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第四十二話 : 影が望むもの

 

 ◆ ◆ ◆



「ただの暇つぶし程度に思っていたが、こりゃあ嬉しい誤算だったな」


 光にまみれた部屋の中で、男は一人呟いた。

 天井から降り注ぐ、力強くも柔らかい光。壁面や床に散りばめられた細かな粒子が、それらをシャワーの様に分散させていく。

 結合と分散を繰り返し、光は部屋を白く染める。ただ唯一の異色の存在、上下共に黒一色の服装に身を包んだ、ある男を除いて。

 眉まで覆い隠すように深く被った黒のニット帽。細身ながらも丹念に鍛え上げられた身体を包む黒のスウェット。光のシャワーを存分に浴び黒光りする革靴を見て、男は満足そうに微笑んだ。

 男には名がない。親から授けられたそれを自ら捨てたのはまだ十代にも満たない頃だった。

 自らの手で授け主を殺したその日から、男は別の名を授けられた。力とその使い道、そしてその意義を教えてくれた新しい名の授け主をも、男は殺した。

 それからも男は様々な名で呼ばれ、様々な理由で殺し続けた。鬱積を晴らすため。己の力を誇示するため。保身のため。略奪のため。いつしかその行為に意味を見出すことすら、男は忘れてしまった。

 そして、男の周りには誰も居なくなった。名を知る者も、名を授ける者すらも、男の周りから居なくなってしまった。

 このままではダメだと、男は初めて焦りを覚えた。ただ衝動のままに人を殺しても、それは何も生み出しはしない。男がその人生で唯一欲していたものすらも、このままでは得ることが出来なくなってしまう。

 男が仙堂と出会ったのは、丁度その頃だった。

 男の素性を知りそれでも近づいてくる者など、もう居ないと思っていた。そういった輩こそ、男の格好の餌食だったからだ。もう喰い尽くしてしまったのかと、そう思っていたのに。


「あなたのその力を、私に貸してくれませんか?」


 それはもう数えるのも億劫になる程、男には聞き飽きた言葉だった。

 指定の相手を殺せば好きなだけ金をやる。

 傘下に加われば権力と地位をやる。

 そんな常套文句を持ちかけてきた輩をこそ、男は真っ先に殺してきた。

 男が望むものはそんなものではなく、もっとありふれたものだった。もっと簡単に手に入るものだった。だからこそ、男はそれを手に入れようと殺し続け、そして失い続けてきた。

 だが仙堂が提示してきたそれは、まさしく、男の望んだものだった。


「ある男を拉致して欲しいのです。あなたなら簡単なことでしょう?」

「その場で殺す……のではなく、拉致るのかい?」

「そんな勿体のないこと、するわけがありません」


 その瞬間、仙堂のまとう気が変わった。

 その表情からは緩やかな笑みを絶やすことはなかった。しかし、長年この気にさらされ続けた男には、はっきりとその表情の裏にあるものが見てとれた。

 それは、一切の迷いのない澄み切った殺意。

 肉体から漏れ出る程の強い怨嗟の念。

 どれほどの意思を持てば、このような醜い憎しみを抱けるのか。このような激しい殺意を生み出せるのか。今にも溢れ出しそうなその怨念を、どうしてこうも穏やかな笑顔で塞ぐことが出来るのか。

 矛盾している。俺と同じように。――こいつは、狂っている。

 男の心がざわつく。それは、初めて同類を見つけた喜びに満ちていた。


「あの男には死など与えません。丁重にもてなしてやります。何度も何度も苦痛や飢えを味わわせ、自殺の自由すらも与えはしません。自らの犯した罪を思い出すまで、何年でも何十年でもそうします」

「そりゃ随分高尚な趣味だ。人間としての尊厳を奪うのが目的ですかい?」

「生まれる種族を間違えたことには同情します。まだ虫として生まれてきたなら、文化的に重宝したでしょうに」

「……クッ、クハハハッ! ハハハハハハッ!」


 断る理由はどこにもなく、男は喜んで仙堂に仕えることを承諾した。

 男は『影』と名付けられた。今まで与えられたどの名よりも自分に合っていると男は感じた。

 男の生き方、在り方、そして望みさえも、たった一文字のその名に全てが凝縮されている気がした。

 それから十年以上、男は仙堂を主と呼んで仕えてきた。

 白い部屋の中央で、男は思う。果たして、あの出会いは偶然だったのだろうか。

 十年以上経った今ならわかる。仙堂――主は、全てを見越してあのタイミングで俺に声をかけてきたのだ。俺が自分の生き方に疑問を持ち、望みがこのままでは叶えられないと悟ったあのタイミングに。もし少しでも声をかける時期がズレていれば、俺は主を殺してしまっていただろう、と。

 殺さずに済んで本当によかったと、男は思う。

 仙堂に仕えてから彼の望みは確かに叶えられた。仙堂の護衛役を男が自ら買って出ているのもその報酬のおかげだ。そうでなければ、殺ししか能のない男が護衛などするはずもない。

 仙堂以上に男を理解し、男の望みを叶えてくれる者は居ない。だからこそ、男にとって仙堂の命令は絶対だった。この白い部屋からの外出の禁止もその命令の一つ。日高ナツに対する必要以上の暴行。それが仙堂の機嫌を損ねてしまったのだ。

 しかし、悲観することはない。直接手を下さずとも男の望みは満たされるのだから。

 白い部屋の中央に存在する白い机。その上に浮かぶホログラムキーボードを叩きながら、男は破顔する。暗殺を生業としていた頃に身に付けた技術がこんなところで役に立つとは、男にも意外なことだった。

 グラス型のディスプレイに映るのは驚愕の表情を浮かべる一組の男女。その表情を男は一瞬でも逃すことのないように刮目していた。

 ――まだだ。まだ足りない。こんなもんじゃないだろう?

 男の指がキーボードを走り、ディスプレイの端に小さな赤い光が点滅した。用意していたプログラムが作動した合図だった。


「さぁ、俺にもっと光をくれ」


 光にまみれたこの部屋の中で、『影』は自らの存在を強く感じていた。

 男の名は『影』。光によって生まれる異物。光が強ければ強い程、男の心は喜びは満ちていく。

 男が求めるものはその先にあるもの。光が生み出す残留物。希望の影にあるもの。

 ――他者の絶望。それこそが、男が望んだものだった。




 ◆ ◆ ◆




『それでは宣言しよう。――二回戦の始まりだ』


 天からの声が次なる戦いの開始を告げる。爆発の影響か、その声には少しノイズが混じっていた。

 爆破されたオペレータールームからはまだ炎が噴き出している。消化装置を作動させることすら忘れて、サヤは目の前の光景への疑問に心を奪われていた。

 なぜ爆発が起こったのか?

 何が爆発したのか?

 なぜこの場に居合わせていない奴に、こんなことが為し得るのか?

 いくつもの疑問が脳裏を過ぎる。そのどれにも納得し得る回答が思い浮かばない。それよりも今は早く逃げなければ。しかし、どこへ逃げろと言うのか?

 混乱と焦燥が思考に乱れをかける。頭の中が空白になる。普段冷静な分だけ、想定外の物事には対処がわからなくなる。そう言った事態の対応に優れているのは、むしろ兄の方だ。

 瞬間、サヤの脳裏にナツの笑顔が浮かんだ。

 幼い頃、いつも笑顔でサヤの小さな手を握ってくれた。進む道がわからなくなったサヤを導いてくれたのは、いつもその手だった。

 ――お兄ちゃん、お兄ちゃん、……おにいちゃん……っ!

 急に手を引かれ、サヤは飛びかけた意識を取り戻す。その手に繋がれていたのは、力強い兄の手ではなく、妙に白く弱々しい細い手だった。


「何をしてるんだ! 逃げるぞ!」


 兄の笑顔があったその場所に、色濃く焦りを浮かべた男の顔が浮かび上がる。それが頼りない相棒の顔だとサヤがようやく認識する頃には、二人は廊下の端まで走りきっていた。


「はぁっ、はぁ……! ば、爆発だってぇ!? なんだよそれ! おい、やっぱりあの男はこの施設に侵入してきてるんじゃないのか!?」


 柳の大きな瞳がサヤを見据える。荒れた息のまま、サヤはその問いに首を振った。


「それは……ない、と思います」

「じゃあどうやって爆弾なんか設置できるって言うんだ!? 奴本人じゃなくて別の誰かが侵入してる可能性だってあるだろう!」

「それもないと思います」

「なぜだ!?」

「確信も根拠も何もありませんが、……勘ってヤツですね」


 サヤの答えを聞いて、焦りに歪んだ柳の表情がさらに歪んでいく。それとは逆に、サヤの思考は大分クリアになっていた。柳の表情が可笑しかったのも要因の一つだが、もう一つは兄の言葉を思い出したからだった。

 ――お前はもうちょっと勘に頼ってみてもいいと思うんだよなぁ。

 直情的な兄らしい忠告。その勘が告げているのだ。あの黒尽くめの男はこの場には居ない。奴はどこか遠くから、私たちの焦る姿を見て嘲笑っているのだと。

 だとすると、やはり問題は振り出しに戻ってしまう。一体、どうやって奴は爆発を起こしたというのか?

 オペレータールームへ視線を向ける。未だその入り口からは炎が噴出したまま。その炎の中に、サヤは見慣れたものを見つけた。


「……なんて、こと……ッ!」


 そこに浮かんでいたのは数機の俯瞰の眼。管制塔内部で働く者にとっては使い慣れた仕事道具であり、サヤにとってはかつての家族、フカちゃんを連想させる、愛着のある仲間だった。

 俯瞰の眼がゆっくりとこちらへ向かってくる。その眼に浮かぶ色は赤。警告の印であり、自爆プログラムの待機の合図だ。

 過去旅行で何らかのトラブルが起こった場合など、帰還が果たせない俯瞰の眼に起動させられるプログラム。自らの機体と情報を抹消する為のその爆発規模は、本来は微々たるものであるはずだった。

 今も朦々と燃え立つ火柱。これ程の爆発を起こすのに、一体何機もの俯瞰の眼が起爆したというのか。

 サヤの表情に歪みが生じる。対照的に、天からの声は愉快そうに弾んだ様子だった。


『さぁて、ルールを説明しよう。目の前によぉく見覚えがある物体があるのには気付いたかい?』


 その言葉に柳もようやく俯瞰の目の存在に気付いたようだった。

 隣で騒ぐ柳を無視し、サヤは瞳を閉じる。

 パニックに陥っている場合じゃない。これから起こることはわかった。奴が何をしようとしているかも大体わかった。考えるべきことは、一つだけ。

 天からの声が二人に告げる。


『彼らが鬼で、君らは獲物だ。捕まったらゲームオーバー。もちろんコンティニューはない』

「クソ……! ゲームのつもりか! ふざけやがって!」

『おふざけは人間の特権だよ。そのおかげでお前たちはまだ生きている。俺がその気なら、お前たちを最初の爆発で殺すことも出来たんだ。感謝してほしいくらいだねぇ』

「クッ……!」


 敵意をむき出しにする柳。その隣で瞳を閉じたまま佇むサヤ。

 二人のその姿が愉快であったのか、天からの声には時折笑みが混じる。


『さぁ、残りのルールの説明だ。一つ、十分毎に鬼は補充されていく。二つ、鬼の標的はお前たち二人と、残る二つのオペレータールーム。三つ、標的の全てが爆破された時点でゲームオーバー。以上だが、何か質問は?』

「……こちらの勝利条件は?」

『おっと、そうだったそうだった。そっちが勝つことも一応有り得るんだよな。失敬失敬』

「い、いちいち人の神経を逆撫でさせる奴だ……!」

『そっちの勝利条件は二つ。鬼を全て撃破する。もしくは、オペレータールームを守りきり無事にあの娘をこちらの時代に帰還させること。俺としては、鬼の全撃破を目指してほしいもんだがね』


 ふわふわと浮かぶ、数十機の俯瞰の眼。赤く染まった大小様々な瞳の群れが、同時にカシャリと音を立てて一瞬だけ閉じた。

 俯瞰の眼の機能、対象捕捉『ロックオン』の合図だ。


『準備はいいか? それともトイレに行きたいか? 行ってもいいぞ。出口にゃお迎えがわんさかいるだろうがな』

「このっ……!!」


 影の軽口に柳が反応したその瞬間、サヤは柳の首元を掴んで駆け出した。

 バランスを崩した柳が体勢を立て直す頃には、もうすでにそれは始まっていた。


「き、……きたぁッ!」


 空中を滑らかに移動する俯瞰の眼に柳は動揺を隠さない。

 大きさも移動速度も様々な『鬼』たちだが、皆一様にこちらから目を離すことはない。ロックオンが解除されるまで、彼らの追跡はどこまで逃げようと止まることはない。例え、この施設から逃げ出したとしても。

 スピードを緩めることなく、二人は突き当たりの廊下を左へ曲がる。その先に見えるは管制塔二つ目の棟へと続く長い直線の廊下。壁を使った死角などあの『鬼』たちには何の役にも立たないことをサヤは存分に知っていた。

 唯一の救いは、二人を追う俯瞰の眼たちが瞬間移動を使えないこと。空間の座標指定を自立演算し、空間に影響を与えることのない最小限のゲートを使った超小規模な時空間移動。自爆モードを起動させ自立思考を放棄した彼らでは演算自体が不可能だ。ただ愚鈍に、しかし着実に、補足した対象を追いかけるのみ。


「迎え撃ちます! 援護を!」


 直線の廊下の中央、サヤは急に立ち止まり隣を走る柳に叫ぶ。

 急な要求に少しつんのめりながらも、柳は急いで今まで走ってきた道へ銃口を向ける。弾丸がまだ入っていないことに気づき装填している間に、『鬼』たちは姿を現した。

 この場から見えるだけでも数十機。一機だけの自爆ならば火傷をするだけで済むだろう。だがまとめて自爆されればその比ではない。

 先ほどの爆発の規模を思い出すと、銃口は自然と震えた。


「な、なぁ? お前、もちろん何かいい案があるんだろうな?」

「……室長には何か考えが?」

「は、はは……。情けないが、全然だ。逃げて、引き離して、ちょっとずつ爆発させて数を減らすぐらいだな」

「奇遇ですね。私の案とまったく一緒です」

「……一気に殲滅できるような考えがあるんだと思ってたが」

「私を何だと思ってるんですか? 一介のオペレーターですよ」

「その前に、あの日高ナツの妹だ。あいつはよく想像もつかないことをしでかすからな」

「……」

「こんな状況だと心底思う……! あいつのあの破天荒な想像力と行動力が少しでも僕にあれば、僕はもっとうまくやれたはずなのに……!」

「……奇遇ですね。まったく、同感です」


 サヤの指がキーボードを滑る。グラスに三つのウィンドウが浮かんだ。俯瞰の眼たちの現在の配置や自分たちの位置をマップに点在させたもの。別のウィンドウには、空気調整のハッキングの完了の文字が浮かんでいた。


「私に兄の十分の一でも愛嬌があれば、ちょっとは女の子として扱ってもらえたのかも」

「はぁ? 今なんて――」

「室長、撃ってください!」

「!!」


 先頭を走る俯瞰の眼が、すでに二人まで数メートルの距離にまで迫っていた。

 数ある俯瞰の眼の中でもスピードに特化した機体。他の機体とかなりの差をつけて、一機だけが猛スピードで直線を詰めてきていた。


「うわぁぁ! 当たれーー!」


 叫びと共に、柳の銃口が火を噴いた。

 弾丸は銃口の向きに逆らうことなくまっすぐに空気を切り裂いていく。

 しかし、その弾道に俯瞰の眼はなく、弾丸と機体は触れることもなくすれ違った。

 ――外れた! 外れたぁぁぁ!

 柳がそう理解する前に、弾丸ははるか遠くの廊下天井に着弾し、――爆発した。


「伏せて!」

「うわぁぁぁッ!!」


 爆発はまだ遠くにいた他の俯瞰の眼を巻き込み、さらに大きな爆風が廊下中を駆け巡る。

 窓ガラスは割れ、壁にはヒビが走り、熱気がすぐ後から空気を洗っていく。

 先陣を切った俯瞰の眼もその爆風に巻き込まれ、廊下に伏せた二人の上を通り過ぎ、突き当たりの壁にぶつかり小さな爆発を起こしていた。

 後に残ったのは、長い髪が少し焼け焦げたサヤと何が起きたのかまったく理解できない柳の二人。

 二人を追ってきていた俯瞰の眼は全ていなくなっていた。


「……な、なんだ? 僕は何をした? 何が起こった? 僕は、生きているのか?」

「一つずつお答えします。あなたは銃を撃った。それが高濃度の酸素に引火して爆発が起こった。生きているのかどうかは、哲学的な答えをお望みならそうしますが」

「高濃度の、酸素? そんなのいつの間に……」

「少しずつ数を減らす、の話をしてたあたりからですが」

「……」


 この女は、間違いなく日高ナツの妹だ。

 まだ熱気をまとう空気の中、少し焦げ跡のついた目の前の女性の頬を見つめながら、柳は実感した。


「……僕の言う『一気に殲滅』が、この女には『ちょっとずつ数を減らす』と同じ意味なのか……」

「何か言いましたか?」

「……フン、何も」


 差し出された手を払いながら、柳は自分の力で立ち上がった。

 負けたくない。兄の方にも、妹の方にも。そして、仙堂にも。

 その思いが柳を突き動かす。良く言えば負けず嫌い、悪く言えば他人への妬み。それこそが柳の行動の原動力。例え父親から見放されても、父のように慕っていた仙堂から裏切られても、自分よりも有能な部下に援護代わりに使われても。


「今に見てろ……! 僕は、必ずお前らに勝ってやる……!」


 そのつぶやきは背後のサヤには届かず。しかし、全てを見ていたその男には届いた。

 どれだけ自分が役立たずでも、無能でも、それを自覚していてなお折れないその精神に、影は舌を出しながら醜悪に微笑む。


「このおぼっちゃんは、実にいい絶望をくれそうだな」


 舌なめずりと共に影はキーボードをタンッと小気味良く叩いた。

 鬼ごっこ開始からちょうど十分。『鬼』の補充の時間だった。


「まだまだゲームはこれからだ。クククッ……、もっと楽しませてくれよ。鬼はまだまだたくさんいるからねぇ!」


 その瞬間、管制塔二つ目の棟のとある一室の中でいくつもの光が灯りだす。

 真っ暗な倉庫のような部屋の中で灯りだしたそれは、数百もの赤い眼だった。

 

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