かく
ラストダンスを踊った
愛おしい人の声音にとても似ている
君は顔を上げて星々を数える
この幸せの数と重ねて




