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こちら、駒桜高校将棋部Outsiders  作者: 稲葉孝太郎
第41局 日日杯1日目(2015年8月1日土曜)
438/681

426手目 波乱

 これは……角の打ち込みを許容したってこと?

 2三歩から崩す順は、あらかじめ一之宮いちのみやさんが指摘していた。

 一之宮さんは、

「ひとまず本譜を確認いたしましょう」

 と言って、棋譜を読み上げた。

「6五桂、5二金、5五銀、7四飛、2三歩……」


【途中図】

挿絵(By みてみん)


「どうやら2三歩を許容したようです。これが見落としとは思えません」

「3秒で同金だものね」

「むしろ次の9四歩に1分以上考えています」

 おそらく、端を絡めるのを読んでいなかったんでしょうね。

 単に3一角を考えてたっぽい。

 本譜は以下、3五歩、5六飛、9四歩、3一角だ。

 この端がどう効いてくるのか、私にはわからなかった。

「5三桂成とされたら、後手は死んじゃうわよね?」

「はい、そこで投了になってしまいますので、5四歩だと思います」


 パシリ

 

挿絵(By みてみん)


 あ、そのとおりになった。

 この手筋は有名だから、さすがに私でもわかる。

 先手の対応は早くて、すぐに6六銀と引いた。

 4四角、7五角成。

「あれ? 後手の飛車が捕まってない?」

「……飛車角交換でよし、というのが長門ながとさんの読みかもしれません」

 ええ、ほんとに?

 後手のほうがスカスカじゃない?

「2一飛と打たれたら、どうするの? 金桂両取りよ?」

 一之宮さんも、あれこれ盤面を動かし始めた。

 彼女もあまり納得できていないらしい。

 そうこうするうちに、本譜のほうが進んでしまう。

 6四歩、7四馬、同歩、2一飛。


挿絵(By みてみん)


 ほらほら、これがキツいでしょ。

 磯前いそざきさん、リードしてると思う。

 ところが、一之宮さんの評価はちがっていた。

「……長門さんの方針がわかりました。飛車の位置が悪いので、飛車角交換を誘ったのだと思います」

「後手の狙いどおりってこと?」

「先手の狙いどおりでもあります。龍を作ることが確約されているので。問題は、先手の攻めが続くかどうか……個人的には後手持ちです」

 うーん、その感覚がまったくわからない。

 とはいえ、否定する材料もなかった。

 6五歩、8一飛成、7一銀、6五銀、9九角成。


挿絵(By みてみん)


 ……一之宮さんの言ってることが、すこしわかった気がする。

「先手の飛車も死にそう?」

「おそらく飛車は詰みます。5五歩に6六飛なら同馬からの交換、1六飛なら1四香があります。先手はここで2四歩でしょうか」


 パシリ

 

挿絵(By みてみん)


 あ、ちがった。

 一之宮さんもあたらなくなってきた。局面は混沌としている。

 長門さんも6六桂には意表を突かれたようだ。

 椅子に手をあてて、前傾姿勢で読んでいた。

「……長考みたいね。梨元なしもとvs大谷おおたにに切り替える?」

「そういたしましょう」


挿絵(By みてみん)


 ふむ、これはこれで──

「こっちは終盤ね」

 棋譜を確認する。最後に見た局面から、6六馬、4八金左、9九馬、9一龍、3三香、6四歩、7四銀、6一角、4二金寄、7二角成、6七歩、6三歩成、6八歩成。

 私は盤面を動かしながら、ある形勢判断にいたった。

「これ……梨元さんのほうがいいっぽい?」

「先手持ちですか?」

「5三とからの攻めが速いような……」

 私は解説を試みる。

「例えば5三と、同金、5四香の露骨な打ち込みがあるわよね」


【参考図】

挿絵(By みてみん)


「なるほど、厳しそうです」

「それに対して、後手の3三香は攻めに参加してない」

「3四桂を防ぐためだけの駒ですか」

 そうそう、この手に積極的な意味はない。

 

 パシリ

 

 梨元さんは5三とと入った。

 同金、5四香、4四馬。

 この瞬間、中継動画の梨元さんは、ニヤリと笑った。

 ピンとひとさしゆびを立て、小気味よく次の手を指した。


挿絵(By みてみん)


 うわ、これはどうなの? ひねりすぎでは?

 一之宮さんもおどろいたようで、

「梨元さんらしいといえば、らしいですが……」

 と、言葉をにごした。

 うーん、ふつうに5三香成、同馬、5四馬じゃダメだったのかしら。

 パフォーマンスな手にみえる。

 ところが、大谷さんの次の手も予想外だった。

 

 パシリ

 

挿絵(By みてみん)


 ? ……5三香成なら馬抜きッ!

裏見うらみさん、これでも5三香成でしょうか?」

「ちょ、ちょっと待って」

 私はあごにこぶしをあてて、じっくりと読んだ。

「……5三香成で先手がいいんじゃないかしら」

「馬金交換ですが、それは問題ない、と?」

「7二の馬は、そんなに働いてないと思う」

 その瞬間、5三香成が指された。

 7二馬、4二金、2二玉、4一金、6一歩。

 

挿絵(By みてみん)


 あッ……これは大谷さんも劣勢を意識してそう。

 急に受けた。

 それと、梨元さんの表情がわかりやすすぎる。

 イケると思っているのが、ありありと伝わってきた。

 梨元さんは30秒ほど考えて4二金と引いた。

「後手は3二金〜5四桂〜4二桂成で、切れないかたちになりましたか」

「そうね……大谷さんも、そろそろ反撃しないと……」


 パシリ

 

 5九と。

 まあこれしかない。

「これは同金、同龍、4九金打、9九龍と一回弾いてから、3二金……」


 パシリ

 

挿絵(By みてみん)


 えぇ……これがハズれるとは思ってなかった。

「先手は攻めますか? 受けますか?」

「……とりあえず4九と、同銀、4一金で遅くしたい……かな」

 本譜はその通りに進んだ。

 連続でハズさなくてよかった。

 梨元さんは自信満々な手つきで1五歩と突いた。

「端玉には端攻め、王道ね……このまま決着まで見届ける?」

「二兎追う者はなんとやら、ですので、こちらを終局まで拝見いたしましょう」

 同意。

 穴熊じゃないから粘れないし、梨元さんは早指しっぽいから早く終わりそう。

 大谷さんは1分ほど小考して、5八歩と垂らした。

 9二龍、8二歩。

 

挿絵(By みてみん)


 解説陣も慌ただしくなってくる。

「先手は3五桂と打たれると、危なくない?」

「その筋は狙っていきたいところです。後手の弱点はなんでしょうか?」

「3二金、同金、4二成香のあと、どこかで1四歩じゃないかしら」

 端を詰めると、後手玉は一気に狭くなる。

 たいせつなのは、3五桂とどっちが速いか、よね。

 私はそこまで進めてみた。


【参考図】

挿絵(By みてみん)


「……1四歩のほうが速いっぽい?

「先手玉が詰むかどうか、ですね。王手なら2七桂不成ですが……」

 それは詰まないんじゃないかしら。

 2七桂不成、3八玉、3九金、2七玉のあとがない。

 その時点で後手の詰めろがほどけていないから、受ける必要がある。

 でも、受け駒は香と角だけ。

 3五角と攻防に打っても、それが詰めろになってるわけじゃない。

 一之宮さんも似たような結論に達したらしく、

「3五桂では間に合わないかもしれません」

 とつぶやいた。

 本譜も進む。3二金、同金、4二成香。

 大谷さんは、急に長考を始めた。

 のこり5分を全部使う勢いだった。

 梨元さんは10分近く残していた。

「磯前vs長門にもどす?」

「……いえ、あちらも長考中のようです」

 あらら、だったらチャンネルはこのまま。

「……」

「……」

 話題提供プリーズ。

「裏見さんは今回の優勝ラインを、どうご覧になられていますか?」

「優勝ライン?」

「何敗までが決勝進出になるとお考えですか?」

 困った質問だ。

 テキトウに答えるわけにもいかない。

 裏見香子、脳みそフル回転。

「……15勝2敗なら当確、14勝3敗から13勝4敗が数人、かしら」

「具体的ですね。なにか計算式などが?」

「計算ってほどじゃないんだけど、A級順位戦は8勝1敗でだいたい挑戦者でしょ。女子の部は17戦だから、約2倍した数字を言ってみただけ」

「十分根拠があると思います。わたくしはもう少し混戦で、12勝5敗まではチャンスがあるとみています。女子は実力が拮抗きっこうしていますので」

 ふむふむ、一之宮さんのほうが当たってるかも──っと、大谷さんが動いた。

 

 パシリ

 

挿絵(By みてみん)


 あ、歩成りか……そういえば検討してなかったわね。

 3五桂よりもこっちのほうが自然か。

 私はタブレットをポチポチした。

「……後手が3二成香以下で詰めろになるのは、3五桂の場合と変わらないわね」

「先手はどうでしょうか?」

 私は1四歩まで動かしてみた。


【参考図】

挿絵(By みてみん)

 

 ……………………

 ……………………

 …………………

 ………………ん? 意外と危ない?

「4九と、同金、同龍、同玉に9四馬が王手なのか……逃げると詰むわよね?」

「はい、3八玉は4九銀、2八玉、3九角から、3九玉も4九金から詰みます」

「まあでも5八銀合くらいで詰ま……詰む? 5八銀合、同馬、同玉、6七銀、同玉に7五桂があるのか……あ、ちがう、これは5八玉で切れて……」

「6七同玉に4九角はいかがですか?」

 私は先に角を打ってみた。

 

【参考図】

挿絵(By みてみん)

 

 ……………………

 ……………………

 …………………

 ………………あれ? 詰んでるっぽい?

 いや、まだ全部は読んでいない。慎重に。

 参考図以下、5八銀合は7六銀と打たれてしまう。同玉、5八角成で終わり。

 かと言って、7六銀を取らないのも詰みだ。最後は頭金になる。

 あ、でもでも、5八飛合があるわね。これなら7六銀、7八玉、7七金、7九玉、7八金打に同飛、同金、同玉……って、ぜんぜんダメか。どのみち詰む。

「もしかして、5九歩成が詰めろ?」

「……正確には、香車を渡すと詰めろになる、でしょうか」

 私は中継動画を確認した。

 梨元さんのようすがおかしい。

 口もとに手をあてて、ななめに前傾し、なんども首をひねっていた。

 梨元さんは、この手が詰めろだとは思っていなかったようだ。

 可能性としては、後手に香車を渡すと1五香の筋が発生するうっかり。

 4九と、同金、同龍、同玉、9四馬、5八銀、同馬、同玉、6七銀、4八玉、5八金、3八玉、4八金打、2八玉、3九角、1八玉のとき、1五香が必要。以下、1七角合、同香成、同桂、2九角、同玉、2八銀、1八玉、1七銀成、2九玉、2八角成まで。

 頭の丸い桂馬2枚を除くと、攻め駒がギリギリなのだ。

「受ける? 3八銀打とか?」

「そうするしかありませんが……後手に詰めろがかからなくなるうえ、4九と、同銀、5九金が再度の詰めろで、どうしようもなくなるかと……」

 そうか……先手敗勢だ。

 

 パシリ

 

 盤面が動いた。

 3二成香、同玉、4二金、2二玉、1四歩。

 大谷さんは明らかに読みきっていた。ノータイム指しになる。

 4九と、同金、同龍、同玉、9四馬、5八銀、同馬、同玉、6七銀。

 

挿絵(By みてみん)

 

 梨元さんはカウボーイハットを脱いだ。

 それを胸にあてて一礼する。どうやら投了したらしい。

 梨元さんは帽子で顔をあおぎながら、やや呆然としていた。

《本局のコメントと、磯前vs長門の解説をお願いします》

 おっと、そうだった。

 私たちも呆然としてしまっていた。

「最後は急転直下だったけど、一手違いを読み切った大谷さんが強かったわね」

「はい、9四馬から切って詰むというのは、盲点になりやすかったと思います」

 さて、磯前vs長門に切り替え。

 

挿絵(By みてみん)


 さすがにこっちも終盤だった。

 のこり時間は、磯前さんが3分、長門さんは秒読み。

 

 ピッ ピッ ピッ ピーッ! パシリ

 

挿絵(By みてみん)


 一之宮さんの出番だ。

「これは簡単な詰めろです。同歩、2七歩が再度詰めろで、同玉の次が問題です」

 磯前さんは即座に2六同歩。

 以下、2七歩、同玉で、一之宮さんの解説どおりに進んだ。

 長門さんは、自陣と敵陣をみくらべる。時間がない。

 

 ピッ ピッ ピッ ピーッ! パシリ

 

挿絵(By みてみん)


 これは……詰めろ?

 当然の一手。だけど、詰めろかどうかの判断は難しかった。

 むしろ後手が詰む可能性もあるのでは?

「一之宮さん、後手は詰みそう?」

「きわどく残していますが……詰めろは確定ですね。6二角、同金、同龍、4四玉と上に押し込んで、6四龍、5四合駒、同銀が詰めろです。3三の桂馬が邪魔ですけれども、4五銀打、同桂と跳ねさせて、5三龍、3三玉、4三龍と入れば仕留められます」

 ふむふむ、そうなると、後手は助かりそうにない。

 受けても一手一手だ。

「じゃあ、この時点で先手が詰めろになってなければ勝ち?」

「そういうことになりそうです。問題は、4七馬が詰めろかどうかですが……」

 私たちは、3六金、同歩、同馬から詰まないかどうか検討した。

 詰まないっぽい。

 

 ピポ

 

 磯前さんも秒読みに突入した。60秒のカウントが始まる。


 ……ピッ ピッ ピッ ピーッ! パシリ

 

 磯前さんは6二角の王手。

 以下、一之宮さんが指摘した詰めろの順に突入する。

 同金、同龍、4四玉、6四龍、5四銀打、同銀。

 

挿絵(By みてみん)


 先手はギリギリ詰ま……ない?

 3六金には、同歩、同馬、3八玉が安全地帯だ。

 長門さんはくちびるを噛んで、頭をかきむしった。

 

 ピッ ピッ ピッ ピーッ! パシリ

 

挿絵(By みてみん)


 突っ込んだ。

 これはもう引き返せない。

 磯前さんはノータイムで同玉。時間攻めに出た。

「1四飛は1六歩で受かります。先に2五桂、同歩、1四飛、1六歩、2六角は……これも詰まないようにみえます。となると、1七香成は……」

 

 ピッ ピッ ピッ ピーッ! パシリ!

 

挿絵(By みてみん)


 一之宮さんのタッチペンが止まった。

「……あッ」

 私も息が止まる──詰んだのでは?

 一之宮さんは、長門さんの狙いを見抜いた。

「同玉に3八角が絶好……ですか」

 磯前さんは動かなくなった。彼女も気づいたっぽい。


 ピッ ピッ ピッ ピーッ! パシリ

 

 1六同玉、3八角、2七銀。

 長門さんは飛車を一度空打ちして、力強く王手した。

 

挿絵(By みてみん)


 ……………………

 ……………………

 …………………

 ………………詰んだ。

 磯前さんはスポーツキャップを脱いで頭をさげた。

 まさかの2連敗。

「投了図以下、1五同玉、1四歩と伸ばしていって詰みです」

「……」

「裏見さん、なにかコメントはありますか?」

 私は我に返る。

「え、あ、そうね……長門さんの華麗な詰みをみせってもらった、って感じかな」

「はい、この詰みはすこし見えにくかったと思います」

 私情なのはわかっている。でも、磯前さんの2連敗は悲しい。

 大谷さんはまだしも、1年生の長門さんに入れられてしまった。

 波乱の幕開け──最終トーナメントに進めるのは、いったいだれなんだろう。

場所:第10回日日杯 1日目 女子の部 2回戦

先手:梨元 真沙子

後手:大谷 雛

戦型:先手三間飛車vs後手右四間


▲7六歩 △8四歩 ▲7八飛 △8五歩 ▲7七角 △3四歩

▲6六歩 △6二銀 ▲6八銀 △4二玉 ▲1六歩 △1四歩

▲3八銀 △3二銀 ▲4八玉 △3一玉 ▲5八金左 △5二金右

▲6七銀 △6四歩 ▲5六銀 △6三銀 ▲4五銀 △6五歩

▲6八飛 △8六歩 ▲同 歩 △6六角 ▲3九玉 △7七角成

▲同 桂 △8六飛 ▲6五飛 △7八角 ▲5六銀 △8七角成

▲8五飛 △7七馬 ▲8六飛 △同 馬 ▲8二飛 △7六馬

▲8一飛成 △6九飛 ▲5九金引 △7九飛成 ▲4六桂 △6六馬

▲4八金左 △9九馬 ▲9一龍 △3三香 ▲6四歩 △7四銀

▲6一角 △4二金寄 ▲7二角成 △6七歩 ▲6三歩成 △6八歩成

▲5三と △同 金 ▲5四香 △4四馬 ▲5五銀 △4五馬

▲5三香成 △7二馬 ▲4二金 △2二玉 ▲4一金 △6一歩

▲4二金 △5九と ▲5四桂 △4九と ▲同 銀 △4一金

▲1五歩 △5八歩 ▲9二龍 △8二歩 ▲3二金 △同 金

▲4二成香 △5九歩成 ▲3二成香 △同 玉 ▲4二金 △2二玉

▲1四歩 △4九と ▲同 金 △同 龍 ▲同 玉 △9四馬

▲5八銀 △同 馬 ▲同 玉 △6七銀


まで100手で大谷の勝ち


 

場所:第10回日日杯 1日目 女子の部 2回戦

先手:磯前 好江

後手:長門 亜季

戦型:横歩取り


▲7六歩 △3四歩 ▲2六歩 △8四歩 ▲2五歩 △8五歩

▲7八金 △3二金 ▲2四歩 △同 歩 ▲同 飛 △8六歩

▲同 歩 △同 飛 ▲3四飛 △3三角 ▲3六飛 △6二玉

▲8七歩 △8五飛 ▲2六飛 △2五歩 ▲2八飛 △8八角成

▲同 銀 △3三桂 ▲6八玉 △8四飛 ▲3八銀 △2四飛

▲2七歩 △3四飛 ▲7七銀 △4四歩 ▲6六銀 △4五歩

▲9六歩 △4二銀 ▲9五歩 △4三銀 ▲7七桂 △8二銀

▲2六歩 △同 歩 ▲同 飛 △2五歩 ▲3六飛 △2四飛

▲6五桂 △5二金 ▲5五銀 △7四飛 ▲2三歩 △同 金

▲9四歩 △3五歩 ▲5六飛 △9四歩 ▲3一角 △5四歩

▲6六銀 △4四角 ▲7五角成 △6四歩 ▲7四馬 △同 歩

▲2一飛 △6五歩 ▲8一飛成 △7一銀 ▲6五銀 △9九角成

▲6六桂 △5五歩 ▲1六飛 △1四香 ▲7四桂 △5三玉

▲6六飛 △7七歩 ▲7九金 △9七角 ▲7一龍 △7九角成

▲5八玉 △7八歩成 ▲4八玉 △2六桂 ▲2七歩 △3八桂成

▲同 玉 △6六馬 ▲同 歩 △4六歩 ▲同 歩 △5七馬

▲5八銀 △4七銀 ▲同 銀 △2六歩 ▲同 歩 △2七歩

▲同 玉 △4七馬 ▲6二角 △同 金 ▲同 龍 △4四玉

▲6四龍 △5四銀打 ▲同 銀 △1七香成 ▲同 玉 △1六金

▲同 玉 △3八角 ▲2七銀 △1五飛


まで118手で長門の勝ち

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