君といた時間 2
<キーンカーンコーンコーン>
らら:「ふぅー授業おわった~」
高校の勉強は難しいです。
先生:「竹内!お前寝てたな、お前には
宿題をプレゼントする!」
竹内:「はーぃ^^」
クラスのみんなが『喜ぶとこじゃねー(笑)』と
笑ってる。竹内瞬。クラスの
人気者ですでに女子によく呼び出され告白されている。
らら:「このちゃんのとこいこ、」
友達がまだいない私は休み時間3組にいって
このちゃんに会いにいっている。
竹内:「あら、またお友達のとこにいくの?」
らら:「・・。」
竹内:「もう無視すんなよ~」
・・・・・
やだこいつ。
そう。こいつがあの私のパンツを見た男。
らら:「ほんとやだ。話しけないで。」
竹内:「あのこと?大丈夫もう忘れたよ、
チェックちゃん^^」
らら:「覚えてんじゃん!!」
最悪。竹内はニコニコしてる。
もういいや。このちゃんのとこいこ。
らら:「こ~のちゃん!やっほ^^」
木実:「おっ、らら」
このちゃんはもう友達がいる。
「じゃあ、あとでね、」
木実:「あっ、うん」
友達は気を使ってどこかにいっちゃう。
せっかく友達をつくれるチャンスなのに
これじゃあできない。
しかも、なんかこのちゃんに悪いきがする。
木実:「らら?どうした?」
『ん?^^』っといってこのちゃんはニコってする。
このちゃんごめんね。
らら:「なんでもない^^」
木実:「そう?ならいいんだけど、
あと、もうチャイムなるよ~」
らら:「え?もう?」
時計をみると残り3分ぐらいでチャイムがなろうとしている。
木実:「ららがぼーっとしてるからだよ(笑)」
そういって、『ほらもういきな』とこのちゃんはいった。私は、急いで教室にもどった。
放課後。(屋上)
らら:「ふぅ~なんで私には友達ができないの?」
「それは、自分がつくろうとしてないから。」
らら:「え?」
竹内:「やっほー^^」
竹内が座っていた。
らら:「なんでいんのよ。」
竹内:「ダメ?」
らら:「ダメ」
竹内:「即答かぃ(笑)はい、はい。」
そういって竹内がたちあがった。
らら:「ま、まって」
竹内のいったことが気になった。
竹内:「なに?」
らら:「自分からつくろうとしてないってどゆうこと?」
竹内は『座っていい?』といって私の隣に座った。
竹内:「いつもいる友達は?」
らら:「部活」
竹内:「そ、」
らら:「だから、どゆうこと?」
竹内は空を見ている。
竹内:「自分はどう思ってんの?なんで友達できないと思うの?」
竹内は私の目をじっと見てきく。私はその目を離すことができない。
らら:「・・そーゆぅ機会がないから」
竹内:「そーゆぅ機会ってどうゆぅ機会?」
らら:「私このちゃんの友達とうしてしか友達をつくったことない。から、それで・・・できない。」
竹内:「それでじゃん。」
らら:「え?」
竹内:「そんな機会まってたって友達はできねぇよ。」
らら:「じゃあどうすればいい?私話すの苦手だから話してておもしろくないし。」
竹内:「それでも、話しかけろ。」
らら:「仮に話しかけたとしても、つまんない顔されたら?」
竹内:「それならやめればいい。」
竹内はさらっとすごいことをいう。
らら:「そんなことできるわけないじやん」
私はあきれていった。でもその横で竹内は真面目な顔をしている。
竹内:「そうしなきゃ友達なんてできねぇよ。」
らら:「・・・。」
竹内:「しょせん一番大事なのは自分なんだから。人のことなんて気にしねぇ。」
・・・普通の人がいったらこんなに悲しくならのいだろうけど、竹内がいうとなんでこんなにかなしくなるんだろう。
らら:「・・・うん。竹内は自分を大事にしてるだね。」
竹内:「・・・。」
竹内はだまってから一言いった。
竹内:「俺は大事なものは二度とつくらない。」
そういって竹内はたち上がった。
竹内:「じゃあ俺いくわ」
らら:「あ、うん。なんか今日ありがとう。
私とりあえず一人は友達つくる!」
竹内は笑って『頑張れ~』といって屋上のドアの方にあるいていった。私はキラキラひかる夕日をみた。
「佐々木、俺は友達に入ってないの?」
らら:「え?」
私はふりかえるともう竹内はいなかった。
らら:「なんだそれ(笑)」