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こちら、駒桜高校将棋部Outsiders  作者: 稲葉孝太郎
第8局 熱血!春の団体戦(1日目・2015年5月10日日曜)
94/682

82手目 1回戦 新巻〔清心〕vs高崎〔藤花〕(2)

 龍の引き位置が分からない以上、ここで悩めないな。対応を訊こう。

「行くぜッ! 8一飛成ッ!」

 7七飛成、4六角、同角、同歩。

「一気には決められないか……7四龍」


挿絵(By みてみん)


 いおりんは、龍を撤退させた。

 こっちが即座に潰れることはなくなった。続きを考える。角の打ち場所……ないな。攻め駒が足りないなら、9一龍と拾うか。そこで……後手は5五角か? 龍香両取り。逃げるなら……6一龍は、敵陣に近づき過ぎだ。歩が欲しい。9三龍としよう。9三龍、9九角成、5三銀、7三歩……いや、6三歩か? 同じことかもしれない。6三歩なら、5二銀不成、同金、9二龍、7二歩、8一龍。

 そこまで考えて、俺は首を振った。パターンが多すぎる。こんな一直線の読み、当たるわけがない。もっと幅広く読まないと……って言っても、時間がないんだよなあ。とりあえず9一龍、5五角、9三龍、9九角成は確定だろうから、そこでいくつか想定しておこう。第一候補は、さっき考えた5三銀。第二候補は……4五桂か? 4五桂……4四銀とは、受けてくれないよな。4四に銀を打ったら、後手は切れ模様だ。それに、第一候補の進行でも、先手陣はほとんど手つかず。7九金が、ナイスな働きをしている。

 全体的に、俺のほうが、いいのかな。

「9一龍」

 俺の指し手に対して、いおりんは、ふんと鼻を鳴らした。

「5五角は、怖くないってことか」

 怖いけど、行く。それが俺の棋風だ。

 いおりんはしばらく考えて、5五角。俺はすぐに9三龍とした。


挿絵(By みてみん)


 この時点で、持ち時間は俺が9分、いおりんが13分。

 中盤で考え過ぎたけど、すこしだけ差が縮まった。

「んー、9三龍ねぇ……9三龍……」

 さすがに7三龍とか、訳の分かんないぶつけはしてこないだろ。

 9九角成、5三……ん、待てよ。5三銀って、できないじゃないか。8四銀がある。

 龍を横に逃げられないから、9一龍、5三金で銀損。なんてこった。

 じゃあ、4五桂で決まりだな。9九角成、4五桂、4四銀……ここに使うのは、もったいないか。4五桂、7三歩、5三銀、5一金引……これがあるなら、5三銀のところで、5三香、4二金寄、5二銀、同金寄、同香成、同金、9一龍。


挿絵(By みてみん)


 (※図は新巻(あらまき)くんの脳内イメージです。)

 

 これ、詰めろだよな? 4一角、4二玉、5二角成、同玉、5三金。うん。それに、5一に合い駒しても……あ、そっか、7三歩が良くないのか。9九角成、4五桂、6三歩、5三香、4二金寄、5二銀、同金寄、同香成、同金、9一龍、7一歩。


挿絵(By みてみん)


 (※図は新巻くんの脳内イメージです。)


 こっちのほうが、ありそうだな。イヤな変化だ。

 そもそも、5三香〜5二銀が、駒損の攻めなんだよなあ。


 パシリ

 

 おっと、指したか。

 

挿絵(By みてみん)


 はうッ!? 全然違うじゃないかッ!

 な、なんで、そんなところに角を?

 ……………………

 ……………………

 …………………

 ………………

 あッ! 分かったッ! 5七角成が金龍両取りかッ!

 しかも4七に打つ金がないッ! くそぉ、ハメられたッ!

「バカ(とら)、顔色が悪いぞ」

「うるさい、ちょっと静かにしろ」

 致命傷じゃないだろ、さすがに。これで致命傷なら、いおりんはもっと早く指してるはずだ。俺に適当な受けがあるから、長考したに違いない。メタ読み。

 ……………………

 ……………………

 …………………

 ………………

 閃いたッ! 4七角だッ!

 

挿絵(By みてみん)


 (※図は新巻くんの脳内イメージです。)

 

 これで5七角成とする暇がないだろ、多分。

 俺は終盤に時間を残すため、4七角に賭けることにした。

「4七角ッ! これで、どうだッ!」

「チッ……6五歩」

 いおりんは、やっぱ気付いたか、と言った感じで、角打ちを受けた。

 ってことは、いおりんは俺よりも先に、この順に気付いてたわけか。

 とりあえず、5七の地点を受ける。

「6八金だ。堅くするぞ」

「じゃ、オレもな。3三銀」

 5三銀、8二銀、9六龍(これが角当たりだから銀損にならない)、5五角、5二銀不成、同金、9二龍、4二金、5六金、7三角、4六歩。

 

挿絵(By みてみん)


 一気に進んだ。俺のほうが、得したんじゃないか。いおりんは、攻めがないだろ。

「どうすっかなぁ……」

 いおりんは盤面を睨んで、それから桂馬を手にした。

 どこに打つ気だ?

「3五桂」

 そこか……えーと、5八角、5五歩、4五金、4四歩……あれ、金が死ぬのか。

 じゃあ、3六角、5五歩、4五金、4四歩、5四金として、これは死なない……いや、死ぬか。4七銀、同角、同桂成、同銀、5四龍で、金を抜かれてしまう。

 うぅ、こんな手があるのか。歩越し金はつらいなあ。

 角を逃げてダメなら、逃げないで金をぶつけるか。6五金、4七桂成、7四金、3八成桂、同金、7九角、5八金、4六角、6一飛……こんな変な展開には、ならないな。

 俺は、チェスクロを確認した。いよいよ、残り3分。

「6五金だッ! これで勝負ッ!」

 4七桂成、7四金、4八銀。


挿絵(By みてみん)

 

 また外れた。

 4八銀って、なんだ? 同金、同成桂狙いか? そんなのしないぞ。

 俺は7三金と取りかけて、サッと手を引っ込めた。

 いおりんは口の端を歪めて、舌打ちした。

 詰めろじゃないか、これッ! 3九角、同金、同銀不成、同玉、4八金、2八玉、3八金で、詰んでる。端が痛すぎる。

 危ない。頓死するところだった。頓死したら、兎丸(うさまる)に申し訳が立たないぞ。

「3九香ッ! これで受け切るッ!」

 かかってこい。

「4九銀不成は、続かないんだよな……4六角と逃げとくか」

 いおりんは、角を逃げた。

「それ、いいのか?」

「悪いんなら、咎めてみろよ」

「……」

 なんか、あるのか? 4七銀が、もろ見えるんだが。

 これで、角金両取り状態になる。4九銀不成が厳しいのか? 4六銀、4八角……これが詰めろか。受け駒が、かなり微妙だ。ただ、3八桂でも、一応受かってるっぽい。

 ってことは、4九銀不成じゃなくて、4九銀成だな。これなら、4六銀に4八角の時点で詰めろ。3八桂じゃ受からないから、3八飛。そこで4七金。

 これは、俺が悪いっていうか、敗勢。んー、4七銀はダメなのか。残念。

 かと言って、現状を放置するわけにもいかないんだよな。4九銀成〜4八成銀が詰めろなわけだし、それよりも速い攻めがない。

 ……………………

 ……………………

 …………………

 ………………ピッ

 うわ、秒読みになった。

 俺は59秒まで、あれこれ考える。

「4五飛だッ! 4五飛ッ! 4筋を受けるぞッ!」

「げッ、そんなのあるのか」

 やった。いおりんも読んでない手だ。時間を使え。

 ……………………

 ……………………

 …………………

 ………………ピッ

 いいぞ。5分ほどあった持ち時間の差も、とうとうゼロになった。


 ピッ、ピッ、ピッ、ピーッ!

 

「4九銀成ッ!」

 同銀、3五角打、3六銀、4四歩、4六飛、同角、4七銀。


挿絵(By みてみん)


 どうだッ! 完璧に清算したぞッ! 安全になった。

「かぁ、こいつはマズいな。予定外だ」

 いおりんはそう言いながら、9一歩と受けた。さすがに2枚飛車はダメだ。4六銀、9二歩の交換はできない。俺は、9六龍と撤退した。

 5五角、8五龍、5九飛、7六角、6七歩。

「甘いぞッ! 5五龍だッ!」

 取れないだろ。取ったら王手放置。

「こっちだって迫れるんだよッ! 4九飛成ッ!」

 5四角、2二玉、6五角打(これが絶対厳しい)、3一金。

 ここでちょっぴりクールダウン。

 さすがに後手玉は詰めろじゃないのか。次で、詰めろ掛かるか?

 掛からないなら、受ける必要があるな。こっちは4八銀で詰めろが掛かる。


 ピッ、ピッ、ピッ、ピーッ! パシリ!

 

挿絵(By みてみん)


 受ける。

「5九龍」

 ぐぅ、さっきから考えてるんだが、詰めろが掛からない。

 チェスクロは、無慈悲に時間を刻む。


 ピッ、ピッ、ピッ、ピーッ!

 

「2五桂ッ!」

「よっしゃッ! 4八銀ッ! 詰めろだッ!」

 いおりんは、颯爽と銀を打った。

「それは悪手だぞッ! 4九歩で止まるッ!」

 3九銀不成、同玉、5三香。

 こ、こんな手があるのか。2一角成で行けるか?

 2一角成、同金、同角成、同玉……俺の王様は詰めろ。

 すぐに3三桂成はムリだが……。

 

 ピッ、ピッ、ピッ、ピーッ!

 

「2一角成ッ!」

 同金、同角成、同玉かーらーのーッ!

「4八銀ッ!」


挿絵(By みてみん)


 一回受ければ、なんてことはないはず。

 金の位置が絶妙で、3六桂からの龍抜きもない。

 いおりんは、ぐっと奥歯を噛み締めた。

「……5五香」

 そっちか。

 3三桂成、同金、5九銀、6八歩成。

 ここで6一飛か? 3一桂……いや、3一飛の受けだな。

 6一飛、3一飛、2五桂、6一飛、3三桂成……7二飛? これが堅いか?

 途中の2五桂で4二銀、6一飛、3三銀成、7二飛……持ち駒以外に変化なし。

 要するに、飛車を打っても飛車合いから取られる、と。だったら、飛車を下ろさずに、そのまま2五桂だ。2五桂、5九と、6一飛、3一飛、3三桂成……ん? 5九とって、もしかして詰めろか? 詰めろだったら、3三桂成入らないぞ。

 

 ピッ、ピッ、ピッ、ピーッ!

 

「えーいッ! 信じる者は救われるッ! 2五桂ッ!」

「こいつは勝負形だッ! 5九とッ!」

 6一飛、3一飛、3三桂成。


挿絵(By みてみん)


 頼む。詰まないでくれ。

 いおりんは前傾姿勢になって、考え込む。

 飛車を3一に使わせたから、4九とに同玉で大丈夫なはずだ。

 ちなみに、9四角で王手飛車だけど、後手は既に詰めろだから問題なし。

「ぐッ……詰まねぇ……」


 ピッ、ピッ、ピッ、ピーッ!

 

「4九とッ!」

 俺はキュッと駒を滑らせて、同玉。

 いおりんは、もう一度考え込んだ。詰まないものは、詰まない。

「……5八金」

 金捨て? ……思い出王手か? でも、王手は、さっきしたよな。

 俺は頓死がないか確認して、同玉。

「5七香成」

「王手ラッシュか? 同玉だぞ」

「2四角」


挿絵(By みてみん)


「ッ!?」

 成桂抜きか。一瞬、どきりとしたけど、さすがにムリがある。

「4六歩」

「4五桂」

 ん? 3三角じゃないのか? ……ああ、6筋に逃げたら、6一飛のつもりか。

 なるほど、これなら飛車と成桂を両方抜いて、後手が相当盛り返す。

 

 ピッ、ピッ、ピッ、ピーッ!

 

 俺は、スッと王様を引いた。5八玉だ。

「5七銀」

 どっちに引く? 5九か? 4九か?

 俺は前髪を触りながら、慎重に比較した。

「……4九玉」


挿絵(By みてみん)


 俺は4九を選択した。

「3三角」

 いやあ、さすが、いおりん。寄せるのが大変だ。

「6二飛成」

 安全策で、詰めろを掛けた(1三桂、同香、1二金まで)。

 さっきの局面で5九玉と逃げたら、ここで9五角の王手龍がある。

「どこに打つのがいいんだろうな……2二桂」

「4五歩」

 冷静に桂馬を払っておく。金銀を渡さなければ、勝ち。

「同歩」

 ここにきて、9九角成がまた復活するのか。イヤになる。

「とはいえ……2六香」

 香車を打たれたいおりんは、大きくため息を吐いた。

「2四歩」

 2三金は部分必至だろうけど、5八銀成、同玉、1四角で、また抜かれる。

「2三銀」


挿絵(By みてみん)


「ほどけない必至か……負けました」

「ありがとうございました」

 ふぅ、なんとか勝った。安堵した俺は、後ろ髪を束ね直す。

 そのあいだ、いおりんは拳で額を軽く叩いていた。

「……どこが悪かった?」

 俺は髪留めを結びながら、じっと局面を思い起こす。

「……4八銀と詰めろをかけたところで、6八歩成は?」

「4八銀の詰めろ……ああ、あそこか」

 俺たちは、局面をもどした。


挿絵(By みてみん)


 ふたりとも無言になった。

 しばらく読みを入れて、いおりんが口をひらいた。

「これこそ、ダメなんじゃないか? 2一角成からで」

「同金、同角成、同玉、3三桂成、同金……2五桂?」

「いや、オレのほうは飛車がないから、5一龍って先に入るんじゃないか?」

「なにで受ける? 金か? 銀か?」

「金だな。これ、虎向(こなた)は次に4八角って打たれたら、詰めろだろ?」

 たしかに、詰めろだ。そこで4九歩と打っても、詰めろが解除されないパターン。

「3一金に、あらかじめ4九歩だな」

「5八とが間に合うなら、話は早いんだが……」

 そう言いながら、いおりんは5八とと寄った。

 ここでまた小考。

「やっぱダメだな。4九とが詰めろじゃない。虎向は2五桂〜3三桂成が詰めろ」

「逆側から攻めるのは、どうだ? 5八とのところで、1七角とか」

「ぶっこむのか? あとに引けなくなるぞ?」

「どのみち、いおりんのほうはジリ貧だろ」

 いおりんは、うーんとうなってから、1七角と突っ込んだ。


挿絵(By みてみん)


 怖いなあ。

「同歩、同歩成、同香、同香成、同桂、1六桂、1八玉で詰まない」

 と俺。

「待て、3一の金を銀に交換するぞ」

「その場合は、1六桂、1八玉、2八金で詰むのか……1七香成に同玉だな」

 1一香、1六歩、3五角、2六香、2五桂、2八玉、1六香。

「あれ、危なくなってるな」

「危なくなってるっていうか、これはオレの勝ちだろ。下手したら詰むぞ?」

 詰むか? 1八歩……1八歩で詰まないよな。ただ、1七歩が詰めろか。

 いおりんは椅子を傾けて、前髪をうしろに撫でつけた。

「チェッ、これなら勝ちまであったか。こうすりゃ良かったな」

 俺のほうが悪かったのか? 自信がなくなってきた。

「中盤の分かれは、どう思ってた?」

「悪くはないと思ってた。オレのほうが指しにくい気はしたんだが……」

「どのあたりで?」

「7九金に、9九角成って行けなかったときだな」

 ああ、あれか。あれは、俺も疑問に思ったところだ。

「9九角成の、なにがダメなんだ?」

 俺たちは、その周辺も検討することにした。

 

挿絵(By みてみん)


「8二飛がなぁ」

 と、いおりん。

「6一歩で? 俺は8一飛成の予定」

 俺のコメントに、いおりんは眉をひそめた。

「マジか? 6三歩、5二金寄、5三銀は?」

 俺は、いおりんの指摘した順を、脳内将棋盤で並べた。

「……そっか、最悪千日手コースか」

「だろ? 絶対ないぜ」

 対局中、なんで気付かなかったんだろうな。思考のエアポケットに入ってた。

「よし、本譜が最善だな。9九角成がないなら、若干、俺ペースか」

「あんま認めたくないんだけどなぁ。あんな角交換型振り飛車があるかよ」

「いおりんが6二銀さっさと上がらないのが悪いんだぞ」

 そこまで言って、俺はギャラリーが集まっていることに気付いた。

 兎丸もいる。やった。

「兎丸、観てくれてたか?」

「うん、観てたよ。伊織(いおり)さんが『よっしゃッ!』とか言ってるし、ヒヤヒヤしてた」

「チームは?」

「3−2で、僕らの勝ち」

 俺は、思わずガッツポーズ。いおりんは、天を仰いだ。

「マジかよ……」

「ってことは、ここが決勝卓だな。兎丸、褒めてくれ」

「はいはい、いい子、いい子」

 俺は、頭を撫でてもらった。

「やっぱり飼われてるじゃないか」

 いおりんは、呆れたように言った。

 違うぞッ! 俺はペットじゃないッ! 新巻(あらまき)虎向(こなた)だッ!

場所:2015年度春季団体戦 1回戦

先手:新巻 虎向

後手:高崎 伊織

戦型:旧式角交換型振り飛車


▲7六歩 △8四歩 ▲1六歩 △3四歩 ▲6六歩 △4二玉

▲6八飛 △3二玉 ▲4八玉 △1四歩 ▲3八玉 △8五歩

▲6五歩 △6二銀 ▲7八金 △5二金右 ▲2八玉 △8四飛

▲3八銀 △5四歩 ▲2二角成 △同 銀 ▲8八銀 △5三銀

▲7七銀 △7四歩 ▲7五歩 △同 歩 ▲6六銀 △7六歩

▲7五銀 △8二飛 ▲6四歩 △同 歩 ▲同 銀 △同 銀

▲同 飛 △5五角 ▲6一飛成 △6二飛 ▲同 龍 △同 金

▲7九金 △7七歩成 ▲9五角 △5二金寄 ▲7七角 △同角成

▲同 桂 △1五歩 ▲8二飛 △1六歩 ▲1八歩 △7六飛

▲7八歩 △7三角 ▲8一飛成 △7七飛成 ▲4六角 △同 角

▲同 歩 △7四龍 ▲9一龍 △5五角 ▲9三龍 △4六角

▲4七角 △6五歩 ▲6八金 △3三銀 ▲5三銀 △8二銀

▲9六龍 △5五角 ▲5二銀不成△同 金 ▲9二龍 △4二金

▲5六金 △7三角 ▲4六歩 △3五桂 ▲6五金 △4七桂成

▲7四金 △4八銀 ▲3九香 △4六角 ▲4五飛 △4九銀成

▲同 銀 △3五角打 ▲3六銀 △4四歩 ▲4六飛 △同 角

▲4七銀 △9一歩 ▲9六龍 △5五角 ▲8五龍 △5九飛

▲7六角 △6七歩 ▲5五龍 △4九飛成 ▲5四角 △2二玉

▲6五角打 △3一金 ▲3八銀 △5九龍 ▲2五桂 △4八銀

▲4九歩 △3九銀不成▲同 玉 △5三香 ▲2一角成 △同 金

▲同角成 △同 玉 ▲4八銀 △5五香 ▲3三桂成 △同 金

▲5九銀 △6八歩成 ▲2五桂 △5九と ▲6一飛 △3一飛

▲3三桂成 △4九と ▲同 玉 △5八金 ▲同 玉 △5七香成

▲同 玉 △2四角 ▲4六歩 △4五桂 ▲5八玉 △5七銀

▲4九玉 △3三角 ▲6二飛成 △2二桂 ▲4五歩 △同 歩

▲2六香 △2四歩 ▲2三銀


まで153手で新巻の勝ち

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