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こちら、駒桜高校将棋部Outsiders  作者: 稲葉孝太郎
第41局 日日杯1日目(2015年8月1日土曜)
436/682

424手目 ゴールデンカードの行方

挿絵(By みてみん)


「角銀交換を許容……いや、催促か」

 私はタブレットをつんつんする。

 この手の狙いはなんなのか。

 しばらく考え込んでいると、スタッフから差し入れがあった。

 きれいな湯のみとお茶だった。

 私は会釈をして、さっそく飲もうとした。

 ん? ……この湯のみ、なんだか高級そう。

 萩焼はぎやきっぽくみえる──萩尾はぎおさんの作品かしら。

 K戸のパーティーで、一度見せてもらったことがあった。

 では、いただきます。

「ズズッ……角銀交換から2七角の打ちなおしが本線かしら?」

 一之宮いちのみやさんもお茶を飲みながら、

「はい、それが本線かと思います。とはいえ、6八成銀、同銀、2七角、1九飛、3六角成では、先手陣への圧が足りません。すこし工夫する必要があるかと」

 と答えた。

 そうなのよね。単に馬をつくるだけだと、2五桂跳ねで逃げられてしまう。

 後手もいそがしくなった。磯前いそざきさん、面目躍如の構想。


 パシリ

 

 6八成銀が指された。

 同銀、2七角、1九飛まで、ぱたぱたと進む。

 

 パシリ


挿絵(By みてみん)


 なるほど、垂らしましたか。

「先手の守備をゆるめたい、と……同銀は必然で……」

 タブレットの画面も、同銀と動いた。

 次の手もすぐに指された。

 4六歩だ。垂らしの連続。

「4七歩成は困るから……5六銀?」

「それしかなさそうです。そこで3六角成、2五桂、4七歩成ですか」

 斬り合いに持ち込む予定かしら。

 形勢判断がむずかしい。

 個人的には、やや後手持ち。1四歩よりも4七歩成のほうが速いと思う。

「私はちょっとだけ後手持ちなんだけど、一之宮さんは、どう?」

 一之宮さんは両手で湯のみを持ったまま、タブレットをみつめた。

「……わずかに後手持ちでしょうか」

 解説陣の意見は一致した。さあ、磯前さん、どうする。

 3六角成、2五桂、4七歩成。


 パシリ


挿絵(By みてみん)


 あ、いったいった。端で開戦。

 1四同歩、1二歩、同香、1三歩、同香と釣り上げて──

 

 パシリ

 

挿絵(By みてみん)

 

 逆からの引っ掛け。4一銀。

 矢倉の急所だ。

 私はこの手をみて、

「後手もわりと厳しいかも。3一金、1三桂成、同銀のあと、4五に台座があるから4四香を狙えそう。以下、同金、同歩が再度4三歩成をみせてるわね」

 中継動画のむこうでは、大谷さんも一服つけていた。

 真剣に読んでいる。磯前さんも微動だにしない。

 一之宮さんは、

「みかんさんのほうも、そろそろいかがでしょうか?」

 とたずねてきた。

 ですね。私たちの組は、ここと温田おんだvs桐野きりのを見届けましょ。


【先手:温田おんだみかん(E媛県) 後手:桐野きりのはな(H島県)】

挿絵(By みてみん)


 うわ、すごいことになってる。

「これまた、いつ終わってもおかしくないような……」

「先手は、へたをすると寄りの可能性もありますか」

 あると思う。

 ただ、後手は詰めろなのよね。4二銀、6一玉、5一金まで。

 案の定、桐野さんは4二銀と受けた。

 

 パシリ

 

挿絵(By みてみん)


 温田さん、執拗しつように攻める。

「3三桂と打たせてから馬を撤退?」

「馬は放置するのではないでしょうか……」

「放置? 危なくない?」

「馬を撤退すると後手玉が安全になって、かえって大差になるかと」

 うーん、それもそうか。

 とはいえ、これで攻めが続くのか──

 とりあえず見守ることに。

 以下、3三桂に4五桂で、ほんとうに馬を逃げなかった。

 5三銀、3三角成、4二金、5五馬。

 

挿絵(By みてみん)


 あ、そういう手順か。銀を抜きながら自陣に馬を利かせる、と。

 私が納得していると、4四銀左が指された。

「これも逃げ場所に困るわね」

「ここで逃げると一貫性がないように思います」

 うーん、駒を渡してから撤収は、たしかにおかしいか。

 となると、ここでも攻めないといけない。

 

 パシリ

 

挿絵(By みてみん)


 え? 5四桂?

「私たち、なにか見落としてる?」

 一之宮さんは、じっとタブレットをみつめた。

 まるで対局中の顔みたいで、すこし怖かった。

「……後手に詰めろがかかるのでは」

 詰めろ? ……ん?

「もしかして、5五銀、4二桂成に同玉と取れなかったりする?」

「4二同玉、5三銀、5一玉に、6二歩が単純ながら詰めろになります」


【参考図】

挿絵(By みてみん)


「受け駒が飛車角桂しかないので、適当な受けもないようにみえます」

「4二同玉とせずに6二玉と逃げても、5三銀以下で詰めろにならない?」

「……5三銀、7一玉、4三成桂が詰めろで、後手は8二玉と逃げるくらいですか」

「温田さんの技が決まっちゃった感じ? ……あ、でも、後手はどこかのタイミングで8四歩と突けば、一気に広がるのか。まだ難しいわね」

 ここで桐野さんが動かなくなった。

 中継動画のむこうで、首をひねっている。

 うにゅう、とか言ってそう。

「長考しそうだから、磯前vs大谷にもどすわね」


挿絵(By みてみん)


 ん? どうしてこうなった?

 私は棋譜を確認した。

 3一金、1三桂成、同銀、4四香、同金、同歩、5七と……と金を捨てたのか。

 いったん再生をとめる。

「狙いは……同金に7六桂?」

「はい、本譜はそうなっています。7六桂、7七玉に8五歩です」


【途中図】

挿絵(By みてみん)


 ……あ、そっか。8五歩があるのか。

 王様がちょうど7七にいて邪魔だ。銀はどこにも逃げられない。

 以下、8五同銀、同飛、4三歩成、2四角の攻め合いになっていた。

「2四角が金当たりだから、一回4六歩?」

「それが自然だと思います。現局面の長考は、4六歩を打つかどうかではなく、その先を考えているようにみえます」

 当然の一手のところで、その先を考える。将棋のテクニックだ。

「ここからは私の憶測だけど、4七金で馬に当てたいのよね。2六馬なら先手が小康状態にならない? だから後手は、4六角と飛び出すと思う」

「そうですね……4六歩、4一金、4七金、4六角は説得力があります。以下、4六金は同馬が飛車銀両当たりになってしまいますから、単に飛車を逃げるか、あるいは3六金で馬のほうを除去するかの二択になりそうです」


【参考図】

挿絵(By みてみん)


 ふむふむ、なるほど。私も納得した。

 磯前さんレベルなら、もっと先も考えているはずだ。

 おそらく寄せの周辺。

 先手に受けはほぼない。

 残り時間は、先手が5分、後手が8分。すこしずつ差が広がっている。

「一之宮さんは、どっちをもちたい?」

「わたくしは一貫してひよこさんです。裏見うらみさんは?」

「私も大谷さんかな……ただ、後手も寄るときは速そう」

「先手は入玉含みもありますので、後手が一手まちがえると逆転するかもしれません」

 ですね。

 

 パシリ

 

 あ、指した指した。

 磯前さんは腹をくくったらしく、一気に進んだ。

 4六歩、4一金、4七金、4六角、3六金。

 そっちかあ。

 大谷さんは1九角成で飛車をゲットする。

 

 パシリ

 

挿絵(By みてみん)


 ほぉ……これが磯前さんの寄せの構想ですか。

「とりま王手なわけだけど……3三香くらい?」

「1二玉は1一金で詰みますし、3一玉は3三歩が詰めろになってしまいますね」

 そうそう、逃げるとほぼ寄り。

 私はタッチペンで3三香と打ち込んだ。

「……あれ? この次がなくない?」

「たしかに……先手切れスジですか……」

 私は一之宮さんといろいろ検討した。

 けど、これだ、という寄せは見当たらなかった。

 私はお茶を飲みなおす。

「……磯前さん、受ける手を考えてたのかしら?」

「その可能性はあると思います。とはいえ、単に受けるとジリ貧になりますが」

 そうなのよね。

 6七金とかは、あんまり意味がないと思う。

 

 パシリ

 

 あ、先に答えが出ちゃった。

 

挿絵(By みてみん)


 むッ! 8六金ッ!

「これは……桂馬を取りたい?」

「受けながら駒の補充ですね」

 そっか……うーん……流れ的に苦しいか。

 私はじぶんのなかで、大谷さん優勢だと結論づけた。

 解説役だから、口には出さない。

 プロの対局でも、けっこうごまかすわよね。

 以下、8三飛、7六金、6九銀、6七銀、7八銀成、同銀と進んだ。

 大谷さんは4七飛と打って、6七銀打を強要。

 さらに5六歩と垂らした。

 

挿絵(By みてみん)

 

 後手の攻めが続くことは確定した。

 先手は斬り合うしかない。

「ここから先手の攻めか……難題ね」

「2五桂を後手が手抜けるかどうかだと思います。手抜けるなら後手勝ちかと」

 うんうん、2五桂に5七歩成とできるなら、後手勝ちよね。

 私たちはタブレットで駒を動かす。

 すると、そう簡単にはいかないことに気づいた。

「2五桂、5七歩成……あれ? 詰みはないけど先手勝ちになりそう?」

「3三と、同桂、同角成に1二玉は、1三桂成からの簡単な詰み。同角成に3一玉ならば詰みませんが、4三桂で困ります。以下、2一玉なら1三桂不成、1二玉、2一銀、1三玉、1四香、同玉、1五香で詰み。4三桂には同飛成とするしかありません」

「4三同飛成、同馬だと、先手の寄りが解除されてそう」

「はい。したがって、2五桂は手抜けないようですね」

 磯前さん、意外と残してる?

 いや、でも、2五桂、2四銀とすれば、後手は問題ないわけで──

 

 パシリ

 

 あ、指した。

 2五桂が置かれていた。

 大谷さんはノータイムで2四銀。

 磯前さんは1四香と走る。

 大谷さんは4二銀と手堅く受けた。

 

挿絵(By みてみん)

 

「……けっこういい勝負になったっぽい?」

「しかし、次がむずかしいような……歩しかありませんので……」

 たしかに、万策尽きた?

 歩4枚でできることって、ほぼなさそう。

 1二歩は、今度こそ手抜かれてしまう。

「受けも……ないわよね?」

「5五に歩がいるので、5八歩ともできませんか……」


 パシリ

 

挿絵(By みてみん)


 ……あ、この手があったかッ!

 一之宮さんも感心して、

「4八歩〜4九歩で飛車を吊り上げて、寄せを遅くする作戦ですか」

 と解説した。

 飛車を釣り上げるなんて、磯前さんっぽい手だ。

 と思ったけど、そこまで先手は戻してない気がする。

 一之宮さんも口には出さないけど、おなじ意見のようにみえた。

 というのも、形勢がむずかしくなったともなんとも言わないからだ。

 以下、同飛成、4九歩、同龍、3三と、同桂。

 

 ピポ

 

 ん? なんか音がした──あ、磯前さんが秒読みになってる。

 

 ……ピッ ピッ ピッ ピーッ!

 

 パシリ


 磯前さんは6二角成と逃げた。

 大谷さんのターン。当然の5七歩成。


挿絵(By みてみん)


 このままだと先手が寄る。磯前さんは8五香と打った。

 8四歩、同香で、後手の飛車が死んだ。

「飛車を取れればワンチャン、かな」

「取るまでの過程で、ひよこさんがどう動くかですね」


 ピッ ピッ ピッ ピーッ!


 6七と、同銀、7九龍、7八歩。

 

 大谷さんはここで手をとめた。

 残りの1分を使い切るまで読む。

 

 ピポ……ピッ ピッ ピッ ピーッ!

 

 パシリ

 

挿絵(By みてみん)


 飛車を捨てて馬当て──ここで磯前さんが駒をそろえた。

 中継動画に、一礼する姿が映った。

 最初のゴールデンカードは、大谷さんの勝ち。

 私は解説の疲れから、大きく嘆息した。

 とりあえず……総括?

 解説者同士で語り合う。

「一之宮さん、どのあたりがポイントだったと思う? 私はスズメ刺しを破綻させた大谷さんの構想が秀逸だったかな、って印象」

「わたくしもほぼおなじです。後手の序盤の動きが機敏でした」

 ですね……あ、いかん、温田vs桐野も終盤なのでは?

 私は切り替えてみた。

 

挿絵(By みてみん)


 これまた形勢判断に困る。

「えっと……後手が入玉模様?」

「龍2枚ならば、さすがにできそうですか」


 ピッ ピッ ピッ ピーッ! パシリ


 7六歩が打たれた。

 こっちも秒読みになってるわけね。

 同龍、8六金。

 先手はむりやり止めにきた。

 桐野さんは同龍とばっさり切る。

 同歩、9六龍、7一飛。

「8六龍から上部開拓して、入玉一直線……?」


 パシリ

 

挿絵(By みてみん)


 は、はずれた。

「んー、同歩とするかしないか……」

「いったん8一飛成で王手かと」

 いかん、思考の切り替えがうまくいっていない。

 8一飛成、8二香、3八金直。

 先手も入玉を狙っている。2六同歩とはしなかった。


 ピッ ピッ ピッ ピーッ!

 

 パシリ


挿絵(By みてみん)


 桐野さんは、あくまでも寄せるつもりのようだ。

 解説陣もいそがしくなる。

「同金は寄りそうね。3七金左、同銀成、同桂でおちつかせる?」

「そこで2七歩成と成り込まれたときが厄介です。同玉は4四角の押さえがおそらく詰めろなので、ほぼ寄りです。後手は詰めろになっていません」


 ピッ ピッ ピッ ピーッ!

 

 パシリ

 

 温田さんは3七金左とした。

 同銀成、同桂、2七歩成、同金、2六歩、8五銀。


挿絵(By みてみん)


 完全な殴り合い。

 これはもう、どちらかが勝っている。

 私と一之宮さんは、9八龍と入りながら逃げる手を読んだ。

「詰んで……る? ない?」

「……」

 ふたりで読む。

 そして、ほぼ同時にアッとなった。

「詰んでる」

「詰んでますわ」


 ピッ ピッ ピッ ピーッ! パシリ

 

挿絵(By みてみん)


 詰んだ……はず。

「4八合駒に3九角で詰んでるわよね?」

「はい、なにを合駒しても3九角、同玉、4八歩成、同歩、4九金以下です」


【参考図】

挿絵(By みてみん)


 私たちは中継動画をみた。

 温田さんは、いつものほがらかな感じではなく、すこし悔しそうな顔をしていた。

 投了に備えて、私たちは音声を入れる。


 ピッ ピッ ピッ ピーッ!

 

 温田さんが頭を下げた。

 こっちは桐野さん勝ちか。

 私はタブレットを動かして、詰み筋を解説する。

「投了図以下、4八合駒、3九角、同玉、4八歩成、同歩、4九金。これを取らずに2九玉は、3八銀、同玉、4八龍以下。だから取るしかないけど、5八金、3九玉、4八金、2九玉、3八銀以下で詰み。最後、2九玉のところで2八玉も3九角以下ね」

「あざやかな寄せだったと思います。一手違いの熱戦でした」

 なんか解説役っぽいことができて満足。

 ホッとひと息ついていると、ヘッドフォンからスタッフの声が聞こえた。

《裏見さん、一之宮さん、おつかれさまです。対局者インタビューの準備ができましたので、そちらもお願いします》

 えぇ、まだあるのぉ。

 宿泊代をペイするため、私たちは馬車馬のごとく働かされるのであった。

場所:第10回日日杯 1日目 女子の部 1回戦

先手:磯前 好江

後手:大谷 雛

戦型:矢倉急戦


▲7六歩 △8四歩 ▲6八銀 △3四歩 ▲6六歩 △6二銀

▲5六歩 △5四歩 ▲4八銀 △4二銀 ▲5八金右 △3二金

▲7八金 △4一玉 ▲6九玉 △7四歩 ▲6七金右 △5二金

▲7七銀 △3三銀 ▲7九角 △3一角 ▲3六歩 △4四歩

▲3七銀 △6四角 ▲6八角 △4三金右 ▲7九玉 △3一玉

▲8八玉 △2二玉 ▲1六歩 △8五歩 ▲1五歩 △7三銀

▲1六香 △8四銀 ▲1八飛 △7五歩 ▲同 歩 △5五歩

▲同 歩 △8六歩 ▲同 銀 △7五銀 ▲同 銀 △同 角

▲8六銀 △4二角 ▲4六銀 △2四銀 ▲2六歩 △2七銀

▲1七飛 △3六銀成 ▲3七桂 △4七成銀 ▲4五歩 △5七歩

▲同 銀 △5八成銀 ▲4四歩 △同 金 ▲4五歩 △4三金引

▲1八飛 △6八成銀 ▲同 銀 △2七角 ▲1九飛 △5七歩

▲同 銀 △4六歩 ▲5六銀 △3六角成 ▲2五桂 △4七歩成

▲1四歩 △同 歩 ▲1二歩 △同 香 ▲1三歩 △同 香

▲4一銀 △3一金 ▲1三桂成 △同 銀 ▲4四香 △同 金

▲同 歩 △5七と ▲同 金 △7六桂 ▲7七玉 △8五歩

▲同 銀 △同 飛 ▲4三歩成 △2四角 ▲4六歩 △4一金

▲4七金 △4六角 ▲3六金 △1九角成 ▲4四角 △3三香

▲8六金 △8三飛 ▲7六金 △6九銀 ▲6七銀 △7八銀成

▲同 銀 △4七飛 ▲6七銀打 △5六歩 ▲2五桂 △2四銀

▲1四香 △4二銀 ▲4八歩 △同飛成 ▲4九歩 △同 龍

▲3三と △同 桂 ▲6二角成 △5七歩成 ▲8五香 △8四歩

▲同 香 △6七と ▲同 銀 △7九龍 ▲7八歩 △5一金


まで138手で大谷の勝ち


 

場所:第10回日日杯 1日目 女子の部 1回戦

先手:温田 みかん

後手:桐野 花

戦型:相振り飛車


▲7六歩 △3四歩 ▲1六歩 △1四歩 ▲6八飛 △2四歩

▲4八玉 △2五歩 ▲2八銀 △6二銀 ▲3八玉 △5四歩

▲7五歩 △5三銀 ▲6六歩 △3三角 ▲7八飛 △2二飛

▲6八銀 △2六歩 ▲同 歩 △同 飛 ▲6七銀 △2二飛

▲2七歩 △4四歩 ▲9六歩 △4五歩 ▲9七角 △5二金左

▲7四歩 △同 歩 ▲同 飛 △4二銀上 ▲7六飛 △7三歩

▲5八金左 △7二金 ▲7七桂 △4四角 ▲6五歩 △3三桂

▲3六歩 △4三銀 ▲4六歩 △同 歩 ▲4五歩 △同 桂

▲5六銀 △2五飛 ▲4八金上 △6二玉 ▲4五銀 △7七角成

▲同 飛 △4五飛 ▲3七銀 △6五飛 ▲4六銀 △4七歩

▲同金左 △6八飛成 ▲7五飛 △5五桂 ▲同 銀 △同 歩

▲8六角 △6九龍 ▲4九歩 △4六歩 ▲同 金 △4五歩

▲同 金 △4七歩 ▲同 玉 △6四銀 ▲5五飛 △同 銀

▲同 金 △4四銀打 ▲4五桂 △5五銀 ▲5三桂成 △同 金

▲5一銀 △同 玉 ▲5三角成 △4二銀 ▲2四角 △3三桂

▲4五桂 △5三銀 ▲3三角成 △4二金 ▲5五馬 △4四銀右

▲5四桂 △5五銀 ▲4二桂成 △6二玉 ▲5三銀 △7一玉

▲4三成桂 △8二玉 ▲6一銀 △8四歩 ▲3八玉 △7八飛

▲3九金 △7一金 ▲5二成桂 △4六銀 ▲2八玉 △9九龍

▲7五歩 △同飛成 ▲6二銀不成△6一金 ▲同銀不成 △8三玉

▲7六歩 △同 龍 ▲8六金 △同 龍 ▲同 歩 △9六龍

▲7一飛 △2六歩 ▲8一飛成 △8二香 ▲3八金上 △4七歩

▲3七金左 △同銀成 ▲同 桂 △2七歩成 ▲同 金 △2六歩

▲8五銀 △9八龍


まで140手で桐野の勝ち

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